ホンダ・シビックユーロ(FN2)タイプR、エンジンオーバーホール編その5(^^;
先日、中古エンジンを載せ返したスズキ・エブリィがありましたが・・・
何と、テスト走行時には問題が無かったのに、お客様にお渡しして高速道路に乗ってから不具合が発生??
お客様から録画をメールでいただいたんですが、どうやらカムシャフトとタペット音が不具合原因のようです!!
わずか5万キロしか走っていない中古エンジンなのですが、まさかのトラブルで、参ってしまいました!!
店主のミスなら、責任を負うのは当然の事なので、仕事が押してしまっても仕方が無いと思っておりますし、お客様には責任はありません!!
ただ、店主のミスでは無いけど、お客様にご迷惑をお掛けしてるのは事実なので、当分は、定休日は休めそうにありません!!
さて、余談になってしまったのですが、色々な面で作業が押しており、ご予約していただいてるお客様にはご迷惑をお掛け致します。
誠に申し訳ございませんm(_ _)m
さて、シビックの続きになります
アルミのパーツに関しては、シリンダーヘッド&ブロックも含め、いつもの水溶性洗剤で浸けおき洗浄し、錆びやすい鉄部Bンは、速攻で錆止め処理をするようにして洗ったパーツ類になります!!
ちなみに、クランクシャフト、コンロッド、カムシャフト、バルブスプリング類、オイルポンプのバランサーシャフト系などは洗い油で洗浄しました!!
今回のエンジンに関しては、かなりスラッジも少ない理由もあり錆び対策で対応させていただきました!!
シリンダーヘッド、洗浄後になります!!
シリンダーブロック、シリンダー内の上面部分は、新品のピストンリングを組付ける際に段差を修正してリングの初期かじりと割れを防止する対策をしました!!
こちらは、今までオーバーホールしたエンジンも同様、同じ処理をしております
次に、オイルポンプ兼バランサーユニットの組付けになります
こちらには、シャフト部分にメタルが使われており、新品と交換します!!
ちなみに、各部分の測定をしましたが・・・
写真矢印のポンプ本体のクリアランスはギリギリでしたが他は問題が無かったので、このまま組付ける事にしました!!
何故なら、ポンプ本体部分だけ部品として出なくて、アッセンブリー交換になってしまい、かなり高額のパーツになるために再利用しました!!
バランサーシャフトには合わせマークがあります!!
本体も含め規定トルクで締め付けてユニット本体は完成です!!
次回は、クランクシャフトの組付けから、ピストン&コンロッドの組付け、さらにはシリンダーヘッドの組付けへと続きますが、順番なので長丁場にはなるかと・・・👀✋
« ホンダ・インテグラDB8、足回りブッシュ交換他その1(^^; | トップページ | ホンダ・シビックユーロ(FN2)タイプR、エンジンオーバーホール編その6(^^; »
「車、整備」カテゴリの記事
- アルファロメオ・156、車検、クラッチO/H、タイミングベルト類交換、エアコン修理編その5(^^;(2023.05.30)
- アルファロメオ・156、車検、クラッチO/H、タイミングベルト類交換、エアコン修理編その4(^^;(2023.05.29)
- アルファロメオ・156、車検、クラッチO/H、タイミングベルト類交換、エアコン修理編その3(^^;(2023.05.27)
- ダイハツ・KFエンジン、エンジン本体のみのオーバーホール依頼編(^^;(2023.05.26)
- アルファロメオ・156、車検、クラッチO/H、タイミングベルト類交換、エアコン修理編その2(^^;(2023.05.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント