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2021年1月

2021年1月31日 (日)

スバル・レガシィBG5、車検整備編その3完成(^^;

冒頭からすみません!

本日も、変なお問い合わせがございました!

前に、似た整備工場があり、そこの工場様は、Youtubeをアップされていたので、間違いですと回答していたんですが、ブログもされているみたいで、しかも、当店のブログとかぶる内容だったので、それなりに対応してしまったんですが、後から気づくと書いた記憶が無い内容が出てきて?納得いかなかったのですが、説明して納得いただきましたが・・・

よくよく調べると、ブログも書いてるらしく、確認したらお電話の問い合わせと同じでした!

当店も、整備工場なので、同じことも記載してる事が多いのですが、必ず何万キロで施工とか?オイル交換系以外では歌っておりませんので、勘違いしないようにお願い申し上げます!

さて・・・レガシィの続きですが完成編です!

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次は、デファレンシャルのサイド・オイルシール交換です!

スバルさんも含め、独立懸架式のあるある漏れです!

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ドライブシャフトを外し、ガイドリテーナーを外した状態のデファレンシャルになります!

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外したリテーナー写真上左から、スペーサー(シム)、リテーナーパッキン写真下に漏れの主原因であるサイドオイルシールとリテーナーパッキンです!!

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次に交換作業ですがサイドオイルシールから

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交換後

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リテーナー取付中

ちなみに、写真が少し見づらいですが、矢印には印があり、付くようにしか付かないので、ご注意くださいませ!

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組付け後、元に戻しますが、ドライブシャフトはデフ側で抜いた状態での作業にしています!

これは、店主のやり方ですのでマニュアルでは、外すようになっています!

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普通に差し込み、デフオイルを入れてる状態になります!

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ちなみに、足回りはばらすので、負荷を掛けた状態でリンク部分を締め付けました!

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最後は、種類がでたカムカバーパッキンが届いたので交換です!

基本的には、カムカバーパッキンからのオイル漏れと言うより、ブローバイホースが付く土台のパッキンの劣化での漏れだったようです!

ただ、右バンクはそれほどでも無かったのですが、左バンクはオイルの給油口もあり、酷かったです!

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右バンクは、すでに組付けてしまったので、このような写真ですみません

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問題は、左バンクなのですが、バッテリーを外したら・・・

マイナス端子の配線と端子が外れてしまいました!!

年式が古いと、色々とアクシデントは付きものなので気にはなりませんが、作業が止まりますね!!

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へたくそですが、半田を溶かして流し込み抜けないように修正しました!!

この後、カムカバーパッキン交換を進めて行きます✋

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いきなりですみません!

外した状態です

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右もそうでしたが、オイルメンテは良かった様で、左右とも綺麗でした!

少し乾いたように見えますが脱脂したせいです!!

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組付け中

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ブローバイ、オイル給油口も組付け、バッテリーを組んで完成となりました!

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最後は、冷却水のエアー抜きをして完成となり、車検も持ち込んで合格となりました!!

型式と違うロアアームを組み替えたのでアライメントが狂い、サイドスリップ調整に苦労はしましたが無事に完成です!!

詳しくは分かりませんが、フロントのロアアームは多分BH5系では無いかと思いますが、取付ボルトオンなんですね(スタビリンクも交換です)👀✋

 

 

 

2021年1月30日 (土)

スバル・レガシィBG5、車検整備編その2(^^;

気が付くと早い物で明日で1月が終わり、明後日から2月になります!

今年は、コロナの影響で仕事が減るのかな?・・・と思っていたので重整備を入れたのですが、中々作業がうまく回転出来ないのとついで作業が多い為に、作業がうまく行かずにテンパってる店主です💦💦

さて・・・レガシィBG5の続きです

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センターマフラーの排気漏れで外したのですが、パイプの半分以上が腐食で腐り、部分的には穴が大きくなっています!

通常なら、交換なのですが、かろうじてパイプと触媒がくっ付いているので、へたくそな溶接ですがガス溶接で対応しました!!

その前に・・・

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状況の確認写真

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ガス溶接の場合、かなり熱が加わりますので排気温センサーも取り外します

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溶接後

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耐熱塗料で塗装しました

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元に戻した状態です!

次に・・・

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ガスケットの大きさが合わず、無理に他のガスケットを挟み込んでいた箇所も純正ガスケットを注文!

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組付け後、コーキング剤で少々埋めて対応!!

これで、排気漏れは無くなりました!

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こちらも、溶接修理した触媒部分ですが、排気漏れはありません!!

ただ、言っときますけど、あくまで応急処置になります!

一度腐食で穴が開いたマフラーは、他からも漏れが出て来ますので、一時的処置と思ってくださいませ!!

次は・・・

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その1でお伝えする内容でしたが、クラッチフルード交換作業です!

当店では、油圧式(特殊以外)は必ずレリーズシリンダー側から抜き取り、入れ替えしております!

次に・・・

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ボールジョイントブーツ切れと同時にフロントサスペンションのロアアームを違う型式のアームへと交換します!

ちなみに、お客様お持ち込みです!!

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交換後です

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ちなみに、サポートスタンドで車台が浮き上がる状態までサスペンションを通常の状態に近い状態でアームのブッシュ取付部分を締め付けて完了しております!!

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左右交換完了!

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ロアアームが変わるので、スタビライザーのリンクロッドも新しく交換しました!

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次は、ラジエーターロアホース交換です!!

当然ですが、クーラントも交換になります!

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ロアホース取外し後のエンジン側ですが、冷却水特有の粉上の白いカスが沢山付着しておりました!

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掃除後の状態です

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新品との比較ですが、ホースバンドは再利用しました!!

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交換後ですが、この後、冷却水のエアー抜きをして完了しております!

次は・・・と進めたいのですが、今宵はここまでで続きます👀✋

 

2021年1月29日 (金)

スバル・レガシィBG5、車検整備編その1(^^;

天気は☀良かったのですが、風が少し強く体感的には寒い1日でした!

さて、偶然ではあるのですが、同じ世代のBG5の車検整備編です!

BD5はアップしたと思いますが、セダンとワゴンの違いです!

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こちらのレガシィは、事前に立ち合い見積もり済みですが、予定より作業が増えてしまいました・・・👀✋

まずは・・・

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センターマフラーの排気漏れになります!

見積もりの際は、スポーツキャタライザー(触媒)のセンターマフラーが付いていたのですが、継続車検を受ける場合、車検に対応しています的な書類が必要なのですが(現在、書類が無いと合格出来ません)書類が無いそうで、合格出来ないためにお客様が純正へと交換してきたのですが、思い切り排気漏れしていたので、修理での追加整備になります!

車検対応のスポーツマフラーには、「JASMA」と言うスポーツマフラー協会が事前に認証した規格があるのですが、スポーツキャタライザー(触媒)部分のマフラーだけは、かなり厳しいようで、JASMAのプレートが付いていても書類が無いと認めてもらえないので、要注意です!

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ちなみに、社外のマフラーガスケットしかなかった為か?ガスケットの大きさが違うので、ガスケットの切れ端でごまかしていますが、排気漏れしています!

ここは、素直に純正ガスケットを注文しました!

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次は、車検整備なので、通常通りブレーキ周りの点検!

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前後ともブレーキは大丈夫です!

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次に、フロントのロアーサスペンションのボールジョイントブーツが切れているのでブーツ交換なのですが・・・

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こちらは、左のロアアーム

次に・・・

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分かりづらいですが、スバルさんあるあるのカムカバーからのオイル漏れです!

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まずは、順番と言いますか?ご依頼の内容と作業の順番で進めて行きますが、ミッションオイル交換です!

ミッションオイルに関しては、抜くだけで給油の写真はありません!

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次にデフオイルの抜き取りですが、こちらはオイルシールからの漏れがあるので、後にアップします!

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実は、カムカバーパッキンには3種類ほどあるそうで、注文するために右側のバンク側を取りはずして確認です!

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こちらは、カムカバーを外した右バンク側です!

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せっかくなので、プラグを外して確認しましたが、交換の必要はありませんでした!!

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部品待ちもあり、センターマフラーの修理からスタートになりますが、本日はここまでになります!

次回は、センターマフラーの修理と届いた部品交換へと続きます👀✋

 

 

2021年1月28日 (木)

スズキ・マイティーボーイSS40系、車検整備、エアコン修理編その3完成?(^^;

冒頭からすみません!!

昨年よりコロナの影響もわずかながら弊社にも影響が出始めて参りました!

今年度は、このまま変更はしませんが、来年度からは代車の利用、ご予約時の作業とは別の追加作業など、少し対応が変わります!!

店主としてもサービス業なので、ご希望に添えるように少しでもご対応させていただきたいのはやまやまなのですが・・・

次にご予約いただいてるお車の作業に支障が出始めており、お約束の期日までにお車が完成できない状況が続いております!

店主ごとで大変恐縮ではございますが次年度4月1日より変更等がございますので、ご不便をお掛けいたしますが何卒ご理解賜ります様にお願い申し上げます。

詳しくは3月にホームページ、ブログ等にアップさせていただきます。

さて、昨年にエバポレータをどうするかでストップしたスズキ・マイティーボーイ!

実は、昨年に一度お車をお返しして、エバポレータはいつもの愛知県の業者である杉田ラジエーター工作所さんにお願いしておりました!

昨年末に無事に作成したエバポレータが届いたのですが、当社の都合も含め、今年になってから改めてご入庫いただいての作業になります!!

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組付けた状態で杉田さんに送ったのですが、組付ける部品がまだ残っていたので分解して組付けて行きます

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角度を変えて

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スポンジも新しく取付

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こちらが室内に組付けた状態です!!

写真が少なく詳しくなくてすみませんが、後は元に戻すだけなので・・・!!

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室内とエンジン側おパイプを取付て完成となります!!

なお、真空引きとガスチャージはお客様ご自身で作業するので店主の仕事はここまでです!

次にメーターのバルブが一部切れているようで、メーターの各チェックランプとライトバルブ類を全て交換します!

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取り外すメーターです

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メーターのカプラーは、懐かしい丸型のカプラー!

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こちらは、外したメーターの裏です!

昔のメーターはみんな丸型のカプラーでした!

噂では、余った真空管の丸型カプラーを利用したとも言われてはいますが、都市伝説化も知れません!!

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当時のバルブは、今でもあるウエッジ球の出始めのバルブになります

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ちなみに全部で10個バルブが使われており、点灯の時間が多いほど黒ずんでいます!

奇麗なバルブは再利用でもと思いましたが、お客様のご意向で全て交換しました!!

後は、元に戻して完成となります!

 

2021年1月25日 (月)

シトロエン・DS3カブリオ、車検整備編(^^;

冒頭からすみません👀✋

相変わらず、誤字脱字が多い店主です!!

時々、家内に指摘されて修正はしておりますが、修正しきれてないところもございますので、ご了承くださいませ!

さて、順番が遅れてアップ出来て無いのもありますが、簡単な車検整備や修理編もお伝えしていきます!

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店主も初めてですが、シトロエンの車検整備になります!

走行キロも少ない関係で、ほぼ交換部品などはございませんが、中々作業する事も少ないのでって訳ではありませんが・・・

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エンジンルーム

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フロントブレーキ

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リヤブレーキです!

いつもですみませんが、基本外国車のブレーキは取り外すして点検する事を前提で作っておらず、ブレーキパッドが無くなれば、ブレーキパッド、ブレーキローター、キャリパー取付ボルト、キャリパー本体も含めすべてを交換するようにしている事が多いですが・・・

ここは日本なので!外して確認した後、ネジロック剤を塗布して組付けし直していますが、定期的に整備をしてる以上、そこまでする必要は無いとおもっています・・・ただ、整備をする側の考え方とお客様自身の考え方もあるので、無難な対応とは思っておりますが・・・。

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最後は、スペアータイヤの空気圧点検です!

天井がオープンになるキャンバストップタイプの性か?

トランクルームがコンパクトで、作業性が悪いですがスペアータイヤが装備されていました!

ちなみに、お客様は、今時のパンク修理キットしかないと思っていましたが、スペアータイヤが付いてる事に驚いておりました!!

店主も、こんな狭い場所に入ってるとは・・・創造付きませんでしたが・・・👀✋

 

2021年1月24日 (日)

ダイハツ・ハイゼットS211系、車検整備編(^^;

本日、ある意味興味をそそるお問い合わせがございました!

外国車の冷却水交換(クーラント)なのですが、他で断られ当店にたどり着いたようなのですが、他の工場さんの断り方が凄いのと、変な理屈を言って断ってる内容を聞いた時に、素直に「車検以外は出来ない」と断れよ!!と思いましたよ。

国産の冷却水交換だって、昔に比べたら面倒なのに、外国車だから面倒とは???いかなる理由なのか!!

凄いのは、クーラントの成分が違うとまで言われたそうで・・・クーラントの色は違いますが(国産だって色違うでしょ)色は違っても成分は変わらないから、抜いたら少し内部を洗浄して、ここの工場にあるクーラントで交換すればよい事なんですが・・・いやぁー呆れて開いた口がふさがりませんでしたよ!!

ただ、当店も予約で一杯だったので、すぐに対応出来なくてお断りしてしまいましたが、もし、忙しくて出来ないなら、それなりに断り方があるだろうと思いましたし、今時は冷却水の交換もまともに出来ないほどレベルが落ちてるのかと?残念な話です!

さて、余談になりましたが、初めてのお客様の車検整備編です!

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ハイゼット・トラックS211系です!

年式のわりに走行キロが少なく、あまり交換する部品が無いのですが、アップさせていただきます!

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シートを上に上げるとエンジンが見えます!

理屈上は、ミッドシップレイアウトになるのですが、後輪は軽く、ちょっとした坂でも滑ります💦💦

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荷台のエンジンカバーを開けるとミッションまで見えます!

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エアークリーナー(エレメント)は綺麗でした!

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走行5万キロだったので、気になってスパークプラグを確認しましたが、交換して間もないようで大丈夫でした!

ダイレクトイグニッションシステムだから、イリジュームプラグとは限らないので、車検整備時は確認は必要です!

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フロントブレーキは、錆止め処理してるのか?すごく綺麗でした👀💦

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最後はリヤブレーキです!

当店では、ホイールシリンダーから漏れが確認出来ない限り、カップの交換はしませんが、ご希望があれば交換します!

当然ですが、漏れていたり機能が損なわれていた場合は、強制的にカップもしくはホイールシリンダーごと交換します!

見えないところですが、車検に合格出来ませんので!!

写真にはありませんがエンジンオイル、オイルエレメントを交換し、各チェック後、無事に車検場で検査を受けてお客様にお渡しとなりました!

しかし・・・クーラント交換で、断られてしまうとは・・・作業効率イコール利益何でしょうな!!

長い目で見るとねぇー・・・。

 

2021年1月23日 (土)

スバル・レガシィセダンBD5、センタークラッチ不具合、パワーウィンドウ修理他、その2途中ですが完成です(^^;

本日は、冷たい雨が降っていますが、八王子方面は雪になってるそうです!

千葉も朝方降るのかな・・・??

緊急事態宣言が出てるのに、当店の前の抜け道はいつも以上に通行量が多く、不要不急って言ってるのに何なんでしょう???

さて、前回の続きですが、諸事情がございまして、センタークラッチまでは交換したんですが、その後のパワーウィンドウ不具合とセンタークラッチに付随する不具合など、原因は分かったのですが、これ以上は修理が出来ない状態になり、完成編と言うより、不具合状況のアップと思っていただいた方がよろしいかと思います。

その前に・・・

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センタークラッチも組付けて元に戻していくのですが、ミッションメンバーの取付箇所に不具合が発生(矢印部分)

いくら締めても空回りするので確認するとネジ穴が大きくなってしまいバカになっていました!

ここは、そのままスルーも出来ないので・・・

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リコイルを使って修理します

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ドリルで揉んだ後、リコイル用のタップを立て・・・

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リコイルを入れて・・・

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完成✋

これで無事に・・・

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取付完了!!

この時点で、気づいてはいたのですが、プロペラシャフトのスパイダ(クロスジョイント)にガタが判明!

しかも、デフ側もピニオンとリングギヤの遊びが過大!!

しかも純正のデフ本体も壊れてる感じです(まっすぐには前後問題ありません)!!

ただ、プロペラシャフトは新品が出るのですが税抜き約10万諭吉!!!

日産GTRのプロペラシャフトよりは安いのですが💦💦💦

中古部品も探しましたが、マニュアル車用だと結構あるのですが、オートマ用はさすがにありませんでした!!

写真が無くてすみませんが、写真ではお伝え出来ず、また動画を撮影する余裕も無かったのですみません!

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こちらもフロント左・ドライブシャフト内側のブーツですが、パックリと切れています!

本来なら、交換した方が良いのですが、車検の為の整備でも無いので、ごり押しが出来ず、あえなく交換保留!!

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マフラーのフランジ部分も、享年劣化で歪んでおり・・・

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フロントパイプとセンターマフラーのフランジにコーキング剤を塗布して応急処置です!

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オートマフルードを補充して完成ですが、一つ勘違いアドバイスですがオートマミッションはマニュアル車と違い、ATフルードの給油口とフロントデフオイルの給油口が違います!!

結構、間違えてる方が多いので、改めて説明しますが矢印側がマニュアル車も含めギヤーオイル(フロントデフオイル)で写真右側のじょうごがATフルードの給油側になります!

ATフルードとギヤーオイルでは互換性が無いので、お間違えの無い様に!!

最後は、パワーウィンドウの不具合ですが、パワーウィンドウの制御に過電流が流れた場合、遮断するレジスターが付いてるそうで、ここが悪いと全ての窓が開閉できないそうなのですが、何故か交換した後、開閉できる様にはなったそうですが、1日も持たずにレジスターがパンクしてしまったらしく、原因が分からず、当店にご入庫したようです!

まずは、写真が少なくて概要だけになりますが・・・

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運転席ドアの内張を外し

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運転席下部の内張を外すとレジスターが・・・

案の定、レジスターは完全に死んでおります!

次に、モーターを直接バッテリーに繋ぎ動作チェックするも反応なし!

多分、過電流が流れた時に一気に死んでしまったのかも知れません!

大元の制御は、運転席側のスイッチなのですが・・・

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テスターで、一つ一つ確認すると運転席の上げ方向のスイッチが完全にショートしており、スイッチを動かさない状態でもショート状態南尾で、多分ここが主原因かと思います!

ちなみに・・・

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モーター側の配線ですが、プラスマイナス逆につなげても全く動作しませんでした!

結局、原因は分かったのですが、諸事情でこのままお車を一旦、お渡しとなります!

旧車を維持するって、大変な事なので、ご事情、お察しいたします👀✋

 

2021年1月22日 (金)

アルファロメオ・156GTA、車検整備、サス&ショック交換編その3完成?(^^;

作業が中々うまい具合に進まず・・・一杯一杯の店主です👀💦💦

さて、リヤのサスショック交換とABSセンサーも取付が完了して、最後のフロントに移ります!

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フロントショック交換前です

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ちなみに矢印がABSセンサーのカプラーですが、熱で劣化したのか?プラスチック部分が無くなっており、端子が裸状態に!!

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ABSセンサーを交換する関係で、フェンダー内のインナーカバーを外しました!

リヤも大変だったけど、フロントの方が大変でした👀💧💧

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インナーカバーを外さないとセンサーの配線を外せません

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次に、フロントのショックアブソーバーを外すのですが、ホンダ車のフォーク上のステーになってるので簡単だろうと思ってましたが・・・これが実に甘かった💦💦💦

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結局、ナックル、キャリパー、ロアアームを外す事でようやく取外し!!

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取り外した直後のサスショックとセンサー!

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写真左が交換するサスショックですが、ショックのストロークに対してサスが長いの分かりますでしょうか!!

これがですね・・・悲劇の始まりでした!

なんせ、お客様の持ち込み部品なので、ぱっと見!無理だろうとは思っておりましたが、取付してみないと分からないので、強引にトライするのですが、当社のスプリングコンプレッサーでは縮小しきれず、方法を工夫するも後少しでアッパーシートにナットが取付出ると思った瞬間、縮めたスプリングが耐え切れずに、はじけ飛んでしまい、かすかに左腕に当たるも大事には至りませんでした!

少し、焦りましたが、ショックアブソーバーに入れた状態で縮めたのが幸いしたのか?事なきを経ました👀✋

途中の写真がありませんが、やり方が悪いと思い、油圧プレス機も動員して・・・

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専用の治具が無いので、お粗末な方法ですが、無事に組付けましたが・・・

スプリングコンプレッサーを緩めると・・・

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これはダメだ!!と思いました!

工具は外して無いので分かりづらいですが、テンションは掛かっていない状態で外していないだけですが、スプリングが耐え切れずに、九の字に曲がっています!

ショックのネジは8ミリの太さしかなく、物理的に危険と判断し、お客様に説明の上、元々のスプリングを再利用して組付ける事に・・・✋

ちなみに、今回交換するスプリング(サス)は国内仕様では無く自国(イタリア)仕様のようで、ショックも専用を使うようです!

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ショックアブソーバーのみ交換してサスは再利用となりました!!

後は、元に戻していきます

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組付け後

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センサーも交換したんですが、相手側がボロボロだったので、ビニールテープで補修しました!!

ちなみに左側も同じ作業したんですが、センサーのカプラーは問題ありませんでした!

多分、エンジン側(右側)の為、熱で劣化したんでは?と思います!

テスト走行もし、問題が無かったので完成となりました!!

しかし、朝は寒かったですが昼以降は暖かい1日なりましたね👀✋

 

2021年1月21日 (木)

アルファロメオ・156GTA、車検整備、サス&ショック交換編その2(^^;

今月は、休みも多い関係で仕事がキツキツで、休み返上で仕事してる店主です!

さて、続きになりますが、簡単そうだったのでリヤから始めたのですが、気が付けば、夕方になっても作業が終わらず久しぶりの残業です!!

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まずは、外す前のリヤショック&サスです!

サスショックだけの交換なら、それほど面倒では無かったのですが、ABSセンサーに大ハマりでした👀💦💦

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トランクルーム内の内張を全て外さないとABSセンサーを交換出来ないのでばらし・・・

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並行してショックも外していきます

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右側は何も無いのでカプラーを外して外に配線をだし、入れ替えるのですが・・・

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左はCDチェンジャー(懐かしい)が邪魔なので外さないと交換は厳しいです

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右側ですが、中から外側に外したセンサー配線です

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ショックを外していますが、ナックルに直付けタイプでした

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リヤのサスショックの方がフロントっぽいのは店主だけでしょうか??

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本来なら、ゴム部分とバンブラバーなど新品に交換したいのですが再利用します!

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新しいショックとサスを組付けていますが、意外な工具が役に立ちました(酸素センサーを外すソケットです)

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組付け完了したので、車台に組付けて行きます

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組付け完了です

トランクルーム内も元に戻したのですが写真を撮り忘れています、すみません💦

リヤがようやく終わり、フロントへと作業が移りますが、この先から思わぬアクシデントとありえない状況をお伝えします!!

続く・・・👀✋

 

 

2021年1月19日 (火)

アルファロメオ・156GTA、車検整備、サス&ショック交換編その1(^^;

冒頭から、昨年から長期作業が多くなりはじめ、気が付くと「続く」作業が多くなり始めた店主です👀💦

さて、車検整備ついでにサスショック交換でご入庫のアルファロメオ156です

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以前、1年点検とタイミングベルト交換したお車です

まずは、通常の車検整備から・・・

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エンジンルームです

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エンジン下回りですが、アンダーカバーを外さないとエンジンオイル交換が出来ません

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フロントブレーキ

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リヤブレーキ

前後とも大丈夫でした

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次に、ブレーキフルードのエアー抜きをした後、マニュアル車なので、レリーズシリンダーからフルードを抜くのですが、物理的にバッテリーを外さないと交換出来ないので・・・

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外すとバッテリーステーのサービスホールからブリーダープラグが見えます!

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エアー抜き中

作業後、元に戻し車検整備部分に関して完了し車検場にて継続検査を合格しております!

次に、足回り、サスショック交換と一緒にABSセンサー(ホイール側)の交換もついでに作業するのですが、簡単な場所に配線が付いていなくて、かなりの大作業となりました!

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ABSセンサーの交換になった部分のフロントセンサーカプラーです!

本来なら、ここだけセンサーを交換するだけで良いとは思いますが、全部交換します

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こちらが、今回交換するサス&ショックとABSセンサーです!

本日はここまでになり続きますが、サスショックのみの交換だけならそれほど時間も掛からず交換出来たのですが、ABSセンサー交換が中々のくせ者でして💦午前中に車検に行って午後から作業したんですが、リヤの交換だけで夕方になってしまうほど作業が大変でした・・・続く👀✋




 

 

 

2021年1月18日 (月)

スバル・レガシィセダンBD5、センタークラッチ不具合、パワーウィンドウ修理他、その1(^^;

気が付くと早い物で1月も半月以上が過ぎてしまいました!!

さて、今回の車両は、過走行車両ですが、いつものと言うと語弊があるかもですが、スバル車特有のセンターデフ部分の整備編になります!

ただし、今回の車両はオートマチック車なので、センターデフと言うよりセンタークラッチ(正式にはトランスファ・クラッチ)部分の交換編と、他にパワーウィンドウが4ドアとも動かなくなった原因究明編になります!

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BG5(ツーリングワゴン)はメジャーで、かなり売れたのですが、セダンであるBD5はかなり希少な車種なのと、オートマ車が凄い!!

店主も、もっぱらマニュアル車のレガシィ修理が多いだけに、貴重な整備事例になるかもですが、症状をお客様から聞くと、マニュアル車同様、センターデフ(クラッチ)部分の不具合なのかと判断して、テスト走行確認後、ほぼ間違いは無いのかと思っていました(リフトアップして作業するまでは)。

まずは、順を追って・・・

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作業前のオートマミッション下部写真

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ちなみに、センターのクラッチ部分交換作業にはATF(オートマフルード)の交換作業は必要無いのですが、汚れているのと、BH5、BE5の次のレガシィとオイルのレベル状況が違う関係で抜いております✋

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フロントパイプ右側の取外しとセンターマフラー取外し、プロペラシャフト取外し後になります!!

この時も気が付かなかったんですよ、プロペラシャフトのジョイント部分のガタ(スパイダ部分)!!

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エンドカバーを外すとこんな感じです!

マニュアルミッションだと、ダイレクトにリヤに伝わるのでLSDタイプのセンターデフを返す事でフルタイム制御できるようになっていますが、オートマの場合、写真上部のプラネタリーギヤーで制御し・・・

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エンドカバーと一緒に外れたディスクプレートでトルク配分する事で、リヤに動力が伝わるようにしていますが、ここが、不具合を起こして、パートタイムのような症状が起きます!

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ただし、こちらはリヤのクラッチ部分の制御側ですが、ここが良くなっても必ず改善する訳ではありません!

後に、お伝えしますが、プロペラシャフト、リヤデファレンシャルと、トータルで修理しないとならない場合も起きます(後日伝えます)

まずは、交換するパーツと外したパーツです!!

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ついでに、エンドオイルシールも交換します

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右が新品です

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組付け後

すいません、この後は元に戻す作業なんですが、途中でお客様のご来店も重なり・・・

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組付けた状態へとスキップしてしまいました、すみません💦💦

今宵は、ここまでになりますが、ここからも違うアクシデントが起きますが、続くです👀✋

 

2021年1月17日 (日)

トヨタ・アリストJZS161、エンジンオイル漏れ、デファレンシャルオイル漏れ、その他修理編その2完成(^^;

異常な気温だった昨日から一転、通常の気温に戻りました!

暖かい事は個人的に問題はありませんが、寒暖差が激しいと体調管理に気を付けたいものです!

さて、アリストの可変プーリーからのオイル漏れこうかんの続きになりますが、タイミングベルトカバーが追加になってしまったので、他の作業を!!

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エアコンが入ると時々、アイドリング不調になるらしく、店主の主観ですが、スロットルボディにカーボンが付着して動きが悪くなっているのかな?と思い、スロットルボディを外して見たところ・・・

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入り口は、それほどでも無かったのですが、裏側はカーボンで酷い汚れです!

ちなみに、アリストはワイヤー式を採用しているのですが、ワイヤーで制御してるのはアクセル開度の30%程度で残りはモーターで全開まで制御しているのとアイドリングも制御範囲に入っています!

当然ですが、ワイヤーで強引にスロットルを開閉する訳では無いため、カーボン(スラッジ)が付着すると動きも悪くなり、作動が鈍くなります!

そこで、定期的に清掃するのが良いのですが、中々そうも行かないのが現状でしょうか?

また・・・

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バキュームホースも劣化で割れていたので、ついでに交換します!

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途中作業がありませんが洗浄後

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入り口側の洗浄後です!

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バキュームホースも汎用品ですが交換しました!

後は元に戻して学習リセットするか、自然に学習させるか!ですが、あまりに回転数が下がらなくて、診断機でリセットしたら思わぬトラブルに遭いましたが、後で説明させていただきます

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すでに、カバー待ち状態だったので組付けは完了しています

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写真中央が、届いた新品です!!

店主も忘れしていたのですが、新品のカバーを注文すると写真右のゴムパッキンも付いてきます!

ゴムパッキンは、元々工場の在庫品だったので、今回は使用しません!

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表裏が逆な写真!

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元に戻していきます

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保護用の段ボールも外して・・・

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組付け後、エンジンを始動してオイル漏れが無いか?チェック中!

バカチョンカメラだと回ってる状態の写真がうまく撮れませんが、なんちゃって1眼は何とか撮れました💦💦

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最後は、リヤデファレンシャルのオイル漏れ修理です

普通のFR車だとそれほど作業は面倒では無いのですが、アリストはプロペラシャフトの取付部分が特殊なので、かなり面倒な作業です!

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作業に夢中になったために詳しい写真が無く、ぱっと見!簡単な感じに見えますが、センターマフラー、遮熱板を外した状態になります

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先にデフオイルを抜くのですが、リヤマフラーが邪魔だったのと社外マフラーの取り廻しの関係で外してから抜き取り作業をしております

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プロペラシャフトを外した後、この状態でプレロードのチェックをしておきます!

締付トルクはマックス値しか記載が無く、しかもトヨタ特有のスペーサーをつぶしてプレロードを取るタイプなので、下手にマックストルクで締め付けたらプレロードが変わったなんて事が起きると、デフ降ろして事実上のオーバーホールになるための対策と言いますか、知恵でしょうか💦💦

ちなみに、かなり硬く閉まっていて体力的に厳しいくらいでしたが・・・

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無事に外れました

やはり、オイルシールから漏れていました👀✋

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外したオイルシール(写真右)と新品(写真左)です

後は、言うまでも無いのですが元に戻していきます!!

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組付け後

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ロックナットも新品に交換済みです

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最後はデフオイルを入れて完成ですが、店主はこの状態でプラグを付けません!

必ず、余分なオイルが出来ってからプラグを付けるようにしています!

全てを組み終え、テスト走行して問題無いと思ったらアクシデント発生!

突然、VSCとTRCのチェックランプが点灯して、すったもんだになってしまい、お客様にも大変ご迷惑をお掛けいたしっまして、お客様には平謝りで対応させていただいたのですが、点灯の理由は、Gセンサ0点未補正のエラーコード!!

いやー、焦りましたよ、マニュアル見ても設定の仕方が書いてないし、トヨタに聞かなきゃと思っていましたが、もしかしてyと思い、ググってみたらすぐに設定方法が出ていました・・・ありがたい!

診断機が無いと出来ない方法ですが、実行したところ、無事に消灯!!

良かったぁー、無事にお渡しとなりました!

お車が完成しましたと連絡してからのアクシデントは、どんなに経験が多くても焦りますねぇー良い教訓になりました👀✋

 

2021年1月16日 (土)

トヨタ・アリストJZS161、エンジンオイル漏れ、デファレンシャルオイル漏れ、その他修理編その1(^^;

本日は、季節外れの暖かさ!

これじゃー、天気予報も当たりませんね!

さて、2年前にタイミングベルト、オイルシール類を交換したアリストなんですが、エンジンからオイル漏れがするらしく、しかもタイミングベルト付近から漏れが酷いとの事で、漏れ状況を確認した上で、改めてご入庫となりました!

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また、これ以外にステアリング(ハンドル)を早めに回すと音が出る症状とエアコンを起動するとアイドリングが不安定になる不具合もあるそうで、トータルで修理する事に・・・!!

まずは、オイル漏れも気になるのですがハンドルを回すとキューキュー音から・・・

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これに関しては、すぐに音の主原因が分かり、ステアリングポスト下部、つまり室内と室外を水漏れやホコリ等の侵入を防ぐためにゴムパッキンで抑えているのですが、ゴムの劣化で硬くなったり、冬の時期は特にゴムが硬くなりますので、異音の原因になります!

そこで、グリス等で塗布してあげると異音は無くなるのですが、この時期はグリスも浸透性が少ないのでラスペネ(ワコーズ)などだと浸透性は良いのですが一時的になってしまうため、ここは、評判がいい・・・

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ベルハンマー?を使って塗布しました!

店主も使って初めて、すごいと思うほどの優れものだと思いますし、前から評判も良かったのでこちらで処理させていただきました!

ただし・・・難点はラスペネより高額な事でしょうか💦

それで、お客様に納得いただければ幸いかと思っております!

さて、次は本題のオイル漏れです!

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まずは、一部カバーを外していますがアリストのエンジンルームです✋

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写真では分かりづらいのですがオイルでビチョビチョです!

当初は、タイミングベルト交換した際にオイルシールも交換しているのですが、オイルシールの組付けが悪く、漏れてしまったのか?と、もしそうならお客様には大変申し訳ない事をしたと思って確認はしたんですが・・・

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下回りの写真ですがビチョビチョです

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写真は、不具合原因が分かったので交換作業中になりますが・・・

オイルシールの組付け不良では無く、可変バルブタイミングプーリー(カムプーリー)からのオイル漏れでした!!

ちなみに、当店で、可変バルブタイミング式のJZ系エンジンのタイミングベルト、オイルシール交換を数多く作業していますが、初めてのケースです!

実は昨年に、同じエンジンのソアラが全く同じ原因で交換したブログをアップしていますが、ソアラに関しては当社で作業した後のトラブルではありませんので初めてと記載しています!!

店主も、まさかこんな事があるのかと思ってしまった次第ですが、ソアラの件に関しては、経験不足もあり言いたい放題ブログに書いたことを深く反省しております、誠に申し訳ございませんでしたm(_ _)m

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下側もビチョビチョですね!

気を取り直して作業を進めて行きます・・・💦

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可変プーリーに漏れたオイルが凄い!

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ちなみに、カムシャフト。クランクシャフトのオイルシールから漏れた場合は、このような漏れ方はしません!

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クランクプーリー、ファンベルトテンショナーを外したら、タイミングベルトカバーがボロボロでした!

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カバーを外した状態

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可変プーリーを外してオイルシールの確認しましたが問題はありません

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クランクのオイルシールも周りを少し洗浄したので分かりづらいですが漏れは無く問題はありません!

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新品部品と外した部品たちですが、タイミングベルトカバーは、計算外だったので、追加注文しました!!

今宵は、ここまでになりますが、次回は、組付けとアイドリング不調となる不具合整備になります👀✋

 

 

2021年1月15日 (金)

ダイハツ・ハイゼットS200系、エンジン不調トラブル修理編(^^;

私事ですが本日57回目の誕生日を迎えました!!

老人に一歩以上足を踏み始めてる店主です!!

余談の余談ですみませんが、昨年?それ以上前からかも知れませんが電話で「Youtubeを見てお電話しました」の問い合わせが多くなり、最初は、正式にYoutubeにアップもしてないのに何を言っているんだろう?と思い、間違っていますと回答していたんですが、昨年から今年に入り、問い合わせが多いので、ググるとトップにYoutubeをアップされてる業者が出てくるのですが、何故か?当社に問い合わせるお客様がいる様です!!

多分、ここに書いてもYoutubeを見てる人には気が付かないとは思いますが、弊社は正式には合同会社ナリタオートサービスですが、法人名を除きナリタオートサービスと明記してますが、Youtubeの会社はナリタオートまでしか記載が無いので、お間違えの無い様にお願い申し上げます!

さて、本題へ・・・💦

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ハイゼットの4WD車ですが突然、アイドリング不調になり吹け上がらなくなるトラブルで急遽、ご入庫となりました!

ご予約のお客様もあり、作業が出来るか?問題だったのですが、偶然にも部品待ちになってしまい時間が空いた関係で作業します!

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当初は、スロットルボディの不具合かな?とも思ったのですが、1発死んだ状態にもなるのでイグニッションコイルを1個づつ調べるもさほど変化が無く、プラグを調べたら・・・

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真っ黒なのとガイシが減っており、全てを確認すると

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3つとも真っ黒なんで、とりあえず新品と交換しました(写真は交換後で新品プラグの写真がありません)

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プラグを変えてもダメだったので、最初からスロットルボディかなと思い取外し

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不具合のある割には綺麗ですが、制御系に問題がありました!

今までのダイハツEFIエンジンは、始動からアイドリング制御まで、別に作動させるISCVシステムがあったのですが、この時代からと言いますか!アクセルワイヤー式なのにアイドリング系の制御は、スロットルバルブ自体をモーター制御で開閉する制御へと変わっております!

つまり、ワイヤー式なんだけど電子スロットルでも制御してる・・・いわばハイブリッド制御みたいな感じでしょうか?

当然ですが、バルブの動きが悪くなれば、ワイヤー側はOKでも電子スロットル部分はスラッジで適性のアイドリングが制御できなくなるとの意味です!

なので、スロットルバルブを制御出来ずに空気の量が少なくなってしまいかぶった性でアイドル不調と加速しようとしても多い燃料の性で綺麗に燃焼出来ないために起きたトラブルになります!!

ここのところ寒い日が続いたので、その影響もあったのかな?と思っています!

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洗浄後、エンジン側

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エアクリーナー側です

奇麗に洗浄後、組付けてエンジン始動してテスト走行もしましたが、無事に治りました!

意外な制御方式で驚きました・・・👀✋



2021年1月10日 (日)

ダイハツ・ミゼットⅡ、ターボエンジン&4速オートマミッション載せ替え改造プロジェクト編その2(^^;

昨日に夕日の写真を撮ったんですが写真アップを忘れてしまい、リアルタイムではありませんが・・・

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最近、夕日が奇麗だったのですが昨日だけ、不気味な夕焼けだったので撮りました💦

さて、ミゼットⅡ、ターボエンジン&4速オートマミッション載せ替え改造プロジェクト編の続きになります!!

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ドナーであるアトレーターボから外したパーツ類ですが、使えるかどうかは?解りませんが、無いよりは流用の範囲が少しでも増えるので、外していますが、ラジエーターだけは無理そうです!

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ハーネス類も外しました!

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簡単ですが写真上部のハーネスが室内ダッシュ内の配線で、下がオートマミッション、エンジン系の配線になります!

ここまで外す必要は無いのですが、ミゼットが元々キャブ車なのとある装備を付けて欲しいとのお客様のご希望で外したのですが・・・

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ほぼ必要な配線系を取外したドナー車です

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取外しの写真はありませんが、お客様がドナーであるアトレーのドアロックシステムを付けて欲しいとのご希望があって、進めてきましたが残念なことにドアロック自体に互換性が全く無く、取付は不可と判断しました!

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ドナーから外したロックシステム!

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こちらは、ミゼットのロックシステム!

ロック自体は取付出来ますが、作動する事は無理でした💦

ただし、キーレスドアロックは出来ますが、ドアを室内から開けたりドアロックの解錠するツマミ部分は使えないと言う不具合です

つまり、純正を使うより社外品のキーレスエントリー(ドアロック)を新たに組付けた方が安く取り付け可能と言う事になります

お次は・・・

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改造する側のエンジンミッションを降ろしていきます!

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取外し作業は変わらないのでサクッと進めます✋

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キャブ車は、外すのが楽です💦

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降ろし作業中

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無事に降ろし終え、右はミゼットⅡエンジンで、左はミゼットに載せるドナーエンジン!!

ここから、載せられるようにエンジンメンバーを入れ替えるのですが・・・ここで重大な事が・・・

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ミゼットのメンバーを組付けたら・・・

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ターボチャージャーが思い切り邪魔でフレームにぶつかる事が判明👀💦💦

さて、どうしよう???と思って、ネットを調べるとミゼットにアトレーのターボエンジンを載せた事例があり、確認するとターボチャージャーをオフセットさせて組付けてるようです!

つまり、エキゾーストマニホールド、各配管類、ステーも含めワンオフで組み替えて組付けているようで、ネットの一部の方は、高額な金額を掛けてまでターボエンジン仕様に改造する意味が在るのか?なんてことまで書いているものまでありました!!

ただ、お金が掛かってもストレスの無い走行(他の不具合は別)は約束はされますが・・・

取り合えず、お客様にはメールにてご連絡しており、この先作業を続けて良いのか?ここで作業がストップになりました!!

最後に

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ミゼットからエンジンミッションを降ろしたボディと・・・

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残念な事にミッションマウントは亀裂があるので交換します!

ドナーであるアトレー用を使えばと・・・思う方がいると思いますがミゼットはボディ側にマウントゴムが付くタイプで、他のアトレー、ハイゼット系は、ミッション側にマウントゴムが付いているので流用は不可です!

この先、作業は保留となっていますが、続く場合、続けてアップ出来ればと思います!!

2021年1月 9日 (土)

ダイハツ・ミゼットⅡ、ターボエンジン&4速オートマミッション載せ替え改造プロジェクト編その1(^^;

今日は寒い1日になりましたぁー⛄雪は降ってませんが・・・!

さて、去年から水面下でミゼットエンジン載せ替え改造計画が粛々と進んではいたんですが、当初はミゼットの3速オートマから4速オートマに入替したい事から始まり、4速をそのまま載せるのは難しいので、エンジンごと載せる方向で話が進んでおりましたが・・・

店主的には当初、NA(ノンターボ)エンジンを載せる方向で考えていたんですが、気が付くとアトレーターボのエンジンをミッションごと載せる方向へと変わり、気が付けばドナー車両がアトレーの220系の4速オートマのターボエンジンです!!

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写真手前はドナーとなるアトレーワゴンターボで、写真奥は今回改造するミゼットⅡです!!

説明不足もあり、安易に考えていた店主でしたが、ターボエンジンも載るだろうと思ってはいました(メールのやり取りでは)!!

後に、大変な事態になるとは予想しておりませんが、まずはミゼットの状態から、ドナーであるアトレーのエンジンを降ろすまでの作業をお伝えさせていただきます👀✋

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ミゼットのエンジンルーム(キャブ車)です!!

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助手席のカバーを外した写真

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フロント手前カバー取外し後の写真

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フロントラジエーター回り

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最後は、バッテリーの位置です

次にドナーを一気にエンジンを降ろしますので、写真が少なくてすみません

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まずは、エアコンガスを回収します

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ちなみに、今回必要になるエンジンとオートマのコンピューターになります

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降ろす前に油脂類を抜き取ります

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ターボチャージャーが付いてる側になりますが、この車幅でもギリギリなのに狭いミゼットに付くのか?

この時点で、少々不安ではありました!!

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バッテリーは外してしまいましたがアトレーは右にバッテリーがあり、ミゼットは反対側の左です!

この時点でも疑問が・・・

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さすがに規格が大きいアトレー!!

ラジエーターとインタークーラーが余裕で付いていますが、最初に見せたミゼットは、スペースが全くありません!

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文句ばかり言っても仕方が無いので、作業を進めます

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無事にミッションも含めエンジンを降ろしました!!

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降ろした直後

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角度を変えて!

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ちなみに、ドナーはインジェクションでミゼットはキャブ車なので、当然ですが燃料の供給システムが違うので、流用出来るか?解りませんがとりあえずポンプ本体を外しました(この後の写真が無くてすみません)!

本日は、ここまでになりますが次回は、お客様からのご希望部分の配線類の移植チェックとコンピューター、オートマミッション系に付随する配線を取外し、ミゼットから使わないエンジンを外していきます!!

しかし・・・寒い👀💦

 

 

 

2021年1月 8日 (金)

ニッサン・サニーB15系、クランクポジションセンサー交換、修理編(^^;

今日も寒い1日なりました四街道市!!

最近コロナの影響でしょうか? ネットを使う方が増えたのか? 心なしかネットが重いのは気のせいでしょうか👀💦

さて、日本車が世に出るようになってからかなり年数は経つのですが、昨今は古き良き時代の車種名が無くなりつつありますが、サニーもすでにこの時代で最後の車となりました!!

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最後のサニーですが、10年以上前の車両になります!

作業の内容は、途中でエンジンチェックランプが点灯したとたんにエンジンが停止し、レッカー移動していただいたそうですが、冷えるとエンジンが始動したそうですが、チェックランプは点灯したままだったそうでご入庫となりました!!

まずは診断機で状況チェック!

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まずは、壊れる事が多い、クラン角センサー(クランクポジションセンサー)!

と・・・何故か???

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ノックセンサー異常が出ましたが・・・

多分ですが、クラン角センサーの不具合でエンジン停止する際に反応した疑いがあるのでまずはクラン角センサーから交換して様子を見ていただく事にしました!

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ニッサン車は、大概セルモーターした部分に付いてる事が多いので、上からの作業は出来ません!

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カプラーを外すと本体が分かりやすいです

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ちなみに写真右が新品で左が不具合品です

メーカーさんによって、取付の位置は違いますが、大方エンジンブロック下部に付いてる事が多いです!

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新品取付後!!

後はカプラーを付けて元に戻しテスト走行して問題無ければ完成となります!

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ちなみにノックセンサーはオイルエレメント上部に付いていますが、こちらも断線のチェックをしましたが問題が無いので様子見となります!

最後に・・・

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リセット後にテスト走行して再度確認して異常なしとなりましたので、完成となります!

ただ、これで当分は治ったとは断言できないので、お客様には様子を見ていただくように説明してお渡しいたしました!

このセンサーは、この車両だけでは無く、他のメーカー車両も同じタイプを使っていますので、走行距離や年数が古くなると壊れるセンサーなので、あるある作業になりますから、この車両だけ特化してる訳ではありませんので、一言付け加えさせていただきます👀✋

 

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