スバル・インプレッサGDB、エンジンオーバーホール編その11(^^;
毎年、四街道では産業まつりを第二土曜、日曜で開催されているのですが(コロナ時期は中止)、毎年・・・寒いし雨が降ったりで、最悪な月日なんですが、最近は、天候が良い日が多いようです!!
ただし、立冬後なので、寒いよね💥💦💦
さて、インプレッサの続きになります!!
まずは、コンロッドジャーナルとクランクジャーナルのクリアランス測定が完了したので、いよいよですが水平対向のシリンダーブロックをドッキングして行きます!!
写真は、クリアランス測定するための組付け写真も含まれていますが、こんな感じで組付けるのをイメージ的にアップしています!!
こちらの写真は、クリアランスのために組付けした時の写真です!!
始めは、規定トルクで締めますが、ジャーナルのボルトは左右に分かれているので、片側を締めたら、もう片側を締め付けます!!
次に・・・
角度締め(90度)をした後、戻してクリアランスをチェック後(前回のブログでお伝え済み)、本格的に組付けて行きます!!
シリンダーブロックを固定するボルトには、ゴムパッキンが付いてるワッシャーがあり、新品と入れ替えます!!
これは、冷却水側にボルトが止まるので、水の侵入を防ぐためにワッシャー側にゴムのシールパッキンが付いております!!
こちらは、オーバーホールガスケットキットに付属しています!!
ゴムのオーリング取付と液体ガスケットをサービスマニュアルに基づき塗布し、もう片方のシリンダーブロックとドッキングして行きます!
コンロッドを組付けたクランクシャフトを入れるのを忘れない様に・・・
ドッキング後に、先の写真通り、トルクレンチで締付後、角度締めし・・・
ベンガラの液体ガスケットが少しあふれているかと思いますが、組付け完了後です!
角度を変えた写真です!!
次に作業が前後しますが・・・
シリンダーブロックを組付ける前に、ピストンリングの隙間点検です!!
純正のスタンダード新品なので、狂ってる事は無いと思いますが・・・
一応、万が一を考え、測定しています!!
当然ですが、トップ、セカンド、オイルリング全てチェックしてます!!
本来なら、ピストンを組付けるのが先行すると思いますが、先に補器類となるオイルポンプから組付け準備です(写真はクランクシール組付け後)!!
オイルシール組付け後に、オイルポンプ本体となる部分を組付けて行きます!
プラスネジで止めるのですが・・・ここって、中々戻らずプラスネジ部が硬く舐めてしまうトラブルが多いので、しっかりと正規トルクで締めて行きます!!
次に、タイミングベルトカバー(再利用部品)を洗浄して、一緒にオートテンショナーが作動するリテーナーカバーも洗浄したんですが・・・
残念なことに、オートテンショナーのプッシュロッドが当たる部分が痩せて摩耗しています!!
少しと言いますか・・・かなり摩耗して痩せてしまっているので、ここは新品と交換する事に致しました!!
まだまだ、一部ですが、出来る作業の一部になりますが、オイルパンとクランクシャフトプーリーを塗装しました!!
当然ですが、錆の除去後の塗装です!!
今宵は、ここまでになりますが・・・
次回から、問題の作業が続きます!!
素直にサクッと組付け出来ないエンジンって、ホンダだけと思ってましたが、スバルもすごいんですね💥💦💦💦
👀✋
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