車、整備

2024年10月 4日 (金)

スバル・インプレッサGDB、エンジンオーバーホール編その5(^^;

今月は、暑さもありますが雨もあって、複雑な季節???なのかな!!

明日も、涼しくなるとの事ですので、着実に晩秋へと近づいてるかなと思います!!

さて、ご迷惑をお掛けしてるスバル・インプレッサ、エンジンオーバーホールです!!

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シリンダーブロックを分離して行くと、クランクシャフトを分離するためにシリンダーヘッドを分離するのですが(水平対向)・・・

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写真矢印の傷が、気になります!!

また、コンロッド側は・・・

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分解後!!

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一番酷いコンロッドメタル不具合です!!

ヤバいかなとも思ったんですが・・・

測定したところ・・・すべて限度値内で収まっていました💦💦

ここまで、摩耗や傷があるのに限度内は・・・少しビックリです!!

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この後、シリンダーボアの測定も含め、測定して行きますが・・・

スバルエンジンは、全ての測定値が1000分の1ミリ単位💦💦💥

測定にシビアなダイヤルゲージを使うはめになり・・・測定には時間がものすごく掛ってしまいました!!

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1000分の1ミリゲージだけに・・・有名なメーカーを使うも・・・測定には苦労しました!!

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写真が明かる過ぎて、ゲージが見えていませんが・・・4気筒全部を測定!!

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次に、シリンダーブロック、シリンダヘッド(写真ありません)の歪測定もしてOK!!

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次に、クランクシャフトの曲がり測定になりますが・・・

こちらも、0.01mmと限度内となりました(両バンク側で測定しています)!!

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さて、ここからは、面倒なクランクシャフトジャーナルの摩耗測定と、コンロッドジャーナル測定をして・・・

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肝心な、ピストンのボア測定になります!!

全ての測定が終了し、全ての判定をします・・・

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見づらいのですが、すべての測定をメモした測定値になります!!

上記写真に写ってるデータとサービスマニュアルの限度値を比べたところ・・・

今回は、標準的なオーバーホールで作業が進むことになりました!!

後は、センサー類、バキュームホース、ウォーターホース、ブローバイホースなど、エンジンに関する補器類になる部品交換と、クラッチ系とミッションの一部オイル漏れ交換、前のブログでも説明しましたが、サブフレーム交換も含め、作業を進めて行きます!!

簡単に進めていますが、部品代だけでも結構な金額にはなりそうです👀✋💦💦

 

 

2024年10月 3日 (木)

スバル・インプレッサGDB、エンジンオーバーホール編その4(^^;

昨日は、暑かったですね!!

まだまだ、残暑?が酷いですが、朝夕の気温は低くはなってるので、仕事しやすくはなってきました!!

さて、今年の6月にお預かりしているインプレッサですが、他の作業が押していなければと機械加工が不要なら、多分ですが・・・

すでに、完成していたと思いますが・・・今に至っています💦💦💦

まず、前回のブログでお伝えしたエキゾーストマニホールドの遮熱板の錆と穴だらけの状態ですが・・・

遮熱板のみ部品が出ず、しかも・・・エキゾーストマニホールドはすでに生産廃止!!!

なので、社外のステンレスマニホールドを購入するか?

純正の遮熱板を取外し、純正のエキゾーストマニホールド自体に、バンテージを巻いて対応するかの2択になりました!!

元々、純正のエキゾーストマニホールド自体は、ステンレス系(鉄が少し入ってる)なので、社外購入すると結構の負担になるので、バンテージを巻く事で対応する事になりました(お客様のご要望)!!

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次の作業へと進みますが・・・

スバル車両だけではございませんが、ホースと言うホースのほとんどがプラスチックみたいな硬さに劣化しており、一部はホースが割れてしまっています(写真上)!!

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次に、こちらもあるあるですが、オイルクーラーからのオイル漏れになります!!

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角度を変えての写真ですが・・・

店主は、写真の水冷式タイプしか見た事はありませんが、空冷タイプもあるみたいです!!

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ここからが問題になってきますが・・・

タイミングベルト自体は、外すのは楽勝ですが・・・

問題は、カムプーリー!!

このボルトが戻らなくて困るのですよ・・・!!!!!

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苦労して外したので、写真を撮り忘れてしまいましたが、無事に外せましたが、プラスチック製のプーリーは、無条件で交換と取付ボルトもヘキサゴンボルトですが、力が加わって舐め気味になってるので交換します!!

プーリーは、割れたりしていませんが、特殊ツールで固定する際に、傷も入ってしまうのと耐久性が無くなってしまうのが心配なので、交換する事にします!!

エンジンオーバーホール直後にプーリーが割れてエンジンがパー!!・・・なんて考えられませんしね!!

ちなみに参考になりますが、同じEJ20エンジンでもレガシィ系は、トルクが低いので、プラスチック(樹脂系)のプーリーでも再利用可能なんですが、インプレッサなどのSTi系は最後に角度締めなので、外すのにめっちゃ苦労しますし、締め付ける際も一苦労なので、ご理解いただけますと幸いでございます!

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ここから、左右のシリンダーヘッドを外していきます!!

まずは、最近のエンジンと言ったら、語弊になりますが・・・

ほぼ、カムシャフトを外さないとヘッドボルトを緩める事は出来ません!!

なので、カムシャフトを外してからシリンダーヘッドボルトを外して・・・

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説明し忘れましたが、上記写真とヘッドの写真は右バンク側になります!!

水平対向なのでV型エンジンと同じで写真右側が1番シリンダーで、左側は3番シリンダーになります!!

燃焼室もスラッジが少なく、良い燃焼だと思います!!

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左右のシリンダーヘッドを外したので、オイルパンとバッフルプレート、オイルストレーナを取外し・・・

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こちらは、左バンクのピストン側になります!!

写真右が2番シリンダーで、左側は4番シリンダーになります!!

スバルのエンジンは、4番シリンダーが弱いと聞いたことがございますが・・・

4番ピストンには、スラッジが多いのは、やはり・・・そう言う事が在るのかな???

とは、思いましたが・・・後に測定した結果、特に測定限度内(スタンダード測定内)でした!!

今宵は、ここまでになりますが、次回は測定に移ります!!

過去に、1000分の1ミリ単位のダイヤルゲージは買っていたので、すごく役に経ったんですが・・・

スバルエンジンは、大変👀✋

 

2024年10月 1日 (火)

スバル・インプレッサGDB、エンジンオーバーホール編その3(^^;

涼しい日々が続いていたんですが・・・

台風の影響で、明日から10月とは思えない猛暑になるみたいです💦💦💦

さて、押しに押しまくっていたエンジンオーバーホールのスバル・インプレッサ!!

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エンジンとミッションを降ろしたら・・・

サブフレームの矢印部分が、錆で酷い状態に・・・!!

大体なんですが・・・

スバル車両をお乗りのオーナー様、全体に、雪国などに行く方が多く・・・

当然ではございますが、塩害で錆が多い事は、ご理解をいただけてるかなと思います!!

ただ、多くのお客様ご自身でも、塩害の被害を抑えるために、下回り洗車をしているのですが・・・

場所によっては難しいのは事実です!!

当然では、ございますが、まさかの錆トラブル!!

こちらのサブフレームに付いては、お客様からご了承いただき、交換する事になりました!!

次に・・・

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エンジンとミッションを降ろした状態になります!

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エンジンとミッションを降ろした車台(ボディー)は仮組付けして、エンジンが載るまで放置となります!!

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さて、ここからはエンジンスタンドに載せるために邪魔なクラッチ系とフライホイールを外します!!

その後・・・

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エンジンスタンドに組付け!!

ここからは、エンジン本体を分解していきます!!

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角度を変えて!!

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さて、問題なのがエキゾーストの遮熱板になります!!

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見るも無残に腐食でボロボロ!!

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また、エキゾーストマニのボルトが脱落していた側の右バンクになりますが・・・

1本ボルトとが無い事で、排気漏れしていたようです!!

こちらも含め、交換して行きます!!

今宵は、ここまでになりますが・・・

次回は、測定編となります👀✋

 

2024年9月30日 (月)

スズキ・ワゴンR・MH系、車検整備ですがオイル漏れとウォーターポンプ交換編、その2完成(^^;

皆様、涼しいのは明日までらしく、それ以降は30度越えの暑さに戻るみたいです💦💦

せっかく、涼しくなったのに暑さが戻るのは・・・いやですね!!

さて、ワゴンRの続きになります!!

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ウォーターポンプ交換になってしまったので、ターボチャージャーを外すためにフロントパイプを外す事になるのですが・・・

案の定!

ボルトが緩まないので、ガスバーナーで温めて外していきます!!

運よく、フロントパイプのボルト2本は無事に外す事が出来ました💦💦💦

ただ・・・

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ターボチャージャー取付ボルトは、ガスバーナーで温めるも1本のみ戻ったんですが・・・

他の2本は、折れてしまいました!!

ここからは、折れたターボチャージャーのフランジボルトを取り外す作業になるのですが・・・

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その前に、ターボチャージャーを外したエンジン側写真です!

こちらは、無事にウォーターポンプを取外しています!!

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先に、ウォーターポンプを組付けました!!

次に、折れたボルトを外すのですが・・・

ここからが・・・結構大変👀💥

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1ヶ所(写真手前)は、逆タップを使い・・・容易に折れたボルトを外す事が出来、

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タップで、さらってOK!となったんですが・・・

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1ヶ所のみ、外す事が出来ないのと、ステンレスドリルでは削れなくて・・・

仕方なく、ガスバーナーで一気に溶かして処置しようとしたら・・・

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失敗してしまいまして・・・

ステンレスボルトが溶けるより、ターボチャージャーのフランジボルトが溶けてしまい💦💦💦

大失敗👀💧💧

フランジの修正もして、ステンレス対応ドリルをやめ、コバルトドリルに変更!!

最初から、コバルトドリルにすれば良かったと後悔しながら、無事に修正が完了!!

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後は、元に戻して行きます!!!

本当に、良かった👀✋✋

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最後は、組付け完了になります!

この後は、バンパーも組付け、排気漏れ等も無く、無事に車検も合格し完成です!!

異音のトラブルから、ウォーターポンプと分かり、作業が追加になってしまい、当初の予定からは、ずれ込んでしまいましたが・・・

年数の経った車なので・・・あるある作業かと思いますし、そう言う車をお預かりしてるから、作業がずれ込むのは、店主の責任ですね👀💦💦

今後は、従業員を追加するか?

追加できない場合は、重整備はお断りする方向で進むか???

検討ですかね💧💧💧

 

2024年9月29日 (日)

スズキ・ワゴンR・MH系、車検整備ですがオイル漏れとウォーターポンプ交換編、その1(^^;

涼しくなったのは良いのですが、気温は低いのに湿度が多く・・・

蒸暑いと言う弊害が起きております!!

ましてや、涼しくなると2輪車の騒音が土日に起きてしまい、スズムシが心地よい季節なのに爆音で睡眠不足です👀💢💢💢

さて、車検整備に付いては、アップして無い事にしてますが、作業量が多いので・・・アップ!!

まずは・・・

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継続検査で、追加整備自体、ここまで起きる予定では無かったので・・・

今年は、諦めました👀💦💦

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当初の車検整備予定は、オイルクーラーのオイル漏れ修理、エンジンオイル&オイルエレメント交換、スパークプラグと冷却水交換がメインになりましたが・・・意外にも他に交換整備が追加になりました!!

最初は、オイル漏れの整備になります!!

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スズキ車は、パッキン自体の漏れとオイルクーラー本体の漏れがあります!!

漏れてる時点で、どちらがダメなのか???

判らないので、まずはゴムパッキンを変えるのですが・・・

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新品パッキン組付け後と不良パッキン(写真左)になります!!

ここから、元に戻して行きますが・・・

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オイルクーラー冷却用のウォーターホースが、エンジンオイルにより劣化してしまい・・・

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新しいウォーターホースに交換しました(オイルクーラー本体も組付け済み)!!

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オイルクーラー側に関しては、オイルエレメントも組付けて完成となったんですが・・・

次のアクシデントが起きました!!

最初は、エアコンを入れるとベルト鳴きのような異音が出ていたので、ベルトが緩んでると思ったんですが・・・

張りの調整は適正だったので、走行キロも6万キロ近いので劣化?と判断してベルト交換する事にしたのですが・・・

ウォーターポンプのプーリーをチェックしたら・・・キューキュー音が発生!!

ベルト鳴きの主原因は、ウォーターポンプと判断し、お客様にもお伝えして交換するのですが・・・

ターボチャージャーを外さないと交換できない事に・・・!!!

その前に、他の不具合修理を・・・!!

 

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オイルレベルゲージのパッキンが固着していて、オーリングパッキンですが・・・交換!!

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次に、ターボチャージャーを外してウォーターポンプ交換するので、スパークプラグ交換します!

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交換後になります!!

今宵は、ここまでになりますが・・・

次回は、ウォーターポンプ交換の最終編になります!!

続く👀✋

 

2024年9月28日 (土)

トヨタ・エスティマACR55系、CVTフルード交換と、異音原因の電動ステアリング修理編その3完成です(^^;

秋の彼岸から、ようやく猛暑日が無くなり・・・

涼しくなりましたが、台風シーズンもあり、一概に涼しいとは言えない状況ですが、仕事的には少し楽になってる店主です!!

ただ、まだまだ遅れていますので、ご迷惑は未だに変わらないので、お預かりのお客様には申し訳ございません!!

さて、エスティマの続きになります!!

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電動パワーステアリングモータのギヤー部分とステアリングポスト側のギヤーとの遊びが大きくなった為に、不快な異音が出てしまってるようです!!

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パワステモーターを取り外したステアリングポストですが・・・

見えてる歯車っぽい部分が主原因になります!!

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写真は上は、外した歯車っぽい部品で、写真下は新品の歯車的な部品です!

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こんなんで、異音原因になるの???

って思ったんですが・・・

外した部品と新品を比べると微妙なんですが外した部品は摩耗してる事が解り、交換作業を進めます!!

写真は、すでに新品を組付けて、規定トルクで締め付けますが、センター出しをしないと規定の負荷(プレロード)が出ないので・・・

あえて、特殊工具をトヨタから購入してセンターを出して規定トルクでパワステモーターを取付けました!!

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ここからは、元に戻して行くだけですので、写真のみにて失礼いたします!!

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写真は、ハンドルロック機構のボルトを締めて行きます!!

ここは、盗難防止も含めた機構なので・・・

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規定トルク以上の力が加わると締付用のナット部分が折れ・・・

普通にボルトは取外し出来ない様になります!!

こんな対策しても、盗難が多いんですけどね・・・💥💥💥

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最後の方は、エアーバックの必要部品とディマスイッチ類を組付け、ハンドルなどを取付て完成となり・・・

この後、テスト走行し、異音が解消する事を確認して完成となりました!!

店主的に驚いたのは、あんなギヤーっぽい部品で異音が直るとはビックリ!!

ちょっと驚きました👀💦💦

いずれにしても、直って良かった✌✌

ただ、CVTフルードは交換したんですが・・・

ショックが出ない事を祈ります👀✋

 

2024年9月27日 (金)

トヨタ・エスティマACR55系、CVTフルード交換と、異音原因の電動ステアリング修理編その2(^^;

冒頭からまたまたすみません!

大雨で被害に遭われてる方々に、お悔やみとお見舞い申し上げます!!

さて、大変失礼とは思いますが、ようやく雨が降る事で涼しい千葉になりましたが・・・

まだまだ、蒸し暑さは続いております!!

雨が多すぎても、日照りが続くのも自然災害になります!!

熱すぎて今年は大変でしたよ💦💦💦

さて、本題へと・・・

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まずは、ステアリングポスト自体を取外して行きます!!

異音原因は、パワーステアリングモーターとステアリングポストのギヤー部分のショックダンパーみたいな部品が、痩せてしまっての異音トラブルの様です!!

このトラブルに関しては、ネットで検索可能な様なので、エスティマ以外のトヨタ車でも、室内からカタカタ音が酷い場合は、可能性ががあるかもです!!

ただし、ステアリングポスト内にモーターが付いてる車両が限定になるかと思います!!

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ちなみに、異音にはあまり関係は無いのですが・・・

お客様のご要望で、写真のシャフト(インターミディエットシャフト)も同時交換します!!

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次に、ステアリングポストを外すために、パワーステアリング・コントロールコンピュータを取り外します!!

このコンピュータが邪魔でステアリングポストを固定してるボルトが外せないからになります!!

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もうすぐ、取外し出来るまで進んでいます!!

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インターミディエット・シャフトも取付位置を十分にマーキング等をして取外し出来るようにしていきます!!

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印を付けるのは簡単ですが・・・

このシャフトは新品に交換するので、組付ける側に印を付けて作業するので、慎重に作業しています!!

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ステアリングポストを取り外した車内です!

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こちらが、外したパワステモーターが付いた状態のステアリングポストとインターミディエット・シャフトになります!!

ちなみに、写真上のシャフトは新品です!!

今宵は、ここまでになりますが・・・

次回は、核心部分のギヤーブッシュ交換と元に戻して行く作業になります!!

👀✋

 

2024年9月26日 (木)

トヨタ・エスティマACR55系、CVTフルード交換と、異音原因の電動ステアリング修理編その1(^^;

店主は、22日から25日まで、お休みをいただいたんですが・・・

さすがにお彼岸ともなると涼しくなるみたいですね!!

店主は、4連休でも仕事に追われていたので初日と最終日は仕事をしていたんですが・・・

追加部品が出てしまい、久しぶりのお休みとなりました!!

まさかの休みに、家族サービスが出来たのは良かったかな💦💦

さて、本題になります!

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前回、足回りのリフレッシュ交換したトヨタ・エスティマ・ACR55系になります!!

詳しくは、前回のブログを見ていただければと思います(あえてリンクを入れていません)!!

前回、作業した時に、ハンドルから異音が出ていたのと、CVTミッションなんですが、発進時に変速ショックが出るとの事でCVTフルード交換して行く事になりました!!

最初に、CVTフルード交換から作業して行きます!

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まずは、普通にCVTミッションからオイルを抜いて、オイルを入れて循環させオイルの抜いてオイルを入れての作業になります!!

そこで、普通のオートマオイル交換なら簡単な作業になりますが・・・

CVTフルード交換に付いては、全くの特殊作業になります!!

なので、すごく面倒が掛る作業です!!

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写真のプラスチック部品は、ドレンプラグを外した後に残ってる液量を測る流量計みたいなものです!!

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ただ、先ほどの部品を外しただけでは、フルードの入れ替えに大変時間が、掛かってしまうのと、どの道、オイルパンを外しストレーナも交換するので、オイルパンをギリ外して残ってるフルードを抜いての作業を繰り返します!!

最後のフルード交換で最後にオイルパンを外し、ストレーナも交換します!!

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外したオイルパンを洗浄後と、外したストレーナと新品ストレーナ!!

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オイルパンとストレーナを外したミッション側です!!

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ここからは、元に戻して行きます!!

新しいストレーナ取付後・・・

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ここからは、サービスマニュアルに従い、トルクレンチで締付て行きます!!

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同じく、トルクレンチで締付ています!

この後は、フルードを補充し、フルード量の測定をして、規格のフルード量に合わせて完了となりました!!

次は、ハンドルからの異音を整備して行きますが・・・

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次回へと・・・続きます👀✋

 

2024年9月21日 (土)

ホンダ・インテグラDB8、シリンダーヘッドG/K交換編その16オーバーホール編、やっと完成しました(^^;

前回、完成したとお伝えした後、お客様にお渡ししたんですが・・・

その日のうちに加速不良とエンジンストールで再入庫となり、不具合原因を調べる為、サービスマニュアルを取り寄せて調べる事に!!

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最初に、お預かりする段階まで話が戻りますが・・・

当初、オーバーホールする事になったきっかけと言いますか???

エンジンの調子が悪く、吹けが悪い(加速が悪い)エンジンが時々止まる不具合だったんですが、その前にオーバーホールのご予約も入っていた事もありまして、不調はエンジン自身にもあると思い、作業して参りました!!

お車が完成して、テスト走行時もオーバーホールした割には、力が無くアイドリングも低くちょっと変だなぁーとは感じていたんですが!

特にエンジンが止まる事も無いし、慣らしの段階もあったので、そのままお渡ししたんですが・・・

結局のところ、肝心な不具合を直せていない状態でお渡ししてしまった店主にも責任はあります!!

なので、再度、不具合を調べる事になりました!!

ただし、合間でも時間に追われている関係で、肝心な調べてる写真など無く、申し訳ございませんm(_ _)m

写真は、おそらくこの部品もしくはコンピュータ本体かなと思いつつ、点検して行きます!!

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先ほどの、センサー(MAP、スロポジ)の異常が無い事を確認して、最終チェックでコンピュータをチェック出来るように取り外します!

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コンピュータ側と各センサー類の電圧の違いをチェックしていたら・・・

突然、エンジンが掛からなくなりました!!

ここからは、通常の火花チェックをしたら火花は飛んでいるので、燃料ポンプのチェック!!

あれれ・・・ポンプ側に電源は来てるのにポンプが作動しません???

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取外す前の燃料タンク!!

ただ、燃料ポンプは2年前に交換したので、まさか???

とは思ったんですが・・・そのまさかでした!!

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パーツに関しては、お客様ご自身で調達していただき交換して行きます!!

ちなみに、純正がまだあったみたいです???

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いきなり写真ですみません!!

すでに取外した状態です!!

また、この機会に燃料フィルターも交換します!!

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写真は、すでに新品と交換した燃料フィルターになります!

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次に、新品の燃料ポンプ交換後になります!!

純正ポンプなのにホースバンドで止めてるのはおかしい???

と思う方も居るとは思いますが・・・

ポンプを固定する部品が1個足りない為に、ホースバンドで止める事にしました!!

元々、2年前に交換したポンプは社外品の為、純正とは形が違っていたので、部品が残っていませんので、このような対応となりました!!

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途中写真がありませんが・・・交換後になります!!

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エンジン始動して最初に驚いたのは、ファーストアイドルが高い事💦💦💦

交換前は、1100回転も無かったのでビックリ!!

次に、テスト走行したのですが・・・

トルクが違っており、オーバーホールしたエンジンだなっと思った事!!

テスト走行時も、アクセルの開度が少なくても加速して行く事!!

なども含め、事の主原因は燃料ポンプだったみたい💦💦💦

燃料ポンプを2年前に交換してたら、まさか壊れるなんて思いませんよね!!!

素性の判らない??・・・かは、解りませんが、社外品には気を付けましょう👀✋

 

2024年9月20日 (金)

スバル・インプレッサGDB、エンジンオーバーホール編その2(^^;

残暑が鬼のように厳しい猛暑!!!

昨年より酷いので、体調管理にはご自愛くださいませ!!

店主も、暑さが酷いので、休み休み仕事してはいますが・・・

追われる作業が多いので、水便補給を多めにして作業しておりますが・・・

飲み過ぎも良くないみたいです!!

皆様、気を付けましょう!!

さて、余談が多いのは・・・いつもの事なんで作業へと!!

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トランスミッション側のシフトジョイント脱着と、固定ロッドと6速ミッションなので、バックギヤーのワイヤーを取り外します!!

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次に、下回りからエンジン上部の作業になりますが・・・

燃料ホースが、劣化でボロボロです!!

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これは、スバル車両あるあるなんですが・・・

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ここに関しては、エンジンオーバーホール後に、ホース交換して行きます!!

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燃料系ホースの全体写真です!

水平対向エンジンのあるあるかと思います!

飛行機なら、空気がまんべんなく流れるし、着陸しない限り風は均等に来るから、問題無いけど、地上ではそうも行かないから、熱は持ちやすく・・・ホース類(ゴムホース系)は、劣化が早いのかな???

と思います!!

何で、スバルさんの研究課題かな・・・💦💦💦

しがない店主が、生意気な発言失礼します❗❗

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順番にお伝えしながら作業内容をアップ予定では、今でも思っていますが・・・

中々思うように行かなくてご迷惑をお掛けいたします!!

写真は、ほぼ補器類を全て取外して・・・いよいよエンジンを車台から離脱します!!

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店主は基本、上からエンジンを降ろすのではなく、基本下側へと降ろすような方向で作業しております!!

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離脱後の写真です!!

Dscn586201_20240920203401

降ろした直後のエンジン&ミッションとメンバーです!

ちなみに、メンバー部品の一部のこの字型メンバーの錆が酷くて・・・

少し気になっています!!

もし、このメンバーステーが部品として購入可能なら、是非にでも交換したい部品です!!

購入したいのは、あまりにも錆が酷い為ですが・・・

足回り部品も、結構錆が酷いので、出来ればですが・・・交換したいですね!!

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角度を変えて・・・

Dscn586701_20240920204001

こちらも角度を変えての写真ですが、ここからミッションを離脱するんですが・・・

またしても問題が・・・

Dscn586801

わざとではありません!!

エキゾースト側のボルト外れは、その1でお伝えしましたが・・・

まさかのタービン側のナットの緩み???

店主も、スバルのお車は、締付が硬すぎて、戻すのも大変で、かじりなどが多く、スタッドボルトも含め、修正に大変苦労してるのですが・・・

まさかの締付不良???

ただ、純正通りの締付トルクなのに、それ以上の激しい走行(サーキットまたはダートもしくはラリー走行)をしてるので在れば、全く別問題ではございます!!

Dscn587101

激しい走行なら、何も問題無いレベルですが、そうでは無いとすると・・・ちょっと問題かな!!

最後は、ミッションを無事に取外した状態になります!!

基本、6速ミッションは、エンジン本体から外れるのは、かなり苦労するので、今回の車両も当然ですが、外すのに苦労しました!!

エンジンごと外すと作業が楽だと、ディーラーからは聞いていますが・・・

サービスマニュアル上では、ミッション本体のみ取り外すように説明してるのですが・・・???

外すのに苦労するは納得ですね!!!

今宵は、ここまでになりますが・・・続くです👀✋

 

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