トヨタ・ハイラックスサーフN130系、シリンダーヘッドガスケット抜け修理編その3(^^;
今日は冷たい雨の1日になりました👀✋
急に寒くなってるので、皆さまご自愛くださいませ!
さて、部品が日本に無くて困っている本題のハイラックスサーフ!!
他の作業も多い関係で、遅くなってしまったのですが、続きを少々!!
ちなみに、他のブログでも話していますが、追加部品の都合で、いまだに完成していない事をお伝えしつつ、続きを・・・✋
前回、シリンダーヘッドを外したら、ピストンが上死点になっておらず、ウォーターハンマーでコンロッドが曲がっている可能性が在る事をお伝えしました!!
結局、シリンダーヘッドガスケット交換から、エンジンを降ろして事実上のオーバーホールになってしまいました!
普通の車なら、エンジンを降ろさなくても、コンロッドとピストンを外す事は可能ですが、FRエンジンプラス、4WDもあり、エンジンを降ろさないと作業が出来ません!!
なので、どうせなので、問題のない右側のシリンダーヘッドも外しエンジン本体を降ろしていきますが、写真のみですみません!
右のシリンダーヘッドも外し
後で抜こうとしたエンジンオイルを抜きます
ビックリしたのは、水(冷却水)が半分以上で、8リッター以上抜けました💦💦
さて、ミッションを車台にそのままでエンジンのみ降ろします
降ろし中
ちなみに、ヘッドが無いとボンネットを外さなくてもギリ降ろせます!!
無事に降ろしたら、ミッションとエンジンのサイドフレームが割れていました・・・
ここで・・・またまた嫌な予感💦💦💦
無事に降ろし、エンジンスタンドに組付けるのですが余分なパーツを外します
エンジンスタンドに取付てすぐにオイルパンを取外し!!
飴色オイルにかなり水漏れしていた事に・・・
一応、バッフルプレートも付いていたんですね!
6番のピストン・コンロッドになりますが、やはり曲がっています
先にシリンダーヘッドガスケットが届きましたがすぐにコンロッドも注文したので、数日の差はありましたが無事に届きました!!
ちなみに、アメリカから取り寄せたんですが、ヘッドガスケットは、アメリカトヨタ部品からで、コンロッドは同じアメリカですがOEMメーカーから取り寄せました!!
救いだったのは、ハイラックスサーフはアメリカでは4ランナーと呼ばれているみたいでガソリン車の部品は在庫が多く、助かりました!!
日本車なのにアメリカに部品が在るのは、少し考えさせられる内容ですが、仕方がありません!
日本は、大型の車両でガソリン車は、登録台数少ないですから・・・
早速、組付けて行きますが、お客様のご予算の都合で完全なオーバーホールでは無い事は、以前にも書いていますが、店主の本意ではありませんので、ご理解くださいませ!!
新品のコンロッド比較!
ちなみに、ダイハツエンジンと違い、クリアランスは狭いのでピストンリングは再利用しました!
シリンダーヘッドも、歪みが無かったのと、バルブの異常も無いので表面をオイルストーンで綺麗にする程度になります!
曲がったコンロッドの重量を測り
購入したコンロッドの重量を測り、ダメなら合わせるのですが、今回は、万が一を考え1本では無く2本そろえたんですが、そのうちの1本がビンゴで同じでした!
右が、ピストンと組付け後の写真です
次は、子メタルを再利用するんですが、オイルクリアランスを測定するため、組付けプラスチゲージで測定したら範囲内でした!!
今回は、最小限の作業なので、6番のみ外して組付けし直していきます!!
規定のトルクで締付、最後は角度締めです
シリンダーブロック表面も綺麗にオイルストーンで綺麗にしました!
最後は、ヘッドを組む前の儀式ですが・・・
タップを立てて均等にトルクを伝えられるようにします(ヘッドボルトも同じくダイスで処理)!!
ようやく、シリンダーヘッドを組付けて行きますが、続くです・・・👀✋
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