ニッサン・ステージアC34、エンジンチェックランプ点灯、修理編(^^;
本題ではありませんが、本日もエンジン不調の点検に時間が掛かってる店主です(後日アップします)
さて、今回は、以前から修理でご入庫歴があるニッサン・ステージアC34系になります!!
突然、エンジンチェックランプが点灯したそうですが、エンジン自体の不具合などは無いとの事ですが・・・
お預かり後に、冷えた状態でエンジン始動しているために回転数が高いですが、チェックランプは点灯した状態です!
こんな事を言うと語弊になりますが、点灯してくれた方が交換部分が分かるので、楽です!!
ただし、外国車などは、いろんな偶然が重なって点灯する場合がありますが、異常が無くなると消灯する事もあるので、一概に楽とはいませんけど・・・👀💦
まずは、自己診断して不具合のセンサーを確認したところ、O2センサー(酸素センサー)が壊れていました!
ちなみに、このセンサー、空燃比を見てるセンサーで、このセンサーが壊れてもエンジンの不調はほぼ出ません!
ただし、微量ですが燃費が悪くなりますが、走行上問題はありません!
この時代の、酸素センサーは、まだ、空燃比をシビアに制御はしておあらず、1本だけ採用している初期の段階になります!
現在は、2本採用しています!!
排気熱で、硬くなってる場合があり、最悪は壊して取り外す場合もございますが・・・今回は綺麗に外れました✋
写真右が新品になりますが、このセンサー!嘘のように高額なセンサーになります!
今時は安くはなっていますが、この時代のセンサーは倍以上の価格がしますので、同じ車両にお乗りのオーナー様は、頭の片隅にご記憶していただけると幸いです
取付は、単純に逆の手順で作業しますが、かじり防止にスレッドコンパウンドを塗布して組付けました!
年数経つと結局あまり意味はなくなるのですが、戻すときに少しでも楽に戻せればとの思いで、塗布しております!!
組付け後になります
最後に、交換したからチェックランプが消灯しません!
この時代の車両は、記憶に残す事が出来ないので、交換しても点灯したままになります
なので、交換後は消去作業が必要となります!!
今時の車も消灯しますが履歴は残るので、交換した際には消去が必要となります!!
無事に消去して、再度点灯しない事を確認して完成となりました!!
ここで、ちょっとしたアドバイスになりますが・・・
最近の車両は、排ガス規制の強化で、空燃比には神経をとがらせております!
酸素センサーは、冷間時には機能をしていない為、内臓してる電熱線を使い、急激に既定の温度に温めて空燃比を制御できるようにしています!
何となく、お分かりかと思いますが、エンジンが冷えてる状態が多いと、常に温度を上昇させないとならない事になるので、走行キロが少なく、いわいる「ちょい乗り」が多い方は、壊れるリスクが多いです!
結論的には、ちょい乗りが多い場合は、壊れるリスクが多いので、車が古い新しいに関係なく交換する事が多いとの事です!!
もう少し安いと嬉しいのですが・・・👀✋
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