ホンダ・インスパイアCB5、電動クーリングファン改造取付け編(^^:
ホームページを更新したんですが、まだ10月だったのに11月と勘違いして予定を書き換えてしまった店主です💦💦
さて、リアルタイムネタではありませんが、ホンダ・インスパイア(初代)!!
電動ファン(クーリングファン)のモーター部品が生産廃止で、修理が出来ず困っていた車がご入庫となりました!
まだ、乗ってる方が居るとは驚きなのですが、当時は4気筒と6気筒の良いところ中間な5気筒エンジンで、しかも縦置きエンジンレイアウト!
ホンダにしてはS600以来の縦型エンジンレイアウトです(インスパイアはFFですが)
今回は、ラジエーターの冷却ファンである電動ファンモーターがダメになりかけていて、ディーラーに確認を取ったらしく、すでに廃止部品!!
それでも維持はしたいとの事だったので、当社にたどり着いたんですが、弊社としても純正が無い以上、同じような部品を取付けるのは不可能なので、社外の電動ファンをベースに取り付け方法の選択をすることにしました。
一つは、社外の電動ファンを直にラジエーターに組み付ける方法と、純正のファンシュラウドをベースに純正に近い状態に改造するか?ともう一つ有ったのですが、中途半端な無いようなので端折ります
結局、純正のシュラウドをベースに加工して取付けることで了解を経て、加工スタートです!!
まず、純正のラジエーターファンを外しました(移動したかったので、抜いた冷却水を入れてホースを元に戻しています)
届いた電動ファンと外した純正!!
当社では、過去に苦い経験がありますので、順当にネットなどのパチもんより、間違いのないメーカー製電動ファンを購入!!
1個2万近くしますが、耐久性を考えての選択です
純正のシュラウド(電動ファンケース)を使うので、壊れてる純正モーターを外し、社外の電動ファンもシュラウドを外してモーター単体にします
次にアルミの板を加工して下駄を作り社外のモーターを取付けるように加工!
加工後、組付けて中心を出して組付けます
後、薄いファンを選択したんですが、下駄を取付けることで、高さが変わるので、シュラウドより出っ張ってしまっては、ラジエーターを傷つけてしまうので、出っ張る場合は薄い下駄を使用するなど、加工に次ぐ加工をし直すなど、面倒な作業が続きます
この時は、上出来だと思ったんですが、セカンダリー側のファンが下駄が厚くて最組付けし直しました
セカンダリーファンのシュラウドは、鉄製だったので、薄いステーを使い加工し直しました(写真上)
組付けが終わったら、最後に配線を加工します
純正の配線をそのまま流用したかったので、純正のカプラーが付いてるモーター側の配線を途中で切り、社外モーターの配線に割り込ませます
こんな感じで完成
メインのシュラウドは強化プラスチック?何で、アルミで下駄を作り、風の抵抗を受けないようにモーターの形に加工!!
組付け後、見た目分かりづらいでしょ👀✋
組付け完成です!!
後は、元に戻していき、冷却水を入れてエアー抜き後
電動ファンが回るか?確認です
写真だと回ってるような画像を撮るのは骨が折れるので、止まってる写真で失礼しますが、無事に回って完成です!!
今回は、うまい具合に下駄が簡素に作成できたので、うまく取付けは出来ましたが、ただ所詮、純正では無いので、耐久性がよく解りませんが、同じメーカーの電動ファンであれば、容易に交換出るように加工してますし、万が一純正のモーターを付ける場合も問題なく取付できるように加工は最小限にしてるので、純正復活も可能になっていますが・・・廃止なんで無理かな!!
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