ホンダ・インテグラDC系、エンジンオーバーホール、車検整備編、その13(^^;
お盆も過ぎてもまだ残暑が厳しい千葉です!!
さて、またまた冒頭からすみませんが明日19日は急遽、店主都合による臨時休業とさせていただきます。
特に体に不調が起きての休みではありませんので、ご心配無用です!!
昨年からエンジンオーバーホールも含めお預かりし、元々のエンジンを分解するもエンジン自体の損傷がひどく、スペアーエンジンの調達にも時間が掛かるなど、色々な要素が加わり、1年以上を要する作業になってしまいましたが・・・
ようやく、作業を進める段階となりその13へと進めて行きます!!
前回の作業は、腰下の組付け作業からスタートとなり、ここからはピストンとコンロッドをシリンダーブロックへと組付けて行きます!
専用の治具を作り、プレス機にてピストンとコンロッドを組付け後の写真になります!
プレス機での作業写真が無くてすみません💦💦
なお、2番と3番のみ交換になります!!
前回、新しいシビックのエンジンオーバーホールした際には、ピストンを全て交換したんですが、その時のエンジンは、全てフルフロータイプに変わっていたんですが、この時代のタイプRはコンロッド圧入タイプ??
ちょっとケチったのかな???
これでもパワーは出せるけど・・・???
次に、並行してオイルパン、ステー類を塗装し・・・
エキゾーストの遮熱板も塗装して・・・
乾燥してる間にピストンリングを組付け・・・
コンロッドメタルも組付けた後にシリンダーへと組付けて行きます!
途中作業が無くてすみませんが、1番と4番ピストン組付け後になります!!
前回でも書いたのですが・・・ここからがサービスマニュアルの違いでビックリしたんです!!
2番、3番を組付けてコンロッドのキャップはこの状態でも組付ける事は可能です・・・
ただし、通常の締付トルクでは無いので、この状態では特殊な締付作業が出来ない為にクランクシャフトのキャップを外します!
取外し後ですが、1番と5番のクランクキャップは当然ですがトルク0にしています(外れ防止でそのままにしています)!!
さて、ここから規定トルクでコンロッドキャップを規定トルクで締め付けてから・・・今度は専用ツールを使ってボルトの伸び率でトルク管理をするのですが・・・当然専用工具(市販工具)も無いので、マイクロメータを駆使して正規の状態へとトルク管理します!
面倒なんで、床にチョークでコンロッドの締付管理をしています!!
要は、コンロッドボルトの伸び率で規定のトルクにするみたいなんですが・・・
角度調整式にして欲しいと店主は思いましたよ!!
現に、マーキングした上で締付て行くと大体ですが45度の角度で伸び率が一定になったので、もしB18エンジンを組む方は参考にしていただければと思います!
ノウハウを商いにしていないのですが、この程度ならプライベータさんも参考になるかな・・・✌✌
今宵は、ここまでになりますが、次回は他の作業もありますので、少しお休みになります!!
でも、作業は続いていますので後ほどアップさせていただきます👀✋
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