スズキ・エブリィDA62系、2番気筒、圧縮不良編その1(^^;
昨日は、整備組合の役員会と忘年会がございまして・・・ブログをお休みさせていただきました💦
今年は、早めのお車などお預かりしてるんですが、作業が進まず、ご迷惑をお掛けいたしております。
さて、こちらのお車は、何度目でしょうか?忘れましたが、またまた2番が死んでしまった、この型式のあるある事例です!!
私も、長年、整備をしていますが、こんなに2番が死んでしまう車は、あまり見たことも聞いたこともありません!!
当然ですが、メーカーであるスズキは、よほどリコールなどの対象に成らない限り対策部品を作りません!
なので、ここまで何度も繰り返す事例があっても、人が亡くなるなどの影響がない限りやらないのがスズキ流💦💦💦
余談が多くてすみません本題へ
必要な油脂類を抜いてエンジン降ろし作業へ
スズキのメリットは、エンジンコンピュータなどの配線がエンジンルーム内にあるので、外してくださいとばかりに作業は楽です
諸事情で、上にリフトアップがこれ以上出来ないので、椅子に座りながらの作業にて失礼致します
外す部品は、解っていますので、サクサクっと作業してます
すでに降ろしています
軽自動車のエンジンなので、オートマミッションと降ろしてもミッションジャッキで降ろせるのはメリットです✌
ちなみに、別件ですがフロントのロアアームも交換します
写真右が外したロアアームで、左は、なんと社外純正部品です!
最近は、足回り系も社外純正部品が出始めました!!
ある意味、外国車と同じシステムなんですが、嬉しいですね!!助かります👀✋
左右交換後
さて、降ろしたエンジン!
さすがに、これ以上修理するのは限界もありますので、お客様とご了解の上、必要最小限の修理で対応することになりました
ですので、よほどのことが無い限り、オーバーホール扱いはしないことに・・・
まずは、ヘッドを外すために補機類など外しました
カムシャフトまで外しましたが、とても綺麗な状態なので、洗浄などは今回端折ります
いつもどおり外したカムシャフト関係
ヘッドを外したら・・・
やはり2番気筒のエキゾーストバルブが溶けていました
拡大した写真、分かりやすいですね
エキゾーストバルブ単体写真
シリンダー側は大丈夫でした
今回は、最初に書きましたが、最小限での修理作業なので、不具合のバルブのみ交換です!!
すでにバルブの擦り合せは終わっています(バルブシートは大丈夫でした)
次に、今回ノックセンサーも不具合が出ていたので、追加で交換します(お見積りに入っていませんでした)
このノックセンサー!意外に高いんですよね💦
清掃はしないと言っても・・・この辺はやっときます
当然、ヘッド側もですが・・・
本日は、ここまででになりますが、次回は、最終組付けとエンジンを車台に載せて行きます!!
寒暖差が、激しいので皆様、健康管理にはご自愛くださいませ👀✋
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