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2024年6月

2024年6月30日 (日)

ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合・異音編&車検整備編その6(^^;

蒸暑い日が続くと・・・

蚊が多く出て来ます💦💦

毎回解ってはいるのですが・・・刺されますねぇー💢💢

蚊取り線香も、工場にとっては気休め💦💦

毎年、暑くなるので蚊も増えてる見たいなんで、気お付けないと行けません👀✌

さて、直しているのですが、直すも直すも次々とトラブルが続く作業に、時間が追われてる店主です!!

追わず借りしてるお客様には、大変ご迷惑をお掛けします!!

冒頭から、すみません!!

決して、今作業してるお客様の性では、一切ございません!

店主の技術力の無さが招いた失態でございます!!

経験不足は、歳を取っていようが若かろうが関係はありません!!

ディーゼルエンジンの知識は、ある程度認識していましたが、ガソリン車の整備が多い関係で、おろそかにしていたのが原因です!

相変わらず、余談の多い店主ですが・・・

 

ただ、店主も人間なんで、直しても直らないとさすがに・・・へこみます!

それでも、作業は進めて行かないと納得のいく整備は出来ませんから、お客様と連絡を取りながらの作業は続いてまいります!!

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写真は、インテークマニホールドに付く、EGRコントールの再循環ガスが通るバイパスになります!!

写真では、かなり洗浄してる写真ですが、スラッジが除去しきれない状態を撮りました!!

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次に、ディーゼルエンジンでも洗浄剤は効くんだなと思った写真です!

前回のブログで、洗浄剤に付け始めた写真をアップしましたが・・・

半日もするとこんな状態になるほど真っ黒になってしまいました!!

ただ、スラッジが半端なく多いので、何度も除去しながら浸けておいても取り除くのがかなり厳しく、苦労しました!!

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次に、シリンダーヘッド側のスラッジを除去して行くのですが・・・

こちらは、洗浄剤に浸ける事は無理なので、ワイヤーブラシと掃除機を使いながら地道に除去して行く途中過程になります!!

写真では、フロント側の1番、2番気筒と3番の一部を綺麗に除去した写真になります!!

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めっちゃ、大変な作業でしたが、無事に除去完了!!

まさかとは思ったんですが・・・異音原因も気になっていたので・・・まさかとは思いますがエキゾーストマニホールド側も取外して確認する事にしました!!

一度、ターボチャージャーを交換した後なんですが、不具合原因を完璧に取り除きたいのもそうですが、万が一エキゾースト側の不具合だったら、また作業が続く事もあり、この際ですが・・・諦めて徹底的に確認する事にしました!!

これが、結果的に良かった事になるのですが・・・この時点ではまだ解っていません!!

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ターボチャージャーを交換した際にブログでアップしてるので、いきなりですがエキゾーストマニホールドを外したエンジン側!

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外したエキゾーストマニホールド!!

気になったのは、1番側マニホールドが真っ黒です!!

実は、マニホールドを取り外す際に、1番側のみゆるゆるで簡単ナットが外れたんで・・・不思議には思っていました!!

所が・・・

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フランジ側の歪みを測定しようとストレートエッジで測定したら・・・

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まさかの限度値、0.2mmなんですが0.4mmのシックネスゲージを入れても余裕の歪み???

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お解りと思いますが隙間が多すぎて、向こう側が見えるほどです!!

これでは、異音原因、パワーも含め、不良になる訳です!!

この件も、お客様にお伝えして交換となりました(結構金額高い部品です)!!

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エキゾーストマニホールドが部品注文なったので、インテーク側の取付をしていきます!!

写真は、洗浄後なんですが・・・

インテーク側は、複雑な構造なせいも重なり、しつこく洗浄しましたが、取り切れないスラッジが少し残っていますが、ほぼほぼ除去済みです!!

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また、EGRコントロールバルブ、スロットルボディも含め、奇麗に洗浄しました!!

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ここからは、元に戻して行く作業になりますが・・・

今宵は、ここまでになります!!

次回は、またまたのアクシデント連発となりますが続く・・・👀✋

 

2024年6月29日 (土)

ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合・異音編&車検整備編その5(^^;

冒頭からすみません!

本日、夏(8月)に開催される軽4GP耐久レースの打ち合わせもあり(飲み会💦)、続きは明日更新いたします!!

誠に申し訳ありません!!

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早速ですが、車検場に行かず戻って来ての作業になるので、必要な部分はすでに取外した状態からのスタートとなります!

写真はすでにEGRパイプ取外し後です!!

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次にEGR系とスロットルボディも含め、インテークマニホールドを外していきます!!

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まずは、可変バルブ制御のダイヤフラムを取外して作動チェックします!

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取り合えず、ダイヤフラム側は、問題はありませんでしたが、可変バルブ側の動きが悪いので、多分ですがスラッジで動きが悪いと思いますが、取外して見ないと何とも言えません!!

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次に、EGRコントロールバルブに向かう、冷却用EGRクーラーを取外し・・・

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外したEGR用のクーラー!!

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ここから、スロットルボディ、EGRコントロールバルブ、インテークマニホールドを取外して行きます!!

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外した、スロットルボディ、EGRコントロールバルブになります!

この時点では、あまりスラッジが堆積してるようでは無いようですが・・・

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インテークマニホールドを外したら・・・やはりかなりなスラッジが付着していました!!

ただ、この頃と同じ年式のハイエースよりは、スラッジ自体は少ないのですが・・・

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3番、4番気筒側のインテーク!!

この程度で、エンジン不調はどうかと思ったのですが・・・???

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インテーク側も写真では判りづらいですが、かなりスラッジが酷く、原因の一つかと思います!!

なので、洗浄して行きます!!

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ディーゼル車では、洗浄剤での浸け置きは初となりましたが・・・今宵は、ここまでになります!

次回は、インテーク側の洗浄とエキゾーストマニホールド側の問題へと続きます!!

まさかの原因ですが・・・続く👀✋

 

 

2024年6月28日 (金)

ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合・異音編&車検整備編その4(^^;

晴れたり雨になったりと梅雨だから仕方が無いのですが、本日も大雨!!

普通、梅雨ってしとしと雨が普通なのに、どしゃ降り???

今年の梅雨は、変わってます💦💦

さて、キャラバン不具合の続きになります!

前回は、オイルクーラーユニットを取外すまで進みました!

次は・・・

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具体的にオイルラインなどのメクラボルト、プレッシャーライン、バイパス経路用バルブなどを分解して・・・

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全てのパーツを洗浄!!

ニッサンからご指摘の作業内容にあった通り、鉄粉も含めスラッジ除去も完了!!

後は、元に戻して行きます!!

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洗浄後のオイルクーラー&オイルフィルタ部分をシリンダーブロック側に組付けて行きます!

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組付け後は、リビルトターボチャージャーを組付けて行きます!

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元に戻して行くので遮熱板も組んでいくのですが・・・また取り外す事になりましたが・・・💦💦💦

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オイルラインも組付けて行きます!

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一番、面倒なインレットパイプを何とか組付け・・・

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オルタネータを組み・・・

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冷却水を入れて、暖気するのですが、ターボチャージャー側からの異音は無くなったものの、他にも異音原因がありました!!

当初は、ファンベルト側のベアリング系のトラブルかな???

とは、思っていたのですが(お客様からもご指摘があり)、残念なことに、ファンベルトを取外してエンジン始動するも、異音は変わりません!!

つまり、他にも原因がある事が判明!!

また、継続検査もあったので、冷却水のエアー抜きが終わった後、取り合えず車検に行こうと計画して陸運局に向かおうとしたのですが負荷がかかった瞬間、黒煙が出てしまい・・・この状態ではスモーク検査に100%落ちると判断して、途中で戻ってきました!!

残念なんですが、ハイエース同様、EGR制御系に問題が発生してるのと可変バルタイと同じ可変バルブの不具合も含め・・・

次回は、インテークマニホールド、EGR制御系の取外しをして行く事になりました!!

ただ、カーボン堆積が多いとしても、あの独特の異音が直るかは・・・???

全く解りませんが、次回へと続きます👀✋

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次回は、こちら側を分解します!!

2024年6月27日 (木)

ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合・異音編&車検整備編その3(^^;

梅雨入りしてるのに猛暑が続いております!!

熱中症には、ご自愛くださいませ!!

さて、キャラバン不具合整備編になります!

ターボチャージャー交換に伴い、日産から作業をしないと保証対象外になるオイルクーラーの洗浄ですが、規定通りに作業を進めて参りますが・・・

その前に、冷却水を抜く際に発見した水漏れ箇所が・・・!

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ラジエータアッパーホースから水漏れ跡が・・・

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角度を変えた写真

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ホースを取りはずしたら・・・化学反応で起きるのかは分かりませんが、白いカスが堆積して漏れが発生!!

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当然ですが、奇麗に清掃して新しいホースを組付けます!!

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写真左は、外したホースで右は新品になります!

ただ、このホース!!

冷却水のエアー抜きに大変な不具合を起こす取り回しになっています!!

最近の車両って、冷却水のエアー抜きがうまく行かないと思います!!

しかも、サービスマニュアル上では、説明があるのですが、その通りに作業しても抜けません!!

ホントねぇ~・・・いい加減にして欲しいんだけど、メーカーが作ってるエンジンとマニュアルは互換性が少ないのよ!!!

普通は、車を作る側の技術者が、マニュアルを作ると思うのだけど、正直、あって無い!!!

だから・・・作る側とマニュアルを作る側は違うのかな???

と思います!!

何故なら、不自然な内容が多いし、イラストにも違いが多い!!

サービスマニュアルとは、とても思えない!!

こんな、サービスマニュアルこそ、型式指定で不正がどうのこうのとテレビなどで騒がれてるけど、整備する側も、立派な不正マニュアルだよね!!

全く、意味が解らんし、一番大事な配線図なんて、もっと最悪!!!

整備士舐めてんのかぁーメーカー💢💢💢

すみません、店主主観ですみませんが、それでもお客様のご要望には作業を進めて行かなくてはならないので、続きます👀💦💦

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サービスマニュアルは、単純に取外しが出来るようになってますが、この車両・・・

まず4WDでリヤにヒーターが付いてるタイプです!!

マニュアルは、2WDをメインにサービスマニュアルが作成されてるみたいで、リヤヒーターと4WDの作業内容がありません???

これでは、こちらが作業する内容とは違うので、大変苦労しました!!

写真は、邪魔だったヒーターホースパイプ類です!

こいつが邪魔で、オイルクーラー脱着が出来ず・・・大変苦労しました!!

写真は、ようやく、オイルクーラーを外せるまで作業が進んだ状態です!!

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オイルクーラーを取り外したシリンダーブロックになります!!

まさかの、錆の塊が・・・

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角度を変えた写真です!!

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取外したオイルクーラー本体!!

この後、分解して洗浄して行くのですが・・・

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まずは、エンジンブロック側の錆も含めた異物を除去し・・・

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オイルクーラー本体とカバーを分解して洗浄して行きます!!

今宵は、ここまでになりますが・・・

実際、洗浄したのに効果は全く無いのですが、続きます👀✋

 

2024年6月24日 (月)

ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合・異音編&車検整備編その2(^^;

本日は、関東で一番の暑さになりました!

千葉も、半端ないほど暑く、体調管理には気を付けたいですね!!

ただ、過去にも6月の猛暑はあるので、あまり気にはしてませんが暑さ対策は必須でしょうか!!

さて、続きになりますが、車検整備も終わり本題のターボチャージャーを交換して行きます!!

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まずは、後部座席側の内張を取外し、フードカバーを外すとエンジン後方が丸見えになります!!

ターボチャージャーを交換する際には、ありがたい整備性です!!

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次に、下側から触媒の分離とオイルフィルターのカートリッジ部分も邪魔なんで取外して置きます!

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作業中ですが、ターボチャージャーに供給するオイルラインを取外して行きます!!

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ワンボックスタイプで、ルーフキャリアが付いてる車両ですと、リフトを最大までアップ出来ないので、立ち仕事は難しく、椅子に座りながらの作業となります!

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次に、オルタネータが邪魔になるので取外し、ベルト側からも異音が出ていたので、この機会にベアリングとなる回転部分をチェックしたのですが・・・異音の原因となる事はありませんでした!!

ただ、ハブベアリングもそうですが、余ほど異音が大きくならない限り、無負荷状態だと音の判別が付きにくいのは事実です!!

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タービン側のインテークパイプを外し・・・

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無事に、ターボチャージャーを取外し・・・

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問題の、オイルクーラーの取外しとなるのですが・・・その前に

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写真は、角度を変えて・・・

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外したターボチャージャーと見えていませんが写真左上が今回仕入れたリビルトターボチャージャーになります!!

今宵は、ここまでになりますが、次回はオイルクーラー取外し後の洗浄作業と元に戻して行くブログになりますが・・・

元に戻っても、内容は改善されておりません!!

後に、不具合部分をアップ予定となります!!

👀✋


 

2024年6月22日 (土)

ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合・異音編&車検整備編その1(^^;

本日は、昨日と打って変わって晴天なんですが、今日明日未明からまた大雨になり、日中も雨になるみたいで、梅雨入りしてるとは言え、晴れたり雨だったりで、気温や湿度が変化が大きいので、健康管理には十分ご注意を!!

さて、冒頭からすみません!!

昨日のブログでも説明いたしましたが、作業が押してしまい、今週お預かりしてるお車に付いては、予想以上に押してしまい・・・

日程をお伝えしているのですが、遅れてしまっております!!

この場をお借りして、お詫び申し上げますm(_ _)m

本当に申し訳ありません!!

急ピッチで作業していますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いでございます!!

さて、部品待ちや、以前にブログアップしてる作業も途中になっているのですが、他の作業をアップ中断が多い中、今回のお題へと進みます!!

今回、ご入庫のニッサン・キャラバンですが・・・

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当店に、初めてご入庫となります!

修理内容を、簡単に説明すると、エンジン不調(色々な問題あり)でターボチャージャーを交換したそうなんですが、交換後から異音が発生する様になり、燃費、パワーも落ちてしまった様で、交換された整備工場様に、不具合のご相談をされたみたいですが、納得いくご回答が無かったみたいで、ネットなどで当店のブログにたどり着いたようです!!

店主としては、交換したターボチャージャーの不具合の可能性もございますので、交換された工場様に保証として修理をご依頼された方が、よろしいかとお伝えはしたのですが、詳しくは書きませんが、上記内容の為に、今回、当店にご入庫予約となりました!!

また、当店の都合で恐縮なんですが、予約なんでご連絡いただいた時より2ヵ月近く経ってる関係で、ついでとなりますが車検整備(継続車検)も一緒に作業を承りました!

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写真矢印が、交換されたリビルトターボチャージャーです!

ご入庫いただいた時点で、異音は酷いし、エンジンの吹けも悪く調子は最悪だったので、まずは診断機を使ってチェックしたところ、PDFの再生が必要なコードが出ていたので、ターボチャージャーを交換する前に一度、強制燃焼(PDF強制再生)を行いました!!

今時のディーゼル(ヂィーゼル)エンジンは、アドブルーを使う事になったので、強制燃焼再生をする事は無くなりました!

ただ、初期型のディーゼルエンジンは、触媒と燃焼効率がうまく処理できないタイプなので、定期的に車両自体でも再生をする事が出来るのですが、所詮、簡単な処理のために完全に除去出来ません!

なので・・・

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再生を行ったところ・・・

大分、改善はされて、黒煙も少なくはなったのですが、ターボチャージャーから、軽くアクセルを吹かすだけでウエストゲートが解放した様な異音が出てしまいます!!

それと並行して、エンジン前からも別な異音が出てる様な気はしていたのですが、タービン側がうるさすぎたので、こちらはお客様からのご依頼もございましたので、リビルトにて部品をオーダー!!

所が、日産部品から、交換する際の注意事項が届き(次回に写真アップ予定)、オイルクーラーも含め異物混入が原因でリビルトターボチャージャーを交換してもすぐに壊れる事例が多いそうで、ターボチャージャーに向かうオイルライン、オイルクーラー、オイルフィルターも含めたオイルラインを洗浄しないとダメな事が、日産側から通達が来たので、この件に関してもお客様には、ご連絡納得済みになっております!

ターボチャージャー交換程度だとそれほど工賃は高くないのですが、オイルクーラーまで取り外しとなるとかなり高額な作業になりそうで(実際にハマりまくりました💦)取り合えず、部品の調達も遅れていたので、先に車検整備から作業するんですが・・・

こちらも・・・ドハマリでした💢💢

まずは・・・

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エアクリーナのチェックから・・・

トヨタのハイエースは、フロントバンパー側にあるのですがキャラバンは後ろ側、マッドガード側にあり、そのまま取り外すのは面倒で、店主はマッドガード(泥除け)を外してカバーを外してエアクリカバーを外して作業しています!!

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ニッサンのエアクリは、湿式タイプが多く、偏った汚れが目立つ事が多いのですが、一番汚れてる写真です!

比較的に奇麗なので、交換は見送りました👀

次に、フロントブレーキを分解してチェックしたところ・・・

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右キャリパーになりますが、スライドするピンが、固着していて、全く動かない状態です!

ちなみに、言いますがこのキャラバン!!

小型貨物(貨物車両)なんで、新車から2年までは車検がありませんが、それ以降は1年ごとに車検を継続車両となります!

どんなに多めに見ても1年でここまで、固着する事は難しいかな・・・💢

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次に致命傷なのは、リヤのブレーキホイールシリンダーのオイル漏れです!

ブーツをめくった瞬間・・・ドバっとブレーキフルードがこぼれて来ました💦💦

前回の記録簿をチェックしましたが、カップキットとでの交換歴はございません!!

突然、漏れ始めたと言っても嘘とはならないので、店主が確認した際に漏れていたのですが・・・

さすがに1年未満でこうなるかな・・・💦💦💦

ちょっと疑問ですが、まさかの思っても見ない追加作業ですが、この状態を放置出来ませんので、リヤはカップキット交換で対応!!

フロントキャリパーに付いては、ちゃんと作動できるように修理&調整して行きますが・・・

まずは、フロントから・・・

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キャリパー土台を取外して、オイルを挿しながら、少しづつゆっくりと抜取り作業を進め・・・

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無事に取り外しました!!

ちなみに、写真左が固着が酷かったスライドピンで右は反対側ですが、こちらも外すのに硬かった方ですが、左よりは簡単でした!

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ディーラーなら100%、キャリパーAssy交換ですが、錆を落としてスムーズに動けるように洗浄研磨します!

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スライドピンのみの写真を撮り忘れてしまいましたが(リヤのカップ交換も含め半日掛かってます💦)錆を除去後、スムーズに動くか??

チェック中の写真になります!

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無事に、完成し元に戻し・・・次にリヤのホイールシリンダーオーバーホールへ・・・

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漏れていた側の右リヤホイールシリンダーです!

すでに洗浄とブラッシング研磨をして奇麗な状態になってますが・・・

ところどころ、虫食いな個所もあるので、今回交換しても漏れる場合は、ホイールシリンダー事交換になります!

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こちらは、外したカップ側のピストンになります!

シリンダーも含め、奇麗に洗浄と研磨をして組付けます!!

ホイールシリンダーのオーバーホールに付いては、以前のブログでもお伝えしてますので端折らせていただきます!

思わぬ、追加整備が起きてしまい、時間が押してしまいましたが、部品も揃い本題作業へ進みますが・・・

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オイルクーラーを外すのと、今回、ラジエータのアッパーホースも漏れてる跡がある為に並行して交換するのですが、まずはエンジンオイル、冷却水を抜きとって行きます!!

今宵は、ここまでになりますが💦

次回は、作業マニュアルとは違う追加作業が・・・まさかの追加作業へとなります!

👀✋

 

2024年6月21日 (金)

トヨタ・ライトエースTM55系、クラッチオイル漏れ、冷却水漏れ、エンジン不調、エアコン不具合編その4(^^;

本日も、ものすごい雨でした💦💦

しかも関東地方も梅雨入りしたみたいです☔

さて、現在進行形で作業してる車両があるのですが、事の他、作業に時間が掛かってしまい、お預かりしてるお車の整備が出来ずに押しまくってる店主です!!

ようやく、お預かりのお車が少なくなったと思ったらまたまた満車状態です💦💦💦

余談になりましたが、ライトエースワゴンTM55系の続きになります!!

前回までは、エンジン不調がイグニッションコード不良とサーモスタット交換、エアコンに関しては、マグネットクラッチが死んでおり、部品を調べるも無く、デンソー製の型番で見つけたのが三菱系の車両に使われている事が解り(輸出車両)、お客様とご相談の上、購入していただく事になり・・・

ようやく、イグニッションコードとコンプレッサーが届きました!

まずは・・・

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不具合のあるイグニッションコードからになります!

すでに、スパークプラグは交換済みです!!

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届いたイグニッションコードです!

すでに部品は廃盤になってるのに、あるところにはあるんですね💦💦💦

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無事に交換を済ませ・・・

次に、いよいよ問題のコンプレッサーの交換になります!!

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繰り返しの写真になりますが、コンプレッサー自体には問題は無いのですがマグネットクラッチが故障してしまってるので、クラッチのみ交換も視野に入れていましたが・・・

デンソー製の品番は、あってるが他が全く別だとは理解しての購入だったんですが・・・

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その前に、コンプレッサーの取外し作業から💦💦

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無事に取外し・・・

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購入していただいたコンプレッサーと比較したところ・・・

マグネットクラッチのオフセットが違う💢💢

トヨタ車用では無いから、当たり前かと自分にツッコミ入れながら(大汗)、プーリーの半分ほどズレがあるかなと思いながら、取付位置を同じ状態にしてチェック!!

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やはり、プーリーの半分くらいズレが有る事が判明!!

取り合えず、コンプレッサーの取付ステーをエンジンから取外して、購入したコンプレッサーが取付出来るのか??

また、ズレの調整は、範囲内で出来るかをチェック!

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外したステーになります!!

ちなみに、この時点でアイドラベアリングが逆に組付けていますが・・・

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アイドラベアリングを元の状態に戻し、新品のコンプレッサーを仮付けしたところ・・・やはりぴったり取付が出来ます!

ただし、マグネットクラッチ側のプーリー位置が丁度半分ズレているので、裏技を使い組付けると・・・

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写真では見ずらいのですが、ほぼピッタリの位置になりました!!

アイドラベアリング側は、単純に裏表逆に組付け、スペーサーを一枚足しただけになりますが、ベアリングを保護するカバーは少し加工が必要な程度です!!

問題は、クランクプーリー側になりますが、こちらはクーラーベルトプーリーがボルト4本で止まってるだけなんで、間にスペーサーを入れ、取付ボルトも、スペーサーに合わせてロングボルトにすれば良いのですが・・・

さて、ここからはどうするか???

次回へと続きます👀✋

 

2024年6月20日 (木)

ホンダ・シビックFN2、トランスミッションオーバーホール編その4取り合えず完成(^^;

今年の梅雨入りは、ずいぶんと遅れているようですが・・・

送れている分、暑い日が少ない事を願う店主ですが、作物が取れないとそれはそれで困るので、うまい具合に行きませんかね???

わがままな店主の意見ですみません👀💦

さて、冒頭からすみません!

現在作業中のシビックユーロですが、追加整備であるラジエータホース交換がございました!!

以前にエンジンをオーバーホールした際にラジエータ・アッパーホースがバックオーダーだった為に、交換しなかったのですが、劣化も無く問題無いと判断して、お渡ししたんですが、今回のミッションオーバーホールのついでに交換依頼を受けました!!

ところが・・・すでに生産中止となっており、社外のシリコン製のラジエータホースを探してオーダーを入れたんですが・・・

何と、3か月待ちのこちらもバックオーダー!!

なので、お客様にご説明して、一度お車をお返しして、部品が届いたら改めて再ご入庫とする事になりました!!

こちらも、秋口くらいになりますが、後日アップします!

さて・・・本題へと!

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ミッションの組付けは終了していたのですが、他の作業が押してる状態も重なり、ようやく載せる事になりました!!

まずは、パイロットブッシュ交換ですが、ブッシュなんで交換不要??と思われる方がいると思いますが、ブッシュなんで当然摩耗します!

ベアリングですら、異音が出たりガタが起きるので、ブッシュも要交換部品です!

距離も25万キロ越えなので、一度はクラッチ交換していてもブッシュは交換していないと判断しての今回の交換になります!

また、まだクラッチディスクは残量がありますが、せっかくなので交換します!

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ブッシュ入れ替え後です

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見てもお解りの通り、新品との比較です!

写真上のクラッチディスクにかすかに載ってる部品が取り外したパイロットブッシュです!!

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フライホイールにクラッチ板を組付けて、いよいよオーバーホールしたミッションを載せて行きます!

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最初は、おうちゃくして右側のドライブシャフトを残したままミッションを外したんですが、組付ける際には難しくミッションが搭載出来なかったので、急遽ドライブシャフトを外して・・・

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ずるは行けませんね!!!

ドライブシャフトを外して単体で組付けたら一発で合体に成功💦💦💦

普通に考えてそうですよね👀💢✋

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角度を変えて右側のドライブシャフトが無い事が分かると思います!

後は、元に戻して行くだけになります!

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下回りと上側からと組付けて行きます!!

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元に戻して行くだけなんで、サクッと・・・

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ほぼ、組付け完了状態になります!

本来なら、ラジエータホースが届いていれば、追加整備になりますが交換作業もしているところですが、ここは仕方が無い状況(部品が無い為)そのまま組付けて行き!!

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完成となりました!

この後は、テスト走行し最終判断して問題が無ければ、取り合えず完成となります!!

一緒にラジエータホースも交換出来れば良かったのですが、冒頭でご説明した通り、後日になります!!

ブログでも説明はしておりますが、今回は普通にシンクロ系、ベアリングなどの交換のみに終了する事が出来ました!!

ただし、ホンダ車はシンクロリングのみ交換が出来ないので、シンクロセットで交換するため、高い❗❗

部品の生産中止年数が比較的に早いので、もう少し考える余地はあるのかな??

とは思います!!

今回は、一度、お返しするのですが秋口には、またブログをアップ出来るとは思います!

👀✋

 

2024年6月18日 (火)

フィアット500、室内エアコン吹き出し口交換編(^^;

関東(千葉)では、朝から大粒の大雨☔

こういう日に限って、お客様以外のご来店が多いのは、何なんでしょう💦💦

さて、今回は、フィアットのエアコン吹き出し口(空調吹き出し口)の交換になります!

今年、車検整備でご入庫歴があるフィアットですが、急に吹き出し口の風調整が効かなくなったとの事で、急遽ご入庫となりましたが調べたところ、破損してる事が解り、部品が届いた後に改めてご入庫となりました!!

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交換する部分は、オーディオ上の吹き出し口になります!!

ただ、これが差し込んでるだけでは無く、ネジ止めの為にオーディオを取外すのですが・・・

国産車みたいにネジ止めで止まっていません!!

ヨーロッパ車全般に、爪で差し込まれてるタイプが多く、特殊な工具が無いと取外し出来ません!!

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まずは、隠してるメクラカバーを外し(写真矢印)・・・

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こちらが、ヨーロッパ車のほぼ取外し出来るオーディオ脱着ツールになります!

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先ほど外したメクラカバーに取外し工具を差し込み、オーディオを取外し・・・

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オーディオを外すと、吹き出し口の取付ネジが左右2か所見えてくるので、ネジを緩め・・・

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取外したのが写真上で、下は新品になります!!

ちなみに、部品代はさすがの外国車価格で、税抜き18000円にもなります(高いねぇー💥)

後は、元に戻して行きます!

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組付け中!!

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無事に完成いたしました!!

この後、オーディオチェックと吹き出し口の動作チェックして完成となります!!

ここのところ、円安の影響もあり、輸入品は石油も含め値上がりが半端ない状況ではあります!

石油に関しては、補助金出してるみたいですけど、普通に石油税分を引けば補助金出す必要ないだろと思うのですが・・・

補助金は、車を使わない人の税金からも含まれるので、本末転倒的な制度です!

変なところで、税金は需要がある人から徴収するので在って、需要の無い人から収めてもらうのはおかしいとか言ってる時点で、おバカでしょう💥

政治家もバカですが、官僚が一番おバカなんだと思いますよ!!

店主の個人的主観ですので、真に受けない様にお願いいたします・・・💦💦💦💦💦💦💦💦

 

 

2024年6月17日 (月)

ホンダ・シビックEF2、エアコン修理、アイドルアップ不具合修理編その2完成(^^;

明日から関東でも大雨になるようで、もしかしたら梅雨入りかも知れません!!

さて、続きになります!!

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エキスパンションバルブの2つある配管が長すぎて、取り回しに試行錯誤いたしましたが写真の様な状態で組付け、カバー類を組付けます!!

次に、加工改造したエバポレータユニットを取外し・・・

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写真左が、今回組付ける限りなく純正状態のエバポレータユニットと右が部品が無くて改造加工したユニットになります!!

単純にベーンポンプタイプには対応出来ないエバポレータだったのかな??とまじまじと感じた次第です!!

取付の写真等は無いので端折りますが・・・

組付けが終了し、エアコンのアイドルアップの作動チェックも合わせて真空引きして行きます!

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真空引き後、一晩おいて問題無い事が解ってエアコンガスを入れて行きます!

コンプレッサーが作動して無い状態で、入れられるだけエアコンガスを入れると、通常はセンサーが作動しますので、アイドルアップ側も作動するので、確認の為にエアコンガスはいれてはいますが、アイドルアップしない状態でコンプレッサーの作動はさせられないので、コンプレッサーのマグネットクラッチはカプラーから外した状態でチェック!!

所が、電動ファンまでは回るのですがアイドルアップが作動しません!!

前回のブログで、エアコンのアイドルアップソレノイドとダッシュポット自体に不具合が無い事は、お伝えしました!!

後は、ブラックボックス内にある、ソレノイドに不具合が無いかチェックして行きます!

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写真が、ブラックボックス内にあるソレノイドとバキュームホース関係です!

写真矢印が、電気負荷とエアコンが起動した時にも作動するソレノイドです!!

ブラックボックス側のカプラー側には12Vの電気が来ている事はチェック済みで、ソレノイドも単体で直に電源を流すと作動する事が判明!!

そうすると、他のソレノイドが作動していない可能性があるので・・・

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マニュアルに従って確認するも異常なし???

電気が来てるし単体点検でも作動するのに何故???

摩訶不思議で・・・マニュアルを舐め回すように見たのですが、回答は断線!!

偶然なんですが、何度かブラックボックスのカプラーを外していたら・・・

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カプラーの端子から配線が切れるは、なんで配線途中にギボシ端子になってるか?意味不明なんですが、そこのカシメが良くないのか???

スポスポ抜けるわで、実質、接触不良を起こしてしまい作動したりしなかったりが起きてしまった事が、アイドルアップ出来なかった原因だったようです!!

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無事に、端子を入れ替えて修理し、ギボシ端子部分も新しく修理してソレノイド関係の8極カプラー側の修理は完了したんですが・・・

最後に、3極側のカプラーも端子根元から切れてしまい💦💦💦

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これには、大変困りました!!

なんせ、8極カプラー側は普通の平型端子なので、汎用品で代用が可能でしたが、3極の特殊カプラー端子を持ち合わせている事は無く、困ってしまったんですが・・・

天は味方してくれます!

お客様から、ソレノイドの不具合をご説明したところ、元々ブラックボックスの中身を中古で購入ストックされており、その中の一つにカプラーを外すのが面倒な販売者がいたようで、カプラーを外さずに途中で配線カットでそのままカプラーが残っていました!!

そのおかげで・・・

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カプラーを移植する事が出来、対応する事が出来ました!!

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最後は、無事にアイドルアップも出来るようになったので、コンプレッサーの配線(カプラー)を繋ぎ・・・

いよいよ、エアコンシステムを作動させます!!!

感動です💦💦

前回だと、途中でカチカチ音が出ていたのに・・・全く音は出ず、しかもちゃんと冷えてます!!

ガス量も、新ガスは少なめにと言われていましたが、旧ガスと変わりない量を入れても・・・

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アイドリング状態で約14度位、点検する回転数でも調べたら10度未満まで下がってるので、ほぼ完成に近い状態です!

ただし、ガス量が旧ガス量より、少しだけ少なめでも大丈夫なのかなとも思っていますが、高圧はそれほど高くは上がらなかったので、問題は なさそうです!

不具合原因が見つけられず、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしましたが、ポンプ(コンプレッサー)の種類で、違いが起きるのだと・・・あらためて、勉強になったと感じました!

いやぁー、苦労しました👀✋

 

2024年6月16日 (日)

ホンダ・シビックEF2、エアコン修理、アイドルアップ不具合修理編その1(^^;

昨年に、お預かりしてから、様子見でお渡ししてはいたのですが・・・

やはり、冷えないトラブルとコンプレッサーからのカチカチ音が出てしまい、そのトラブルと並行してエアコンON時にアイドルアップもしなくなるトラブルが重なり、今月ご入庫となりました!!

ただし、今回はエアコンユニット(エバポレータ)を中古で入手されて様で、お持ち込み修理となります!!

合わせて、コンプレッサーの圧力センサーも交換して欲しいご依頼もあり、以前、まだ入手可能だった日本製リビルトコンプレッサーもお持ち込みになっております!

話を戻すと、最初にエアコンコンプレッサーが壊れてしまい、修理でご入庫されました!!

ところが、コンプレッサーの焼き付きが原因で、至る箇所に鉄粉が多くて、清掃で出来ない箇所は交換するしか対策の方法が無く、また旧ガスから新ガス(R134a)に変更したい要望もあり、洗浄で対応出来る部品は再利用して、エバポレータのみ、エキスパンションバルブの入手が出来ない為に、NSXのエキスパンションバルブを使う事で、新たにエバポレータを作成して変換する事になったのですが・・・

この時から、エアコンの冷えが悪く、コンプレッサー側からは、カチカチ音が出る状態でした!

その後も、冷えが悪く、偶然にも電動ファンが故障した事も重なり、再度ご入庫となったのが昨年の出来事になります!!

ここからは、現在に戻ります!!

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ボカシていますが偶然にもインテグラ、シビックユーロも重なり年式の違いはありますがホンダ車両が3台もいる状態になっています💦💦

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まずは、アイドルアップが出来ない不具合原因からになります!!

お客様からは、写真矢印のダッシュポットに問題があるのでは??との事だったんですが・・・

調べてみると、全く問題が無い事が判明!!

そうなると、次に調べるとすると単純にエアコンのアイドルアップソレノイドの不良と考えるのが一般的かと思いますが・・・

ここは、すでにお客様ご自身で交換して対応済みでした💦💦

なので、残るのはホンダ車独特のブラックボックス(バキューム制御)部分になります!

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後に、ただの配線トラブルだっただけですが・・・この時点では全く分からない状態でした!!

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アイドルアップに関しては、マニュアル等で調べて行くので後回しにして・・・次にお客様が購入したエアコンユニットをバラして、新ガスに対応する様に洗浄するのと、中古なのでユニット全体を綺麗にしていきます!!

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また、以前に海外で購入したエキスパンションバルブを今回組付けて行きますが・・・

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その前に、弊社で以前に購入したコンプレッサーから交換希望のセンサーを取外し、現在付いてる海外購入のコンプレッサーに当初は、取付ける予定でした!!

ところがです!

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現在付いてる海外購入のリビルトコンプレッサー!!

同じセンサー部分を外したところ・・・意外に適当な組付けである事が分かったのと、このコンプレッサー!!

ベーンタイプと分かった瞬間・・・NSXのエキパンと新しめのエバポレータでは、全く意味が無いと理解!!

海外から購入したリビルトコンプレッサーが不安だったので、最初に取付けたリビルトコンプレッサーを組付ける事にし、お客様が購入した元々の純正エバポレータユニットを組付ける事にしました!

なので、ここからはサクッと行きます!!

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購入した中古部品は綺麗に洗浄して行きます(まずは外観から)!

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最初に組付けたコンプレッサーは、元に戻して車両に組付けます!!

当然、海外から取り寄せたリビルトコンプレッサーは外します!!

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回りを洗浄後のエバポレータです!

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ここで思わぬ違いが・・・

写真左は、購入した国内仕様のエキスパンションバルブ!!

写真右は、海外から(実はアメリカです)取り寄せた新品のエキスパンションバルブです!

見ての通り、ハンドル位置が右か?左で?エアコンユニット位置も全く逆になるので、エキスパンションバルブも逆になっています!!

ただ、ホンダ車のエキスパンションバルブは特殊で、他の国産車では対応出来ないが為にNSX用にしたのが不具合の発端ではあったのですが・・・💦💦💦

配管の出口は違いますが、パイプなんで曲げて起動修正する事で対応出来ますから、この辺は大丈夫でした👀✌

 

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次に、旧ガスの対応オイルを除去するために洗浄中の写真です!!

少しでも旧ガスオイルが残ってるとトラブルの原因になるので、ここは丁寧に3回は洗浄して対応!!

今宵は、ここまでになりますが・・・

ベーンタイプのコンプレッサーは初めての作業だったので、お客様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、勉強になりました!

結果的には直っていますが、次回も途中の作業をアップさせていただきます👀✋

 

2024年6月15日 (土)

スズキ・スイフト、1年点検、ヘッドライト、フォグランプ不具合、リヤドアモール交換編(^^;

今日も1日、暑い日が続きます💦💦

熱中症も含め、健康管理にはご自愛くださいませ!

さて、1年点検でご入庫のスズキスイフト!!

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前回も車検でご入庫歴のある、比較的に登録年数の少ない車両なんですが・・・

突然、純正のLEDヘッドライトが片側不点灯になってしまったのと、お客様からのご依頼は無かったのですがLEDのフォグランプも物凄く暗く点灯していたので・・・

おかしいとは思っていました!

ただ、LEDヘッドランプにしろ、フォグランプにしろ、わずか6年程度で不具合が起きるのはおかしく、当然ですが事故歴(修復歴)も全くございません!!

最初は、一体何がダメなのか???

摩訶不思議ですが、考えられるとしたら・・・

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まずは、現状の状態からですが左のヘッドライトは不点灯で、フォグランプに至っては、左右とも役目をしていないほど暗く点灯!

昔で言う行燈状態です!!

当時は、それでも明るいとされていますが、現代では全く意味を成しません!!

調べたところ、断線に近いトラブルと言うより、何かが作動していない様な状態で、一番近い方から調べるとリレーかな?と思い!!

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すでにフォグランプリレーを、手持ちの在庫品で取り換えたところ・・・

何と、明るさが復活!!

なので、もしかして左のヘッドライトもリレーなのではと思い・・・

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こちらも手持ちのリレーで交換したところ・・・

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左ヘッドライトは復活して、フォグランプも左右とも明るくなり復活!!

まさか・・・リレーが壊れているとは思いませんでしたが、リレーで修理出来て良かったと思います!

参考になりますがリレーは1個、税抜き1800円、LEDのヘッドライトは1個、税抜き86000円になります!!

なので、LEDヘッドライトを交換しても直らなかった事になるので、お客様にご負担が少なく済んで良かったと思いました!!

フォグランプが普通に問題無ければ、気が付かなかったかも知れません👀💦💦

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今回、届いたリレーですが・・・新品の色が違っています??

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こちらは、新品に交換後となります!!

以前に良く使われていたリレーなんで、青色のリレーは不具合が多かったのかな???

次に、6年でダメになるもう一つの作業になりますが・・・

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車台側のリヤドア・モールですが・・・

写真の通り、直してもすぐにゴムモールが落ちてくるトラブルです!!

当初は、左リヤドア側のみ交換依頼でしたが・・・

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右側もスカスカで落ちてくるので、金額的に高くも無い為、お客様にお伝えしたところ・・・

両方交換する事になりました!!

ちなみに、ここからは店主の余談になりますが、当店も色違いで青いスイフトが代車でございます!

こちらは、型式は同じ(グレードは安いタイプです💦)タイプですが、6年後には交換しないとダメなのかな!!

と・・・思ってしまいました(リースですが今回買取する為)!!

すみません、店主ごとですが、部品が届いたので交換して行きます!

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届いた新品モールですが、左右とも同じ品番でした!

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写真は、新品取付後になります!!

左リヤドア側ですが、右も同様に交換して完了です!!

スズキは、基本、車両本体価格がリーズナブルなのが売りです!!

当然ではございますが、部品も安価で良心的です!!

ただ、以前のブログでも書いてますが、壊れやすい部品が在ってもリコールにならない部品は、対策品を作りません!!

その代わり、安いのですが・・・👀✋

店主は、良心的な考えには、肯定も否定もしませんが、嫌いなメーカーでは無いです!!

ただ、最近は、安全装置(カメラ、レーダーなどの安全装置)が多すぎて、購入価格が高いのがネックかな・・・👀💢💦

 

2024年6月14日 (金)

ホンダ・シビックFN2、トランスミッションオーバーホール編その3(^^;

本日は、6月とは思えない30度越えの暑さ・・・!!

梅雨入り前の最後の試練なんでしょうか・・・💦💦💦

さて、今年も作業に支障をきたし、押してる店主です👀💧💧

タイプRユーロの続きになります!

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メインシャフト、カウンターギヤー側の組付けは出来たんですが、矢印のロックボルトがまだ届かないので、ここで一時中断になったのですが、ここはリアルタイムでは無いブログなんで、2、3日待つと・・・

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ボルトが届き、組付けて行きます(写真左が新品です)!!

この後、組付けて行くのですが、写真を撮り忘れてしまい・・・

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カウンター側のスナップリングを組付け、ケースを・・・

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トルクレンチで組付けていき・・・

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後は、ケース周りのチェンジレバー、回転センサー、バックランプスイッチなどを組付け・・・

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シフトの2重噛みを防ぐロッキングボールを組付け・・・

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並んでいる3個のボルト(ロッキングボールとスプリングが入ってる)を組付け・・・

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クラッチレリーズベアリング、レリーズフォーク、レリーズピボットを組付けた状態で、ミッション本体は完成となります!!

後は、エンジンへとの組付けとなりますが、今宵はここまでになります!!

他の作業もある関係で、続きはまたアップしますが、部品待ちで押してる作業もある為に、少し作業休憩となります!

続く👀✋

 

2024年6月13日 (木)

ホンダ・シビックFN2、トランスミッションオーバーホール編その2(^^;

今年は、梅雨入りが遅れてるようです!!

このせいで、季節ものの野菜や果物に影響が無いと良いのですが・・・

さて・・・ユーロシビックの続きです!!

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偶然なんですが、ホンダ車が3台もお預かり中となりました!

まずは、写真一番奥にあるインテグラは、現在エンジンオーバーホール中!!

機械加工の為、外注に出している状態です!

次に、写真左は、今のお題となるタイプRユーロ・シビックです!!

最後は、エアコン修理などで、苦労してるグランドシビックEF型になります!

こちらも、後にブログアップ予定です!!

余談になりましたが本題へ・・・

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まずは、全てを分解していきますが、測定、ギヤー欠け等も含めチェック!!

測定に関しては、全て限度値内だったので、今回は通常のオーバーホールで問題は無さそうです!

写真の右側下段は、カウンターギヤー側になります!!

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次に、メインシャフト側を分解中ですが、カウンター側は、苦労して外した分、写真を撮り忘れてしまい、さらにメイン側も・・・

上記の写真しか無く・・・

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デファレンシャルのベアリング抜き取り写真しかないかな・・・💦💦💦

保管の作業もあるので、最近、写真を撮り忘れる事が多くなってしまいました・・・歳かな👀💧💧

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全て分解後、洗い油(灯油)で洗浄後の写真です!!

ここから、組付けになりますが・・・

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まずは、ベルハウジング側のベアリングと、メインシャフト側のオイルシールを組付け(ヒートガンで温めて組付けます)・・・

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デファレンシャル側にもベアリングを取付て・・・組付け前のメインシャフトとカウンターシャフトを取付て、間違いが無いかのチェックです!!

ここからは、カウンター側、メインシャフト側のギヤー、シンクロ類を組付けて行きます!!

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まずは、比較的に簡単なメインシャフト側を組んでいきますが、すでに大半を組付けた状態になります💦💦

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最後のあがきですみません💦💦

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次に、一番プレス機を多用するカウンター側になります!

こちらも、途中写真がありません(すみません)

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こちらは、最後の方になりますが、カウンターギヤー組付け中になります!!

今宵は、ここまでになります!

次回は、ケースに組付けする内容となります👀✋

 

2024年6月10日 (月)

ホンダ・シビックFN2、トランスミッションオーバーホール編その1(^^;

そろそろ、梅雨に入りそうなんですが、少し遅れているようです!

店主的には、梅雨が多いと湿気が多くなるので、エンジン、ミッションなど、オーバーホールで時間が掛かる状態になると錆び問題も出てくるので厄介な時期ですが夏場も湿気と作業する人間から汗が出るので、錆には気を付ける時期でもあります!!

この辺は、慎重に作業しているので問題はありませんが・・・

外注作業と部品の欠品で送れる事もあるので、一筋縄では行きません!

なるべく、洗浄しない状態で放置してはいますが、時々オイルを塗布するなど対応は欠かせません!!

最近、余談が多くて申し訳ありません!!

さて、以前にエンジンオーバーホール編でアップしていたホンダ・シビックタイプRユーロになります!!

今回の作業は、トランスミッションオーバーホールでご入庫となりました!

エンジンはオーバーホールしているので、次はミッションをとの事から、ご入庫となりました!

走行キロもかなりの距離にもなってるので、無難な選択でもございますが、特に壊れてしまったとかの不具合では無く、事前修理での対応になります!!

お客様的には、入りが悪いなどのトラブルはお聞きしてはいましたが・・・

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お客様からお聞きしたら、エンジン自体は絶好調の様で、以前にVTECの圧力センサーの交換不具合はありましたが、こちらも異常は起きないとの事で、ミッションのオーバーホールとなりました!!

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写真が少ない事もあり、説明以上に先に作業が進んでいますのでご了承を!!

写真は、アンダーカバーを取外し、以前のエンジン脱着作業に近い作業を進めます!

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ミッションオイルを抜き取り作業中!!

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ミッション側を取り外すために、ミッション上部側のバッテリー関係などを取外して行きます!!

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いきなりですみませんが、すでにミッションを降ろしてる途中です!!

この後、降ろしたミッションを分解して行くのですが・・・

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その前に、エンジン側のフライホイールを錆びない為に処置し・・・

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FF車では、珍しいのですが、マウントの強化が功を制し、エンジン単体を車台に置いたまま特に補強もせずに保管する事が出来ました!!

いかに強度アップしてるのが、ヨーロッパでも受けたんでしょうね!!

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次は、ミッション単体を分解していきます!

ちなみに、オーバーホールするにあたり、最低限の交換部品は注文済みで、分解した状態と測定状況によって追加部品交換する様にはしております!!

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ベルハウジング側を残した状態です!

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角度を変えた写真です!!

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こちらは、ミッション本体側のカバーになります!

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取り合えず、内部のパーツを簡単に取り外した状態になります!!

ここから、メインギヤー、カウンターギヤー、各ケースのオイルシール、ベアリングなどを分解していきますが、今宵はここまでになります!!

次回は、ギヤーの分解なども含めアップして行きます👀✋

 

2024年6月 9日 (日)

スバル・レガシィBRG、リヤハブベアリング交換、フロントショック・アッパーマウント交換編その2完成(^^;

本日は、夜から雨が降る予定だったのですが・・・

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午後から、バケツをひっくり返すような大雨💦💦

昼近くにかなり気温が上がり蒸し暑いなとは思ったんですが15時過ぎ頃には大雨です!!

何度も書いて申し訳ないのですが、天気予報は予報ですから、当たらなくても当然ではありますが、昔に比べて外れが多いので気になります!!

さて、余談の多い店主ですがレガシィの続きを・・・

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ハブベアリング交換が終わったので、次はアッパーマウント交換になります!

その1で、最初の状況写真はアップしてるので、ショックアブソーバーから取外して行きますが、スバル車はショックアブソーバー側にもアライメント調整が出来るように偏心カムタイプのボルトを使用しております!!

早々狂う事はありませんが、マーキングをして取り外します!

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外した後は、ナックル側(ブレーキデスクローター)が外側に開いてしまうと内側のドライブシャフトに負担が掛かってしまう為、針金で固定します(写真緑色のワイヤー)!!

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左右とも同じ状態で取外して、肝心なアッパーマウント交換へと進みます!

贅沢を言えば、ショックアブソーバーも交換したいのですが、へたり、オイル漏れも無いので再利用です!!

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改めて、アッパーマウントの状態を👀✌

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アッパーマウント交換もそうですが、ダストカバー、ラバーブッシュ、ロックナットも交換します!

ここは、認めてもらいました!

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分解中

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組付け中

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組付け完成!!

後は、ボディに戻して行きます!

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取付中

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写真は、片側(右)のみになりますが完成となりました!!

最後に・・・

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今期の作業で取り換えた部品たちです!!

有料保証作業なので、写真の添付は不要なんですが、保険とは対応が違うので、トラブル防止の意味も含め、写真を撮り、ブログでもアップさせていただきました!!

証拠を残す意味でも、間違った整備はしていませんとの考えでの事になります!!

👀✋

 

2024年6月 8日 (土)

スバル・レガシィBRG、リヤハブベアリング交換、フロントショック・アッパーマウント交換編その1(^^;

冒頭からまたまたすみません!!

本日は、店主のミスでお客様に対し不愉快極まりない事をしでかしてしまい、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。

メールのやりとりで食い違いが起きてしまい、店主のミスです!!

ブログからも、深く深くお詫び申し上げますとともに、今後もこのような事が起きない様に徹底して参ります。

この度は、誠に申し訳ございませんでしたm(_ _)m

さて、以前にオイル漏れで修理したスバル・レガシィBRGですが、修理中にフロントショックアブソーバーのアッパーマウントゴムがひび割れていたのと、テスト走行したら・・・

リヤ左側のハブから異音が???

オイル漏れ修理は完了していたので、お客様にご説明して、改めてご入庫いただく事になりました!

こちらの整備も購入元の有料型保証制度を利用して整備して行きます!

なので、お客様のご負担はございません!

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レガシィ・ツーリングワゴンシリーズでは、最終型になります!

この後、レヴォーグへと変わり、唯一残っているのはレガシィ・アウトバックのみとなりました!!

相変わらず、余談が多くてすみません!

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まず、作業の内容を写真で進めますが、ひび割れたアッパーマウント右フロント

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こちらは、左側になります!

どちらもゴムの劣化でヒビが酷いので交換して行きますが、今宵はハブベアリング交換から作業を進めます!!

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異音の原因は、左リヤのハブベアリングが主原因ですが、今時の車両部品は、ハブベアリングのみ出る事は無くなりつつあります!

最近は、アクスルごと交換するパターンが多く、最大の原因は、ベアリング側にABSのパルスを拾う磁石が埋め込まれているために、プレス機等で、圧入出来なくなった事が理由です!!

今回、新品のハブ交換では無く、中古部品を交換するのですが、中古部品は、ハブのみとは行きませんで、写真同様、ナックル事、丸っと部品が届きました!

ハブ自体の工賃は、めっちゃ安いのですが、ナックル事全部交換するとかなりの工賃になってしまうので、購入元業者さんと連絡してハブのみ分解して入替作業をします!

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キャリパー、ブレーキローター、ハブロックナット(ドライブシャフト)を取外し裏側からハブの取付ボルトを戻して・・・

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写真矢印は、今回交換する中古ハブで、右は不具合の取り外したハブです!

この状態に分解して、ナックルや付属されていたアーム類は、ゴミとなってしまいました💦💦

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ハブを外した状態です!

この状態ですと、ハブ交換の工賃がそれほど高くは無いと思います!

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後は、元に戻して行くだけですが、ハブロックナットも新品に交換します!

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途中写真が無く、誠に申し訳ございませんが、完成後になります!

この後、テスト走行したところ、かなり異音が無くなり、心地よい状態には限りなくなったのですが、うるさい箇所が直るとまたまた気になる異音が・・・

ただし、今すぐ交換する作業では無いので、様子見になります!

今宵は、ここまでになります!!

次回は、アッパーマウント交換へと続きます👀✋

 

2024年6月 7日 (金)

トヨタ・プログレG1〇系、タイミングベルト、オートマフルード交換編その2完成(^^;

6月になり、天候が晴れたり雨になったりまた落雷も起き始めて来ました!!

そろそろ、梅雨入りも近いのかも知れません!!

さて、タイミングベルト交換が終わり、次にオートマオイル交換とオイルパンを外してストレーナ交換へと作業を進めて行きます!!

まずは・・・

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ストレーナを交換する前に、オートマオイルをある程度交換して行きます!

ストレーナを先に交換する方法が最善だとは思いますが、新しいストレーナに交換してるのに古いフルード(オートマオイル)をストレーナに吸わせるのはいかがかな??

と思い、ある程度綺麗になった状態でストレーナを交換する事に・・・

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ほぼほぼ綺麗になったオイルを抜き、オイルパンを外します!!

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オイルパンを取り外したオートマミッション側!

ちなみに、写真中央近くの黒っぽい部分は、ストレーナになります!!

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外したオイルパンです!

オイル交換をしたせいで、残存オイルは綺麗になっております

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ストレーナを取り外したミッション!!

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外したストレーナと新品ストレーナ、それと液体ガスケット!!

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奇麗に洗浄したオイルパンと黒く見えてる3個はマグネットになります!

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新しいストレーナを取付、奇麗に洗浄脱脂した状態になります!

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機械で液体ガスケットを塗布していないので、ブレブレの塗布ですが、液体ガスケットを塗布し・・・

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無事に組付けを完了して、一晩置き、オイルパンに溜まっていたオートマフルードを給油し、オイル量を確認後、テスト走行して完成となりました!!

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写真は、最終チェック状態ですが、先に説明した通り、完成となりお渡ししました!!

結構、汚れていたんですが、奇麗に交換出来た事もあり、変速ショックもほとんどなく満足いただける作業となりました!!

ちなみに、余談になりますが、トヨタの最終型のオートマミッションは、性能がすこぶる良く、基本無交換でも問題無いレベルです!!

なので、10万キロ一度も交換していなくてもオートマオイルを全交換しても変速ショックはほぼありません!!

実は、同じエンジンミッションタイプのマークⅡブリットは20万キロ近くオートマオイル交換がされた履歴が無い真っ黒なオイルでしたが、全交換しても変速ショックは無く、逆に調子が良くなった事例があります!

なので、同じ世代のアリスト、クラウン、プログレ、ブレビス、マークⅡ系で、一度もオートマオイル交換をしていない方は、お試しいただければと思います!!

なお、ストレーナ交換は、すでにディーラーでは行っておりません!

強引に頼めば出来るかは?解りませんが、お近くの整備工場でお願いしてみては・・・!!

2024年6月 6日 (木)

トヨタ・プログレG1〇系、タイミングベルト、オートマフルード交換編その1(^^;

冒頭からすみません!!

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今までは、黄色い看板の分解整備事業の看板だったんですが・・・

新しい認証整備工場を取得しましたので、これからは・・・

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特定整備事業へと変更となりました(緑色の看板)!!

黄色い看板と緑色の看板では、分解整備が変更となります!!

ただし、従来の黄色い看板の工場さんもあります!!

違いは、自動運転、自動ブレーキなどの整備が黄色い看板では出来ませんが、緑色の特定整備看板だと整備する事が可能となります!!

大まかにお伝えしましたが、要は今まで分解整備では無かった作業が分解整備と変わった為に特定整備の看板が無いと作業が出来なくなりました!!

多分、他の民間整備工場(指定工場)さんは、早い段階でこの看板を立ち上げていると思います!

尚、この看板は、登録するだけは出来ません!!

つまり、ある程度決まった講習を受け、試問試験に合格した人がいる環境で成立する看板になりますから、事実上は工場の責任者もしくは代表者が取らないと成立しません!!

責任者がとっても、辞めてしまったら、すぐに資格者を登録しないとなりませんから、事実上、代表者が取得する形になるのが正解かと思います!

整備工場も、OBD検査も含め、変わりつつありますので、経営者側も新しい工場の法律対応に大変ではあります!!

さて、お付合いの長いお客様より、ご予約を経てタイミングベルト、オートマオイル交換(ストレーナ交換含む)の作業をアップいたします!

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プログレの最終型になると思いますが、タイミングベルト交換するのは3リッターエンジンになります!

クラウンや、マークⅡ系と違い、フロントスペースが少ない為に、ラジエータを脱着する事になります!

なので、ウォーターポンプをチェックすると・・・

漏れていた跡もあったので、交換する事になりました!!

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まずは、ラジエータを取外し、ファンベルト、クーリングファンを外した写真!!

以前にも、交換作業をアップ(同じエンジン系)してるのでサクッとですみません!!

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最終型のJZエンジンは、ツインカム方式からワンカムツインカム!!

さらに、ダイレクトインジェクター(直噴方式)に変わっております!!

直噴式エンジンは、カムリのエンジンから不評で、壊れやすい方式エンジンの代名詞だったんですが、6気筒エンジンにも採用されています!

当店でも、大分前からご入庫いただいてるマークⅡブリット(2.5リッターエンジン)でもエンジン交換歴が多いので、普通にツインカムエンジン仕様がトラブルは少ないかなと思いますけど・・・

余談が多くてすみませんが、作業へと戻ります!

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カムシャフト、クランクシャフトのオイルシールににじみや漏れが無いので、今回は素直にタイミングベルト、追加でウォーターポンプを交換します!!

ついでに、サーモスタットも交換しました!

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タイミングベルト、ウォーターポンプを外した写真です!!

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ウォーターポンプ、アイラベアリング、テンショナーベアリング取付後になります!!

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タイミングベルト組付け後!

ここからは、前のブログでもアップしてるのでサクッと作業を進めて行き・・・

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冷却水のエアー抜きをして・・・

次に、オートマフルード交換へと進めて行きます!!

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今回も含め、オートマオイルのトラブルを防ぐため、純正オイルで対応して行きますが・・・

今宵はここまで!!

次回は、オイルパンを取外し、ストレーナー交換してオイル交換して行きます・・・続く👀✋

 

2024年6月 4日 (火)

スズキ・ジムニーJA11、シフトレバー固定ボルト交換、ワイパーアーム交換編(^^;

毎度、天気の話で恐縮ですが、中々当たりませんね💦💦

気象庁も含めコンピュータに頼りすぎですよね!!

コンピュータは、優れていると思いますが処理スピードにたけてるだけで、過去のデータから未来予想は可能かも知れませんが、現在進行形で気候が変わってるので、全く意味がありません!!

パソコンに頼りすぎると、ターミネーターみたいになりますよ💢💢

余談の多い店主です・・・💦

さて、3月に車検整備をしたスズキ・ジムニーのお客様から4月にご連絡があり、また、シフトレバー(チェンジレバー)がグラグラになってしまい、シフトが入らないとのご連絡がございました!

多分、チェンジレバーを固定する固定用ボルトの先っぽが折れたのかな?とは思ったんですが、この時期は滅茶苦茶忙しくて5月末まで待ってもらい、ご入庫となりました!!

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過去にもブログでアップしてますが、まず、この車両はJA11です!

まず、この車両は、先ほど書いた固定ボルトは対策品に変わっており、先っぽが折れる事は無くなっております!!

が・・・

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写真のボルトが、チェンジレバーを固定してるロックピンタイプになります!

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大きさを見ていただくと分かるのですが、この車両で頼むと対策品何でボルト系も、ロックピン部分も太くなってるのですが、搭載されてるミッションは、550cc時代のJA71系のミッションが積まれておりました!

何故?71系のミッションが搭載されてるのかは全く分からないのですが、71系のミッションだと、このボルトが折れる被害が多く、さすがのスズキも11系に変わったと同時に対策品に変わったようです!

それでも、2年前の時(前回の車検時)に交換したばかりだったのに・・・2年で折れるって・・・さすがに困りました!!

ただですね・・・JA11のミッションに交換する事も不可能ですし、チェンジレバーを固定するカバーを交換して対策したくても生産中止になっているので、対応する事も出来ません!!

それに、対策ボルトに替えるために固定カバーのボルト穴を拡大して加工する事も考えましたが、強度的な問題もあり断念!!

なので、写真のJA71の部品を注文して交換する事にしました!!

また、このボルトが無くなってしまうと困るので、今回交換するボルトも含め5個注文!!

2年で壊れるから、10年は交換しても対応できる計算になります!

1個、税抜き140円ですから、無理にミッションを探すよりはOK!!かな!!

最後に、写真がほぼ無いのですが、左右ワイパーアーム交換しました!!

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写真は、交換前のアームになります!!

この後、アームを交換してお渡しとなりました!!

まだ、部品が入手は出来ると言っても、大分制限が来てるかな・・・👀✋

 

2024年6月 3日 (月)

ニッサン・エルグランドE50系、スピードメーター不良不具合編(^^;

いつも天気の話で恐縮ですが・・・

近年、全く予報が当たらないので、何やってるんだ💢💢

みたいな感じで、怒っています👀💦

以前は、ひまわり衛星画像を返し、富士山レーダーでの予報が多かったのに、富士山レイダーは閉鎖になり、ひまわり衛星も新しく飛んでると思うのですが、全く衛星画像を出すテレビ局が少なく、コンピュータで勝手に過去のデータから予報してる事が多い為か??

豪雨に対応出来ない事が多いですね!!

特に関東なんかは、雹、豪雨などで対策が出来ず、駅のホームで雨漏りが酷いとか!雹の影響で農家さんのダメージ等が起きています!!

気象庁は、もう少し考える(対策強化)べきではと思います!

多分、考えが古い昭和世代が、邪魔してるんでしょうな!!

店主の主観ですから、気象庁の方を攻めてる訳ではありませんので、ご理解下さいませ!!

さて、余談の多い店主!!

本題へ・・・

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以前にも、修理でご入庫歴がある車両ですが、今回、突然スピードメーターが動かなくなったようで、スピードメーターが動かないせいで、色々なチェックランプが点灯(エンジンチェックランプ含め)してしまい、多分ではあるのですが、スピードメーター用のセンサーが壊れてしまったのかな?と思っておりました!!

ただ、センサーだけ壊れているなら、センサーのみ交換で対応は出来ますが、万が一、メーター側本体が故障してる事も考えられるので、お客様にはご説明後にお預かりとなりました!

まずは、現状確認しますが、スピードメーターは動かないので、自己診断機を使って調べました!!

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意外にも、診断機で結果が解り・・・スピードセンサー(メーター側センサー)を交換して行きます!

ちなみに、事前にセンサーは注文済みです!

ただし、ここが壊れる前提ではありませんが、可能性として事前に注文していましたが・・・

診断結果は、センサー側で間違いは無いようです!!

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こちらが、車速センサー(スピードセンサー)になります!

昔は、ワイヤー式ですが、平成初期型の車両からでしょうか???

シグナル式に変わりました!!

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写真は、センサーになりますが・・・こんなにコンパクトで小さいんですね!!

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ちなみに、この写真状態だと昔のアナログタイプのワイヤー式と言っても過言ではありませんが、ドリブンギヤー側は、この時代まだアナログとの併用だったようです!!

写真は無いのですが、ドリブンギヤーも取外して、ギヤー欠けが無いか確認し、問題は無かったので、そのまま電子式のセンサーを組付けて元に戻して行きます!!

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元に戻した状態になります!!

ここから、診断機で消去作業!!

この当時のコンピュータだと学習機能とかは無いと思っていますが履歴が出ると厄介なんで・・・

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消去しました!

この後、テスト走行して、他の不具合ランプ点灯など無い事が解り、完成となりました!!

しかしながら・・・この時代の車両ですらエラーが出てしまうので、ある意味ですが作業しやすいかな!!

ただ、難しい不具合とか出ると、調べるのに時間は掛かりそうですが、じっくり調べると案外、簡単な整備で終われそうな気はします!

難しく考える整備士さんは、単純に面倒だからが多いのかも知れません💦💦

あくまで、店主の個人的主観です👀✋

 

2024年6月 2日 (日)

トヨタ・ライトエースTM55系、クラッチオイル漏れ、冷却水漏れ、エンジン不調、エアコン不具合編その3(^^;

天候不順が続く千葉県ですが、これに付いては千葉以外でも東西南北含め、自然災害、天候不順も含め、日本はどうなってるの???

って感じでしょうか!!

災害に遭われてる方も含め、深くお見舞い申し上げます。

さて、ライトエースの続きです!!

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次に、水回りの不具合です!!

昨年、一昨年も含め、水漏れの修理でご入庫歴が多いお車になります!!

こんな事を言っては、大変申し訳ありませんが、前回のブログでも書いたご記憶もありますが、劣化が酷く、当店がコツコツ直してるのですが、弱いところに漏れが発生してしまう関係で、次から次へと漏れが起きてしまい、その度に対応してきました!

今回は、直したところの水漏れ箇所の修理と、2年前に交換したサーモスタットも壊れてしまい交換して行きます!!

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未だに、サーモスタットが供給されてるのには驚いたんですが・・・入手出来て助かりました!!

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サーモスタット交換に関しては、前回もお届けしてるのでサクッと進めます💦💦

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交換後の写真ですが、漏れていた箇所も写真を撮り忘れてしまいましたが処理し、テスト走行後も漏れチェックしましたが問題無く完了いたしました!!

これで、しばらくは水漏れは無いと思いますが、まだ交換しきれていない箇所もあるので、また漏れる可能性はございますが・・・

年式が年式なので、長い目でお付き合いして行くしかないかなぁーと思います👀💦

次に・・・

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エアコンの不具合になります!

エアコンガスは、充分とは言い切れませんが、ガスは入っており、ガス漏れでエアコンが効かない理由ではありませんでした!

また、お預かりした際には、効いたり効かなかったりとエアコンの不具合が有ったようなんですが・・・

店主が確認した時点で、全くコンプレッサーが回りません!!

ただ、コンプレッサーのマグネットクラッチと連想してるアイドルアップソレノイドは作動してアイドリングが上がるのにコンプレッサーが回らないので、写真矢印のカプラーを外して電気が来てるかチェックします!!

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チェックすると13V以上の電圧が掛ってるので、電気系のトラブルではありません!

次に・・・

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コンプレッサー側のマグネットクラッチ側の抵抗値を測定したら・・・無限大

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もしかして、測定方法やアース不良なども考え、直接バッテリー直で繋いだところ・・・

全く作動しません!!

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こちらは、アースの接触不良も少なくするためにマグネットクラッチのアース配線に直接つないでバッテリー直で試しましたが作動しませんでした!!

ちなみに、エンジン始動状態でチェックしています!!

おそらくですが、マグネットクラッチの劣化で断線したようです!

ただ・・・部品がありません(コンプレッサーも含め)!!

お客様には、ご説明しているので、ここからどの様にしていくかは、今後へと続きますが、いつ頃ブログアップ出来るかはすぐに出来ないと思います!!

続く👀✋

 

2024年6月 1日 (土)

トヨタ・ライトエースTM55系、クラッチオイル漏れ、冷却水漏れ、エンジン不調、エアコン不具合編その2(^^;

本日より6月になりました!!

いやー・・・正月早々、インフルエンザになったと思ったら、もうすでに梅雨の季節になる6月!!

今年も、エンジンオーバーホール、トランスミッションオーバーホールと続きます!!

まぁー、のんびり行こうと思います!

さて本題へと・・・

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クラッチマスターのオイル漏れ修理は完了したので、次にエンジン不調を整備して行きます!

まずは、お客様からお聞きした症状を確認したところ、エンジンが始動しても調子が悪く、走行しても息継ぎ等が酷く、力が無いのですが、時々調子が良くなったりするらしく、お客様ご自身ではキャブレターでは無いかと思った様で、キャブ系のパーツを探してお持ち込みいただいたのが、最初の問診作業になります!!

ただ、キャブレターに関しては、ほぼ決まったトラブルがあります!

単純な機器ゆえのトラブルと、直しようが無いトラブルも有りますが・・・

症状を実際に確認したところ、キャブレターの不具合とは違うような気がしました??

この年代のキャブレターは、53年度排ガス規制後の車両になるので、当然ですが触媒も付いてるし、キャブレターにはこれでもかってくらい、バキュームホースとソレノイドバルブが、鬼のように付いており、当時の整備士ですら、ちょっとした不具合が起きると不具合原因を特定することが困難なほど、排ガスをクリアーするためにバキュームホースだらけ・・・💦💦💦

当時の整備士さんだった方なら、嫌な思い出の規制対象車両です!!

確かに、ホースが一杯付いてて大変ではありますが、基本的なキャブレターの機能には全く変わりがありません!

補器類は、分かりやすく言うと全て基準値外の排ガスを抑制させるために付いてる物で、エンジン自体の性能に致命的な不具合を起こす事はありません!!

ただし、バキュームホースが劣化で割れてるとか破れているとかは、不調の原因になりますが、それでもキャブ自体に問題が無ければ、エンジン始動が困難だったり、冷間時にエンジンが止まったり、暖気後にエンジンが止まったりはしないので、普通のエンジン始動とアイドリングは低くても維持は出来ます!

ただ、今回のトラブルは、エンジンは始動するが、暖気後も調子が悪く、加速もノッキングするような加速と高速でもパワーが無いなど、おそらく1発死んでる状態かなと判断!

そこで、1本づつイグニッションコード(プラグコード)を抜いていたところ・・・

上記写真になりますが、プラグコード?とも思ったんですが・・・

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見づらいですが、プラグの頭が接触する部分が心無し黒くなってる気が・・・

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この状態で、エンジン始動すると、症状的に同じことが判明、ただ、プラグコードを元に戻すと復活して調子よくなる時と不具合が起きる事が在りました!

なので・・・

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1番のプラグを外してチェックすると、コードが付く部分が真っ黒でした!

コードが悪いのか?プラグの不良なのか?分からなかったので、まずはプラグを新品に交換します!

ちなみに、プラグコードは生産廃止なので、プラグ頼みですが、たまたまプラグの頭を綺麗に磨いてエンジンを始動したら、調子が改善はしたものの、未だに調子が改善出来ないので、まだ部品入手可能なプラグを注文して交換作業へと進みます!!

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4本とも取り外したプラグ!!

4本ともにくすぶっているので、全体的にプラグコードがダメなのかなぁー・・・???

とも感じましたが・・・

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新品のプラグと交換してエンジン始動したら・・・

かなりの状態で調子が改善されました!!

ただ、まだ、失火してる事が多く、テスト走行もしましたが、問題無いレベルですが、上り坂などは、ノッキング気味な感じなんで、プラグコードは交換必須かも知れません!!

走行的には、問題が無いので、入手が可能であればプラグコードも交換したいですね!!

尚、必ずしもT型エンジンでは無いとプラグコードは取付出来ない訳では無いのですが、ヘッドカバーにピッタリフィットしないとダメだと、この限りではございません!!

他の修理作業もあるので、お客様にはまだ、お伝えしておりません!!

続く作業に困った問題もありますので・・・次回へと👀✋

 

 

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