トヨタ・ソアラJZZ30系、エンジンオイル漏れ整備編その3(^^;
寒い日が続きますが、最近の12月にしては寒い!!
ここのところ、寒すぎて手がかじかんで作業が進まない時もあるから、温暖化?って何を根拠にと思いますが、お偉い学者さんが言ってるんだから、そりゃー温暖化の性なんでしょうな??
さて、カムカバーの事をお伝えしたと思いますが、こちらは中古でも中々見つからない状況の様で、もうしばらくお時間が掛かりそうです!!
この時点では、カムカバーは外していませんが、タイミングベルト側の取外しになります!
専用工具でクランクプーリーボルトを緩めますが、めっちゃ硬いので大変なのですがここを外す事が出来れば、タイミングベルト交換作業の9割は終わってるとも言うくらい、大変な作業にになります!
こちらは、タイミングベルトカバーですが、オイル漏れで歪んでいると思ってましたが、大丈夫だったようで今回は再利用可能です
矢印を付けるのを忘れてしまいましたが、プラグホール部分のオイル漏れによるゴミ汚れが酷く、洗浄しましたが綺麗には行きませんね?
次に、インテーク側とエキゾースト側ではカムシャフトのスラッジが違ってる事に、ブログを見ていただいてる方は明らかにおかしいと思った方が多いと思いますが・・・
前回の写真にブローバイ部分の箇所に矢印を付けていた画像がございます!
少々説明が長くなってしまいますが、ツインカムエンジンには、ハイメカタイプと純然たるツインカムエンジンがあるのは、皆さまご存知かと思います!!
ハイメカタイプ、純然たるツインカムエンジンでも、カムカバーが一体式のタイプと今回のような別々のタイプがあります!!
トヨタ車は、ターボエンジンや4気筒エンジン車両には、ブローバイホースをバイパスで繋げて、負圧正圧ともに管理をしているのですが、何故か?このエンジン(NAのみ)、PCVバルブ側(インテーク)と普通のブローバイ側(エキゾースト)を別にしてしまっています!!
もう少し詳しく説明すると、ブローバイガスにも2種類ありまして、燃焼する前の圧縮ガス漏れによる未燃焼ガスと、点火後に起きる排気燃焼ガスがあります!!
大概は、圧縮時に起きる未燃焼ガスが多いので、なるべくダイレクトにリターンさせるようにしていますが、点火後の漏れた排気ガスは排ガスは、ダイレクトに取り込むと加速不良や、燃焼効率が悪くなってしまう為にPCVバルブをかえす事で対応しています!!
ただ、未燃焼ガスより、燃焼後のガスは炭化水素も含まれる関係で、PCVバルブの構造上、エンジン回転を上げれば上げるほど良いので、スラッジが付きにくい環境になるのですが、普通に考えると燃費を考えると普通、アクセル全開は少ないと思います!!
その反動が、このような状態になったと思いますが、普通にパット見ると不思議に思いますよね👀
店主も、このような作りになってる事に違和感を覚えましたが、トヨタ側も考えてなかったのか?まさかこうなるとは思っていなかったのか?
個人的には後者だとは思っています!!
さて、余談過ぎましたが・・・
カムシャフトオイルシールですが、こちらもダダ漏れ!!
クランクシャフトオイルシールも不幸なほどオイル漏れしております!
オイルメンテは、決して悪くないだけに摩訶不思議な状況ではございますが、走行キロが少ない分、年数による劣化かな?とも思います
交換部品を組付けて行きますが、ある程度、清掃後になります
本当なら、スラッジの多いインテーク側も綺麗にしたいのですが、外した状態では無いのでトラブルも含めある態度は綺麗に出来ますが限界があるので、ご容赦を!!
この作業の前に、カムカバーの割れなどがあり、そちらを優先してアップしましたが、ようやくオイルシールの交換へと
オイルシール組付け後になります!
今宵は、ここまでになりますが、カムカバーの件もございますので、続きは少し後になりそうです👀✋
« トヨタ・ソアラJZZ30系、エンジンオイル漏れ整備編その2(^^; | トップページ | ホンダ・インテグラDB8、オルタネータ、ディストリビュータ交換編(^^; »
「車、整備」カテゴリの記事
- ホンダ・インテグラDC系、エンジンオーバーホール、車検整備編、その22(^^;(2023.09.25)
- ホンダ・インテグラDC系、エンジンオーバーホール、車検整備編、その21(^^;(2023.09.24)
- ホンダ・インテグラDC系、エンジンオーバーホール、車検整備編、その20(^^;(2023.09.23)
- ホンダ・シビックEF2、エアコン不具合修理編その3(^^;(2023.09.22)
- ホンダ・インテグラDC系、エンジンオーバーホール、車検整備編、その19(^^;(2023.09.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント