トヨタ・クラウンS136系バン、エンジン不具合修理と車検整備編その2(^^;
冒頭からすみません!
最初、S131系バンと投稿記事のお題にしたのですが、S136系のバンの間違いでした(すでに変更済み)!!
どうして間違えてしまったかと言うと、S130系は、クラウン車両最後のフレームボディ車両になります!
今回のクラウンはバンですが、この後はアスリートワゴン系に変わりバンは無くなりましたが、次の世代からは、皆さんがご存知のモノコックボディに変わっています!!
フレーム車両としては希少車ですから、お客様が長く乗りたい気持ちは理解できます!
なので、大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m
さて、最近なのですが、弊社では電話番号の050で始まる電話番号は、特別な理由が無い限り(お客様以外)電話は取らない様にしているのですが、050発信の電話を取らない業者さんも増えたんでしょうか?
普通に03から発信したり千葉県又は他の県外からの市外局番から迷惑電話が掛かり始めて来ました!
普通に電話に出てしまうので、お客様以外の電話だと対応するだけ無駄なんで迷惑です!!
それだけ、迷惑業者も、必死なんですかね・・・👀💢💥
余談になりましたが、ようやく着手する事になったクラウンバン!
本日も、お客様ご自身もご来店いただいたんですが、途中まで作業が進んでる事をお伝えし、分解後の作業方法などを詰めたんですが、まずは分解していかないと主原因が分からないので、進めて行きます!
すでに、配線、ホース類、エキマニ、カムプーリーなどを取外し、カムシャフトを取外してシリンダーヘッドボルトを外して、ヘッドとシリンダーを分離して行きます!!
ヘッドを外した後のシリンダーブロック部分ですが、この時点では4番(写真矢印)部分が燃焼出来ていないの為に、ピストン頭部がめっちゃ綺麗ですね!
この時点では、違和感を感じていなかったのですが、ヘッドガスケットを剥して、3番と4番を圧縮上死点にしたら、すぐに不具合が判明!!
その前に外したシリンダーヘッド写真です!
スラッジはかなり酷いですが、走行キロを考えると何となく納得の状況です!
ヘッドをひっくり返してみると、バルブの溶解等で不具合が出てる感じではなさそうです(矢印無いですが写真左側が1番側です)。
一応、気になる2番気筒も含め、バルブの隙間があるか?灯油を燃焼室に入れて漏れないかをチェックするんですが、洗浄する事もあるので、ここはただの水を入れてチェックしましたが、漏れは発見出来ませんでした!!
なので、疑うはシリンダーブロック側になります!!
分かりやすい様に、ガスケットを剥し、スクレッパーで残ったガスケットを剥した後、オイルストーンで軽く磨いて、3番と4番を圧縮上死点にしたら・・・
何と・・・
不具合だった4番ピストンが上死点より2mmほど下で止まっています!
詰まり、圧縮上死点なのにピストンはブロック上面に達していない為に圧縮も無く不完全燃焼により排ガスがクリアー出来なかったのが最大の主原因でした!!
しかし、ヘッドガスケットが抜けて冷却水が入り込んでのウォーターハンマーのような事も見受けられないし・・・何故??
ここからは、腰下を分解してみないと詳しくは解りませんが、、おそらくコンロッドが曲がっていると思われます!
どちらにせよ、走行キロ数も相当凄い距離を走られておりますので、オーバーホールするより中古エンジン等で載せ替えた方が無難かなとは思いますが、ここからは、お客様との要相談になります!
ヘッドで済むかな・・・なんて・・・淡い期待をしたんですが・・・やはりでしたか・・・💦💦💦
続く👀✋
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