ルノー・カングー、訳ありバルブ突き上げヘッドオーバーホール編その4(^^;
新年、あけましておめでとうございますm(_ _)m
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は、台風などの被害に遭い、決して良い1年ではありませんでしたが、本年は、皆様共々、良い1年になりますように👀✋
さて、年始は今まで以上のメールと電話のお問い合わせをいただき、おかげさまで今月は、ほぼ予約で埋まるという状況になっております。
これもひとえに、お客様のおかげと感謝申し上げますが、逆に年末年始中にトラブルに合われたお客様に対しては、ご心中をお察しいたします。
さて、年越しになったお車の続きになります!!
クラッチディスクが限度を超えていたので、注文になりましたが、年内には間に合わないので、まずは交換する中古エンジンを少しでも早く載せられるように作業を進めて行きます✌
まずは、今回タイミングベルト、オイルシール交換に必要な特殊工具を購入💡
純正だと、めちゃ高いのでアマゾンで社外工具をゲッツ✋
参考ですが、純正は全てを揃えると役6万強、アマゾンで購入したセットは役2万弱!
約3分の1ですが、毎回ルノーのタイミングベルト交換が来る保証も無いので、かなりの痛い出費ですが、正確を期すためには仕方がありません!!
購入した中古エンジンに試しに取付した状態(カムプーリー側)
こちらは、タイミングを取るためのカムシャフト固定工具
圧縮上死点を取るための工具(写真中央)
これらの特殊工具を駆使してタイミングベルト、オイルシール交換をしていきます!!
なお、ウォーターポンプは、壊れたエンジンから取り外して再利用です(車検時にタイミングベルト交換時にポンプも交換していたため)
サクッと外してしまいましたが、滲んでるオイルシールを交換します
交換前のクランクシールです
同じく交換前のカムシール!
どちらもオイル漏れしてることが判ります
こちらは、今回交換する部品と外した部品です
クランクシールから交換していますが、純正にはオイルシールをスムーズに取付出来るようにプラスチックの工具が付属しています(白いカラー)
カムシャフト側も同様です(これは便利です👀✋)
オイルシール組付け後、カムプーリー取付中
タイミングベルトも組付けましたが、カムプーリーもまだ固定していないので、プーリーとクランクタイミングギヤーで空回りする状態ですが・・・
特殊工具で固定後、クランクプーリーを仮締めし、カムプーリーを正規のトルクで締めますが、最後は何故か?角度締めです
カム側を規定値に締めたら、最後はクランクプーリーを規定の角度締めで締め付けます。
締め付けが全て終わったら、カムシャフト側の特殊工具を外して盲蓋して完成です
後は、補機類など、エンジンを載せられる状態に組み付けて行きます
今回、関係が無い部品ですが、せっかくなのでサーモスタットも交換しました!!
安い部品ですし、単独で作業するとそれなりに工賃が掛かるので、ついで作業になります
ほぼ、組付けが完了
エンド側です
後は、クラッチ部品が来れば、載せられる状態ですが、この時点では来年になってしまうので、出来る作業をします
まずは、ナンバー灯(ライセンスランプ)を交換します
これは、元々ご依頼されていた追加作業です
新品との比較写真は無いのですが、交換後になります
次に・・・
仕方がないのですが、ハーネスをカバーしてるコルゲートチューブが熱でボロボロになっていたので、せっかくだから補修しました
補修後です
日本車だと、専用のパーツで配線を覆っていますが、ルノー系は、ホームセンターでも売ってるコルゲートチューブが使われていたので、容易に補修が出来ました
少しは見た目が良くなったと思いますが、後は組付けた後、無事に問題なくエンジンが掛かってくれることを祈ります
しかし・・・去年まで暖かったので寒さがキツイですね💦
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