ホンダ・インテグラDC系、エンジンオーバーホール、車検整備編、その11(^^;
未だに猛暑は続いていますが・・・少し風が変わり始めて来たので、事実上は秋に向かってるかなと思うけど・・・まだまだ尋常では無い猛暑が続いております!!
店主も、ようやく1年以上お預かりのホンダ・インテグラのエンジンを洗浄し始めたんですが、水性の洗浄剤を使う為に70度のお湯を使う為に、汗だくだくで、水分補給しても足りないくらいの汗が出てしまい、夕方には・・・動いてるだけで付かれるほどのダメージを受けてしまいました!!
ただ、自分の仕事能力不足で1年以上も掛かった事にお客様には、ご迷惑をお掛けいたしております!!
さて、本題へと進みます!!
まずは、2番と3番ピストンを交換するのですが、組付けるための専用治具が無いので、作成するために、どのアイテムを加工して作るか思案をしてる写真になります!!
交換するピストンを抜き取る作業は、どうでも良いので傷が付こうが壊れようが、コンロッドのみが問題なければ良いのですが、新品のピストンをコンロッドに組付けるとなると傷を付ける事は出来ないので、あらかじめ専用治具作成のデータを取って置きます!!
次に・・・
洗浄する前に、細かくパーツなどを分解し・・・
洗浄する準備をしていき・・・
こちらも、インテークマニホールドですが、あらかじめガスケットを除去しています!!
ちなみに、いつもはガスケット剥がし様のスクレッパーを使っていたんですが、YouTubeの動画を見てると、大工道具であるノミを使ってガスケット剥がしをしているのが多く、しかも綺麗に剥がせるので今回、初めて使ってみました!!
ただ、トルクが掛らない部分(オイルパンなど)は綺麗に剥がせてるのですが、インテークマニホールドやエキゾーストマニホールドに関しては、奇麗に剥がせますが・・・オイルストーンなどで面取りしないとダメなようです!!
大工道具のノミは、すごくすぐれていますが、やはり完ぺきではありませんので、用途に応じて対応が必要かなと思います!!
前回、シリンダーヘッドは洗浄済みなので、他のパーツを洗っていきます
風呂おけみたいな物が置いてますが、こちらにお湯と洗剤を入れ(大きな桶)小さい桶は、洗剤をすすぐための桶になります!!
今回、洗浄中の写真を撮っていなくて、洗浄後の写真になります!!
次に、シリンダーヘッドパーツ類は、水溶性洗剤を使わずに・・・
みんなが使う定番の灯油で洗いました!!
水溶性の洗剤は、お湯を使って洗う事で綺麗に落ちるのですが、鉄系はすぐに錆びてしまうので、細かい鉄系パーツを洗うのに神経を使います!!
ただし、スラッジが尋常ないほどひどい場合は、錆の心配より汚れを落とす事に専念するので、状況を見ながら洗い油を変えています!!
シリンダーブロック自体、奇麗に洗浄は出来ていませんが・・・
ホンダのシリンダーブロックは強度アップするためなのか???
スリム系では無く、補強が大きくて、イビツナ形をしていて、汚れを落としきれませんでした!!
弊社にもサンドブラストがあれば最高なんですが、さすがに無いし・・・逆にアルミなのに塗装もしたくないので、今回はこのままm組付けて行きます!!
最後は、シリンダー上面のピストンとピストンリングの隙間に出来るカーボン除去後の写真です!!
ここは、一番大事なところで、ピストンリングを交換した際は除去となるべく段差を無くすことが必須です!!
過去に、何もせずにピストンリングを新品に交換したらトップリングが割れたトラブルがあったそうです!!
かなり、昔の話なんで今時のエンジンは問題は無いと思いますが・・・と言いますか、オーバーホールする事無いか・・・!!
今宵は、ここまでになりますが、次回は、組付けになるかな・・・???
👀✋
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