ニッサン・キャラバンE25系、エンジン不具合編その1(^^;
本日は、午後からですが久しぶりの太陽☀
晴れてるって良いですね!
さて、ディーゼルターボエンジンのニッサン・キャラバンE25系!
ターボの過給圧が高くなるとエアー漏れしたような異常現象が起きてしまい!
他で整備した工場?さんでは「こんなもんです」と言われたそうですが、乗ってるお客様が明らかにおかしいと訴えているのにその言葉は、言ってはいけない事ですよね!!
実は、前回車検でご入庫歴があるお車なんですが、この症状を改善したくてある部分を交換したそうですが、改善出来ずに当店にご入庫となりました!
ここから、昨日の続きをアップします!
こちらは、タービン側のアクチェーターホース!
トヨタ、ニッサンもそうなんですが、ターボチャージャーに可変バルブが付いていて、低速から高速までバルブの開閉をするだけで過給圧制御が出来る構造になっております!
当然ですが、ホースを繋いでる状態だと低速から過給圧が掛かるのでエアーが抜けてる音が酷く、逆にここのアクチェーターホースを抜くと過給圧が低速時に掛らないので抜けるような音が出ません!!
当初は、ターボチャージャー側の制御系トラブルと思っていたんですが、試運転したらハイエースと同じ症状!!
なので、エアースプールバルブか?EGRバルブの詰まり?と思ったんですが、メーカーが違うので、まずはアクチェーター側の制御系を調べる事に・・・
こちらは、ターボチャージャーのアクチェーターコントロールバルブです
エンジン始動後に電源が入るかチェックして12VあればOK!ですが、バッテリーが弱いのか?若干ボルトが低いです
次は、インタークーラーに過給圧センサーがあり、そこを点検しますが、まずはグリルを外し右のヘッドライトを外すと・・・
矢印が過給圧センサーです
こちらも点検するんですが、圧縮空気を疑似的に再現しないとならず、急遽、ブースト計を借りてきました’少し古いですが)
テスターを割り込ませて・・・
まずは何もしない状態での電圧です!
正規だと2.3Vなんですが0.3Vほど低いです
約0.4キロほど加圧して・・・
正確には2.8Vなんですがこちらも0.3Vほど低いのでバッテリー電圧の関係かなと思い、正常と判断!
そこで、最初にも書きましたがスプールバルブとEGRを確認していきます
まずは、運転席シートを外し、右側のエンジンカバーを外します
次に
後部座席側のカバーを外したんですが・・・矢印の部分にボルトがありません??
もしや、一度外してる???
その時に取付し忘れたのか?閉め忘れて取れちゃったかも知れません!
特に重要な部分では無いので、問題はありません
矢印は、スプールバルブ制御用のアクチェーターになりますが10万キロ超えたエンジンにしてはやけに新しい!
そこで、最初に書いた通り最近交換した事が判明!
ただし、この時は確認する前なので、解っておらず、交換してるのに何でだろう???と半分暗礁に乗り上げかけていました!
最初のアクチェーター写真から出てるロッド部分ですが、インテークマニホールドごと交換したみたいです!!
ここまで分解して交換済みなので、EGRもインテークマニホールド外す際に脱着はしてるし、カーボンの蓄積具合も確認は出来てるはずだから・・・一体何が原因なのか??
全く解らないまま続きます👀✋
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