トヨタ・ソアラJZZ30系、エンジンオイル漏れ整備編その2(^^;
冒頭からすみません!
このブログの内容ではありませんが(後日アップ)、言い訳は出来ないのですが、お客様のお車にミスを犯しました!
すぐに気が付き、連絡をして事なきを得たのですが、深くお詫びしましたが、今後、このような事が無いように厳重に気を付けたいと思いました。
さて、本題の続きになりますが、作業中意外な事が分かりました!
内容に関しては、最後の方に写真も含めアップしますが、今回の続きは主にこの事がメインになります!
タイミングベルト交換も含め、同時進行でカムカバーパッキン交換もするので、スロットルボディを外した状態になりますが・・・
この時点で、少し違和感はありました!
写真では気づきにくいのですが、心なしかカムカバーが変だったのです!!
この時点では、取り外す作業を優先していたので、あまり気にしていなかったのですが、洗浄する際に気づきましたが、こちらは最後に書きます!
次に、写真の矢印はブローバイガスを排出するところですが、こちらは次の時に詳しくアップします!!
次にファンベルトですが・・・ひび割れも酷いので交換します!!
カムカバーを取り外した後ですが、左右でスラッジの付き具合が変ですよね???
こちらは、後日説明しますが、今回はもっと困った内容です!
一応、始めにお伝えしますが、初めてご入庫いただいたお客様で、走行距離も8万キロ近く走行されてる車両になりますが、初度登録から年数も経っておりますので、距離が少なくてもゴム類は劣化するため、過去にカムカバーパッキンを交換した履歴がございます!
この事を踏まえ、作業はすでに洗浄へと進めていますがそこで初めて、事の状況を把握する事に・・・
すでに、洗ってしまった後の写真なんですが・・・
弊社では、オーバーホールなどの場合は、専用の水性の洗剤を使い、お湯で洗うのですが、カムカバーなどは、せいぜいパーツクリーナーもしくは灯油で洗う事が多いです!
今回も、灯油で洗ったのですが、洗っていたら・・・
膨らみを発見!
当初は、何かの液体ガスケットの付着だと思っていましたが・・・
明らかに、アルミのヘッドカバー(カムカバー)が素材から溶けてドロドロになっています
次に・・・
こちらは、アルミ自体が浮き上がっています
一番問題なのは、亀裂が入り、何時割れてもおかしくない状態です
角度を変えて
同じく角度を変えて
最初に、アルミも古くなってくると塩が乾いたような白い斑点が出たり、鉛色を濃くしたような地肌になる事があるのですが・・・
これは、明らかに強力な洗浄液で洗い、すすぎもせずに組付けたか?長時間浸けおきした状態のままにしたか?のどちらかになるかとは思いますが・・・
多分、浸けおきの場合は、すすぎをしっかりとして洗浄液を除去すれば、これ以上の事は無いと思われますので、洗浄液で洗った後、そのまま組付けてしまったのではないか?と推察されます!!
これは、酷いですね!
ただ、ここからオイル漏れが進行してる訳では無いので、今すぐ漏れてしまいダメになる事は起きないとは思いますが、店主的に怖くて組付けが出来ませんよ!!
どこの整備工場様が作業したかは、お客様のみしか知らないので、何とも言えませんが、店主の口から「漏れてないからそのまま使っても大丈夫」とは言えません👀💥
続く👀✋
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