マツダ・コスモスポーツ、エンジンオーバーホール編その1(^^;
昨年、エンジン不調トラブルで、ブログに長期間登場したマツダの初代ロータリーであるコスモスポーツ!!
最終的に、圧縮差が関係してることが分かり、途中お客様に一度お返し後、部品の調達にある程度のめどが経ったので、改めてご入庫していただきました👀✋
今回、エンジンを降ろす作業としては、当時には無かった二柱リフトで試みます💦
と言うのは、今の車って二柱リフトに載せてのエンジン脱着が普通な時代なんで簡単に作業は出来るのですが、当時は先程も書いた通り、二柱リフトが無く普通にリジットラック(ウマ)で作業する前提でのレイアウト設計になっています!
当然、エンジンを降ろす際はミッションとエンジンを一緒に降ろしていました
エンジンルーム
まずは油脂類の抜き取りから
多分、クラッチ交換の際にはミッションだけ降ろせるようになってると思うので、ミッションから降ろす作業を進めます
基本的にマツダローターリー車はマフラーなどの下回りレイアウトは変わっていません(あくまで基本です)
センターマフラー、遮熱カバー取り外し後
オイル漏れが気になりますが、ここがミッションを降ろす際のネックになる部分かと・・・
忘れてましたがミッションオイルも抜き取ります
ハコスカ、フィアレディZなども含め、ボンネットがフロント側にオープンするタイプの基本はボンネットを外すことからエンジン降ろしがスタートになります
ラジエータクーリングファンなど、邪魔な部品を外していきます
ここからは、写真だけになって行きます!!
セルモータ、レリーズシリンダなど取り外し
シフトレバーを取り外します
取り外し後
ステアリングポスト取り外し
ローターリー車は、サバンナ系RX7も含めステアリングシャフトが邪魔になるので外しますが、大概はジョイント部分だけになるかと思います(初代はポストごと取り外します)
分かりづらいですがギヤーボックス根本からポストを外した後になります
ミッションを降ろしてる途中です
逆の方向から外してます
普通ならベルハウジング側から外すことって無いと思いますが・・・
センターのメンバーステーが邪魔でミッションエンド側から降ろせません
角度を変えるとよく分かるかと💦
無事にミッション取り外しに成功です
ミッションフロントカバーからもオイル漏れがしてますがミッション修理まで予算が出れば対応したいです!!
クラッチカバー、ディスクは問題ないようです
いよいよエンジンを降ろします
順当に外すことが出来ました
ロータリーってコンパクトですね!!
さて、車を移動するため、ステアリングポストを再度取付けました(仮づけ)
さて、通常ならフロント側の2本のボルト穴にエンジンスタンドステーを固定しますが(写真左側)・・・
初代ロータリーは長いボルト類がリヤ側から外せない構造になっています???
さて?どうしたものか?
専用の治具があればなんの問題も無いんですが、今回はここまで!
次回は、エンジンスタンドにどうやって固定取付することから進めて行きます。
エンジンの分解に関しては、オーナー様が分解内容を見たいとのご希望なので、日付が未定なんですが、後日アップ出来ればと思います👀✋
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