トヨタ・カローラランクスNZE12系、エアコン修理編その2(^^;
今日は、中秋の名月!
2日前に満月では無いのですが写真アップしてるのでアップは致しませんが、今日は綺麗に見えております!!
さて、エアコン修理の続きになります
まずは、エンジンルーム側のエアコン関係を組付けて行きますが、必ず交換しているのはガス注入用バルブ(虫ゴム)です!
高圧側、低圧側も含め同じ大きさ(共通バルブ)を使用(旧ガスも種類が違いますが大きさはともに共通です)
次に、コンデンサーに付いてるドライヤー(リキッドドライヤー)を入れ替えますが、付いてるドライヤーは結構黒ずんでいます(写真下)!!
次に、高圧側のパイプを交換して、コンデンサーも組付けました!!
こちらは、元に戻した状態になります
次は、いよいよ室内のユニットを取外すのですが・・・
エアーバックなども外しますし、配線のショートなども対策するためにバッテリーのマイナス端子は事前に外しています
ちなみに、今回修理するお車は、障害をお持ちの方がお乗りになっているために特別な装が付いており、この部分の取り外しからスタートとなるのですが、最初はカプラーで止まっているので作業はスムーズに進んでいったのですが・・・
ここで障害が・・・
ちなみに、この時代のカローラ系は、ダッシュボードが上下で分離するようになっております!
これはこれで非常にありがたいシステムなんですが・・・
やられました・・・👀💢💢
不自由な方がお乗りになる車両何で、仕方が無いと思っていましたが、この車両!
車検証には型式指定と種別区分番号が記載されている立派なメーカー車両になります!!
と言いますか、普通、メーカー直以外で加工や改造した車両には型式類別の記載が無くなるのですが、立派に記載があるので、メーカーオプションで改造したメーカー車両となります!!
なので、改造した機器類はトヨタから部品の供給がある事になるのですが・・・
何でしょう?このお粗末な配線処理は💦💦
素人でも配線できそうな状態!
後で、外す事を全く考えていないとは、お粗末すぎます!
この配線、床にそのまま配線されているので、外す事も出来ず、スイッチ自体を外す事で対応は可能ですが、いちいち外すのも面倒!
下側のボードが外せないとユニット本体を外すのが大変な事になるので・・・
仕方なく・・・
配線の色が同じなので、荷札で印を付け・・・
カプラーを増設して対応!!
完成した後にお客様から話を聞いたのですが、新車でこの状態で購入後、整備は全て購入したディーラーにお願いしているようで、一度も浮気をしていないそうです!!
「忖度」と言う言葉が一時流行りましたが、レクサスやクラウンクラスなら、こんな仕事をしたでしょうか?
天下の〇〇〇!とは言っても所詮一企業だと少し残念な店主!
それでも、古い車両でも部品の供給はどこのメーカーよりも優れているので、これ以上の悪評は致しませんけど・・・👀💦💦
さて、不評を言ってごめんなさいですが続きを・・・
外す事が出来れば、作業は簡単で、ユニットを無事に取外し
取外し後
すみません、途中の写真が無いのですが、ケース自体は、エアコンオイルでビチョビチョで、エバポレーターの台座部分のはっぽースチロールは化学反応でボロボロで再利用不可!
しかも、この部分だけ部品が出ないので、代用品で組付けますが、このオイルの臭いが半端なく臭いので洗浄!!
話は前後しますが、こいつがエバポレーターで主原因になります!
分かりづらいのですが、ブラックライトを当てた部分に緑色が分かりますでしょうか!
完全に漏れている事が分かります
ちなみにエバポレーターのカバー部分ですがここにも漏れたガス漏れ検知液が付着していました!
ケースは、バラバラに分解して洗剤で綺麗に洗浄して本日は終了になります!!
次回は、完成編ですが、この後もお尻拭き作業が・・・👀✋
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