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2019年5月

2019年5月31日 (金)

トヨタ・ランドクルーザー、エアコン修理編その1(^^;

本日は涼しいのですが、エアコン修理編になります👀✋

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この型式の車だと旧ガス(R12)になるのですが、ご来店いただいた時点で、レトロフィットを使った新ガスタイプに変更になっておりました✋

冷えないとのことで、説明などをして再入庫になったのですが・・・

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まず、矢印下になってるパイプは、当時、クーラーボックスがオプションもしくは標準だったクーラーボックス用のパイプで、上の矢印パイプは、今回のガス漏れ原因になります

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写真の矢印からクーラーボックスへと分岐してますが、こちらも途中でふさいでおりましたが・・・

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ブラックライトをあてていますが、うまく緑色に写せなくてすみません

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パイプ部分からガス漏れがしておりました

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こちらが主原因の外した低圧パイプです

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虫喰ったような状態ですから、漏れて当然ですね

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こちらもパイプの曲がり部分です

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パイプの汚れも有ったので、簡素に掃除して写真に撮りました!

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角度を変えてますが、クーラーボックスに向かう部分は途中でカットいたしました

こちらも虫喰った様になっていますが、腐食するのは鉄だけでは無くて、アルミも腐ります!!

しかも・・・最大の原因は、やはり塩害です!!

下回りは、辛うじてシャーシーブラックにて塗装はしてますが、サビでボロボロです(写真は撮っていません)!!!

元々、このような車の使い方って、分かってる方は納得すると思いますが、塩害になる環境で使うことが多いのは必然かと思いますが、遊んで帰ってきたら、せめて水道ホース等で、エンジンルームや下回りを洗い流すことでサビの防止効果は生まれると思うのですが、なかなかそうは行かないですよね💦

でも、するとしないでは、年数が経っていても違っていたかもしれません!

結局、結果論ですが、まずはどうするかですが?お客様と相談して、漏れを直して最低限で修理することになりました

最低限交換する部品を外しし外注で修理してもらいます

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エアコンのコンプレッサーにつながるホース・パイプを外します

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写真が全部無くてすみませんが、無事に外しました

漏れの主原因パイプと低圧と高圧のコンプレッサーに入るホース・パイプです

こちらは、愛知県にある業社に送って加工修理してもらいます

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ちなみに、低圧パイプを外すには、ヒーターホースを外さないと取れません

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クーラーボックスに向かうパイプは途中でカットし、後に撤去します!!

最後になりますが、漏れてるパイプを新たに作成すると、アルミだというだけのパイプなんですが結構外注料が高いので、どうしたものか?考え中です・・・?

 

2019年5月30日 (木)

ニッサン・スカイラインV36系、O2センサー(酸素)交換編(^^;

休み明けから、天気は回復、雨上がりもあってか?暑さが和らいだので良かった!!

さて、先週O2センサー交換を頼まれて交換作業していたんですが、右側のバンクセンサーだけ固くどうしても外れなかったので、エキゾーストマニホールドごと外して作業しないとダメだと分かり、その時点では時間もなく次回に改めてご入庫いただき本日に至ります

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先週の写真です

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こちらは、本日の写真💦

先週と本日の写真が混在してます、すみません。

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こちらが、簡単に交換できた左側バンクのO2センサーです(写真見づらくてすみません)

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今回は、右バンクのO2センサーが外れないのでエキゾーストマニホールドを外していきます

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コチラが外した直前ですが、ステアリングポストのシャフトが邪魔でエキマニが取り外せなく、シャフトを外して無事にエキマニを取り外しました

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外した直後にハンドルが回ってしまい、エアーバックの配線切れを防ぐために紐でハンドルを仮固定しときます

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外れたエキマニ!!

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ガスバーナーで炙りますが、カジってしまったものは、外れてくれません!!

仕方ないので、CRC(潤滑油)などを掛けて少しづつ時間を掛けてO2センサーを外すこと1時間!!

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外した後

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外れたO2センサー!

ネジ山がバカになっているので、エキマニ側を専用タップで補正します

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だいぶ前に購入したツールですが、まさか役に立つとは👀✋

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新品との比較です

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組み付け後です

でも、本来ならエキマニをエンジンに取付てからO2センサーを付けますが、正直付けづらいので先に付けました✌

後は、逆の手順で組み付けて完成となりましたが・・・

この時代のニッサン車は、センサーを交換してもエンジンチェックランプは点灯したままで消えません!

つまり、交換後リセット(消去)しないとなりません。

消し方は、2通りあり、機器を使用する方法と使わずにする方法です!

当店では、当然機器を使いますが、持ってる機器が古いので対応してないと機器がない状態でリセットするしかありません。

今回、写真を取り忘れてしまったのですが、無事に古い機器でリセット出来ました!

次回からは、新しい機器にソフトを入れるので、他の車で機会があればアップしたいと思いますが、次は有料になるかな💦!!

 

2019年5月28日 (火)

マツダ・コスモスポーツ、エンジンオーバーホール編その4(^^;

本日は、風が強く、春の砂嵐と勘違いするほどひどい強風✋

どうせなら雨が降ってから強風が吹いてくれるとありがたいのですが、こんな日は、エンジン内部の測定などは出来ません!!

ですが、その前に撮った写真とともに続きをアップさせていただきます

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まずは、外したままのサイドハウジング

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掃除するとこんな感じですが・・・

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ローターが回転した後のラインが見えると思います

このラインの段差は、測定範囲内でしたが、後に写真を載せます

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こちらは、フロント側のサイドハウジング

正式名称は忘れたんですが、サイドハウジングとローターハウジングが有って、上の写真は一番フロント側のハウジングです

1番ローター側は交換せずに再利用されたとのこともあり、傷が深めですが、限界範囲の10分3程度で収まっていました

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気になるのは、スポットですね!一部ですが深い穴がありますがギリ限度内でした💦💦

こちらは、今回のオーバーホールの主原因では無いので大丈夫と思いますが、今どきの補修材で治せるのか・微妙です。

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ここからは、歪の測定です

レシプロエンジンですとヘッド&ブロック上面の歪測定になります

フロント、センター、リヤも含め正常値でした✌

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写真は前後しますが、測定するために掃除後、磨いて測定しやすいように処理しました

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次は、最初に書いたロータリーが回転して出来た後の深さの限度測定になります

こちらも、サービスマニュアルに従いダイヤルゲージで確認いたしました!!

ダイヤルゲージ固定台はマグネット式なんで、鉄以外に固定は出来ないのですが、アルミのハウジングで測定するのはちょっと難儀しました

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次は、ローターハウジングの測定です

こちらも歪測定と・・・

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ハウジングの幅を測定して誤差が無いか確認します

誤差があると交換になりますが、いずれも問題ありませんでした・・・ほっ!!

ダメと言われても部品が無いから、どうにも出来ないですしね💦💦💦

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次は、ローターの測定になりますが、強風のため、掃除だけしました

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写真手前が1番ローター側で奥が簡易掃除した2番ローター(こちらが不具合)

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角度を変えて・・・

次回は、ローターと写真に写ってませんがエキセン(エキセントリックシャフト)の測定へと続きます✋

何事も、交換できる範囲の不具合であります様に・・・👀✋💦


 

2019年5月27日 (月)

トヨタ・ライトエースワゴン、エンジン始動不良、車検整備、エアコン修理編その3完成(^^;

こうも暑い日が続くと、エアコン修理の問い合わせとご来店が多いのですが、昨日一昨日と予約が入ってしまい、お預かり出来ても6月末になってしまいます!!ただし、時間の合間に確認と簡単な問診のみなら可能なのでお問い合わせくださいませ。

最近の車は、軽自動車でもオートエアコンになっています、出来れば、少し暑い日にでも点検をして冷えないなら早めの修理をしてると問題は無いと思います。

さて、車検整備等はすでに完了して最後のエアコン修理になります。

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作業前のコントロールレバーの状態です、写真左の冷暖房と空調切り替えがここまでしか動きません

エアコン事態は、ガスが少なかっただけで、少量足しただけで冷え始めたので、エアコン事態の不具合では無く、自然にガスが無くなってしまったパターンかなとも思いますが(購入時にエアコンの確認はしてないそうです)ただ、他に漏れがある可能性は否定出来ないので、ガス漏れ検知液は入れて確認は取りました✋

ただ、漏れが確認出来ないので、もしかして部分はあるのですが、確定では無いし、仮にもしかして部分を交換するにもガスを抜かないと作業が出来ないし、全く入ってない状態なら交換も出来ますが、ガスが高額なんで、入ってるガスを捨てるのも勿体無いので、抜けてから交換しても良いと判断して作業は、コントロールレバーの不具合修理へと進めていきます!!

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まずは、コントロールユニットの動きを良くするために確認のため分解していきます

当初は、動きが硬いのでユニットごと、外さないとダメかと思ったのですが・・・

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単純にグリス切れで動きが悪くなってるだけでした✋

写真は、ベンチレーション側のレバー部分ですが、シリコンスプレーで動きを良くした後にグリスを塗って対応しました

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当然、コントロール側もグリスを塗って対応!!

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次に、ヒーターの冷暖房レバーですが、無理に動かしたのか?コントロールワイヤーが必要以上に出て外れてしまったせいで、動きが途中で止まってしまったようです

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修正後

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こちらはその元になるヒーターバルブ側

無事に作動もOKとなりました

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修理後になります

次は、エアコンのガスチャージをして冷えることを確認して完成となりましたが、写真の取り忘れが多く、すべてをお伝え出来なくてすみません

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ガスの充填量を確認する窓が見つからずに悪戦苦闘してたんですが、盲蓋みたいなものを緩めたら出てきました窓💦💦

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ちなみに、レシーバータンク(リキッドタンク)の上にも窓はあったんですが、鏡で見ないと解らない状況なんである意味正解な窓です

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本日の工場内気温が35度なので14度近くは、正常かなと思います✋

車検整備、水漏れ修理、エアコン修理も含め無事に完成となりました!

ただ、エアコンに付いては、今後も修理の可能性はございますが・・・👀💦

2019年5月26日 (日)

スバル・レガシィB4、足回り交換編その3完成(^^;

本日も暑い1日だったんですが、やはりエアコン修理の問い合わせとご来店が多くて、ご予約いただいてるお客様の修理に支障をきたす事態に💦

ようやく、コスモスポーツのロータリーエンジンの測定に入ろうと思っていただけに、進まず夕方少しだけ出来ました!!

日中は暑いから多いけど夕方になると涼しくなるのか?問い合わせが減ります👀✋💦

さて、本題へと・・・

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ショックアブソーバ取り外し中

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フロント左右取り外したショックアブソーバーと新品です

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写真左が純正ビルシュタインで、右が社外モンロー製ショックアブソーバー!!

太さが違いますが、かなりの衝撃にも耐えられる太さ!!

さすが!WRCのノウハウもありますが4WDを活かした環境でも対応出来る設計なんでしょうか??

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組み付け後

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車に取付後

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角度を変えて!!

足回りに関しては、すべての作業を完了しテスト走行後、問題が無いので完成となりました

最後にハンドル交換です

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交換前のハンドル

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エアーバック取り外し中

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写真右が交換するハンドルで右が外したハンドル!!

この後、交換して完成となりました(交換後の写真撮り忘れました💧)

 

 

2019年5月25日 (土)

スバル・レガシィB4、足回り交換編その2(^^;

今日も暑いですねぇー💦

暑いとエアコン修理の問い合わせが多くなって参ります

本日は、お約束以外の方のご来店が多く、車検整備の車を整備してたんですが終われたのが夕方でした💦💦💦


さて、前回の続きを・・・

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まずは、フロントロアアームとスタビライザーを取り外します

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写真が前後しますが、フロント左右の全体写真

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スタビライザーを外し、ロアアーム取り外し中

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こちらは左側です

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アームが外れました

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外したロアアームとスタビライザーです!!

アルミ製のアームからブッシュを交換するなんて、以前は失敗してアームごと交換することも有ったのですが、ブッシュが入れることが出来たんだから抜くことも絶対に出来るはずと思いながら再トライいたしました!

ちなみに治具がある程度揃っているのと技も覚えましたので👀✋

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まずは、交換する新品部品と一緒に・・・

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まずは一番フロント側のブッシュを抜いています

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こちらはリヤ側のブッシュを抜いてますが、要はガスバーナーで炙ることで抜けやすくするのですが、以前も同じ方法を使いました!

ところが、アーム側を抑えるための面積が少なくてアームが潰れ失敗したんですが、今回は全体を抑える円柱タイプの治具を使うだけで問題は解決出来たようです

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組み付け中

新品を入れる際は、劣化してない分入りやすいのか、暖めなくてもすんなりと入りました

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組み付け中です

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こちらは、すべてのブッシュとボールジョイントを外した写真でしたが、写真を取り忘れアームのリヤ側はすでに新品を圧入後です💦

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組み付け完成です!!

無事に入れ替えが出来て店主も嬉しい✋

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車台側に組み付け後

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スタビライザーも取付完成です

最後は、フロントショックアブソーバー交換とステアリングハンドル交換へと続きます👀✌

 

 

2019年5月24日 (金)

スバル・レガシィB4、足回り交換編その1(^^;

本日は、整備主任者講習がございまして午後からお休みさせていただいたんですが、暑いですね!

さて、リアルタイムではありませんが、レガシィの足回り交換編になります✋

作業は、前後ショックアブソーバー、フロントロアアームブッシュ、ボールジョイント、スタビライザーブッシュ&リンクロッド交換と別件でステアリングハンドル交換ですが、その1ではリヤのショックアブソーバー交換からアップさせていただきます。

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こちらは、BL系の最終型になるかと思いますが、6速マニュアル車になります

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今回交換する新品パーツです

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少し見えてましたが右がリヤショックアブソーバーで左がフロントショックアブソーバー!!

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純正のショックアブソーバー

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角度を変えて

純正がビルシュタインなんで、乗り味がどこまで変化するのは未知数なんですが、車高調では無いので、サスペンションとのマッチングしだいかな!!

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リヤのアッパー側、室内取り付け部分です(トランクルーム)

当初は、何も外さなくても外せる状態だったんですが、そこは店主1人!

取り付ける際に手が届かないので、リヤシートを外します(面倒ですが、これがベストかな!)

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リヤシート取り外し後

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リヤシートを外して、リヤドアを開けた状態で手が届く範囲なんで作業性は良くなりました!

外すのは、なんでも簡単ですが、取り付けるときが大変なので、ここは考えて作業しました!!

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無事に取り外した純正リヤショックアブソーバー

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分解して写真右の新品にコイルを組んでいきます

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足回りのリフレッシュもあり、アッパーマウント、ダストカバーなども含め新品と交換です

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組み付け後

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角度を変えて

片側しか写してませんが両方同じように交換しています

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次はフロントショックアブソーバーと足回り交換編になります👀✋

 

2019年5月23日 (木)

トヨタ・サクシード、車検整備編(^^;

台風では無いのに次の日は台風一過??

本日も天気が良くしかも・・・暑っ!!

5月末はいつもこんな感じだったのは分かってますが朝夕が涼しくなるのでやはり5月なんだと感じます!

さて、いつも天気の話題ですみませんが(ネタが無い💦)本題へ・・・

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すみません、普通に車検ネタになります

こちらは、普通に貨物(バン)なので1年車検となります

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エンジンルーム

今どきな話ですが、最近のエンジンにはタイミングベルトは無く、チェーン式に変わっております

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弊社は、必ずキャリパーを外してディスクパッドの残量チェックと動き具合など(引きずりなど)を確認しています

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リヤブレーキは、基本カップの漏れが無い限り

交換はしていませんが、お客様から指示があれば交換します

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必ず、ブーツをめくって確認しています

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エンジン関係も、面倒くさいタイプでもイリジュームプラグでも外して確認しています(普通だと思っています)

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最後にタイヤの空気圧は、4輪タイヤとスペアータイヤともにすべて確認チェックして、足りないとエアーを補充しています✋

今回は、走行キロも少ないせいで、交換部品はなく、ブレーキフルードのみ交換でOKでした✋

最後に、貨物車は車検であってもかなり厳しく検査を受けますので、必ず荷物は降ろしておいたり、タイヤも乗用タイヤ以外じゃないとダメとかありますので、お気をつけくださいませ✋

 

 

2019年5月21日 (火)

トヨタ・ライトエースワゴン、エンジン始動不良、車検整備、エアコン修理編その2(^^;

今日はすごい雨でしたね👀💦

5月にしては珍しい豪雨でしたが、蒸し暑さも重なって気が付かないうちに軽い熱中症になっていました。

お年寄りに良くある「気が付かなかった」ですが、店主も気をつけたいと思います。

さて、リアルタイムでは無いのですが、無事に車検が合格出来たので、途中整備の続きになります✋

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まずは、オイル交換から

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オイルフィルター交換

久しぶりに気づいたんですが昔のエレメントはデカイ!!

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アンダーカバーを外して、ベルト交換するのですが・・・

オルタネータを戻した時に妙な違和感・・・

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ボルトが折れたーーーーーー💦

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外したベルト

ファンベルト(写真左側)が劣化してるので交換したんですが💦

オルタネータを取り外して、折れたボルトをドリルでもんで、タップを立てます

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矢印部分が折れてしまった部分

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金属をドリルで切削した切粉を侵入させないようにウエス等でかぶせておきます

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無事に穴を開けることが出来たので、タップで修正して完成となります

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次に、オイル漏れしてるタペットパッキン交換です

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久しぶりにOHVエンジンのロッカーアーム部分を見ました👀✋

見づらいですが、インテーク側からプッシュロッドが出ているのが分かります

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外したタペットカバーと新品パッキン

今でこそ、普通に中央にプラグが配置されていますが、当時のトヨタT型エンジンは、OHVなのにプラグが燃焼室中央にセットされていて斬新なレイアウトだったのが有名でした!!

ちなみに2TGツインカムエンジン(セリカ、カローラなどに搭載)は、このエンジンがベースになります✌

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パッキン取付後

プラグホールパッキンは、カバー側につけずにヘッド側に付けるので間違えないように💦って、作業する人いないか⁉

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こんな感じ💦

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逆の手順で組み付けて完成となります(完全では無いですが洗浄しています)

本日は、あいにくの雨でしたが、無事に陸運局にて車検合格出来ました・・・良かった!!

次回は、いよいよエアコン修理編と進みます✋

2019年5月20日 (月)

三菱・EKワゴン、車検整備のみ編(^^;

今日は、晴れたと思ったら突然の雨と天候の変化が激しい1日ですが夜遅くになって大雨になるようですから用心が必要です。

さて、弊社では当然、国の認証を受けてる整備工場のため、車検と車検整備はセットでしていますが、だいぶ前からユーザー車検が多いことは皆様もご存知の通り、店主もダメとは言いません。

自分の車を自分で継続検査を受けることに関しては、良いことだと思います、なぜなら車検の費用をご理解いただけるから✋

車検代は高い!とおっしゃる方はだいぶ少なくなりつつはありますが未だに話す方も多く、説明して納得いただけるまで時間が必要ですが、ユーザー車検をオーナーみずから行くと、いかに税金がウエイトを占めてるかが分かります✋

でも、費用のご理解をいただいても、整備はしてませんから整備不良のリスクは増大しますから必ず整備はしないとなりません。

弊社では、ご自分でユーザー車検を受けた方の車検整備のみでも承っております。

整備内容にもよりますが整備代金がいかに安いかがご理解いただけると思います(ご自分で整備出来る場合は、整備後、目視点検だけでも可)。

話が長くなりましたが・・・

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こちらのお客様は、整備のみですが、いつもご依頼をいただいているお客様です

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エアーエレメント点検

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リヤブレーキは、カップの漏れもなくブレーキシューの減りも無く良好でした

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フロントは見た目では分かりにくいですが引きずってるようで、キャリパーオーバーホールすることに

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主原因は右側のキャリパーが原因ですが、左右キャリパーを外して分解してみると

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取り外し後

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まだ6万キロしか走って無いのですがサビサビです💦

ブーツに劣化や切れが有った訳でもないので、おそらくですが水没経験があるのかな?と思われます??

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まだ年式も新しいので、磨けば光りますね👀💦

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組み付け後です

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完成です!!

この後は、ブレーキフルードのエアー抜きをして完成となりました!

ちなみに・・・

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下回りの全体写真ですが、雪道や海辺を走っていた訳ではなく綺麗な下回りです

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引きずりも最近なったようで、パッドもあまり減って無く交換不要でした!!

ちなみに、数日前に昭和車のキャリパーオーバーホールをアップしましたが、サビかたが昭和車とさほど変わらいので、水没したまま放置したのかと結論しましたが、間違ってる場合もあるので詳細は不明です💦

2019年5月19日 (日)

マツダ・コスモスポーツ、エンジンオーバーホール編その3-1(^^;

暑い日が続きますが、明日から天気は下り坂💦 そろそろ梅雨の走りでしょうか??

さて、コスモスポーツのロータリーエンジン分解写真を、前回ブログに付け足す事にする予定だったのですが、オーナー様の写真がクオリティが高いので、3-1として別ブログとしてアップさせていただきます。

店主がとった写真では無いですが、作業してるのは店主なんで、写真に少しコメントを入れながらのブログです!!

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レシプロエンジンだとヘッドボルト?みたいな物ですがオールアルミのためかボルト・ナットでハウジングを組んでるようです

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こちらが外す前のボルト・ナット

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前回ブログで書きましたが、現在のロータリーエンジンとは違い、フロント側から分解が始まります

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フロントローターとハウジング

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ローターとアペックスシール

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フロントローターハウジングを外した後のフロントローター!

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フロント側の圧縮は、データより少なめですが、平均的に問題もなく不具合がない箇所となります

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フロント・サイドハウジングとローターハウジングの写真です

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ローター外した後のエキセン

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特に深い傷も無いようなんで問題なく組めそうですが、測定しないと判断は出来ません

ちなみに、サイドポートは綺麗に研磨してありました

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こちらが問題だったリヤローター側

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固着してるアペックスシール部分です!!

ここだけが原因で有って欲しいです👀💦

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いきなり、ローターとハウジングを外した写真

 

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アペックスシールとスプリングです

固着してる箇所が有ったので、スプリングに不具合が出てるのかな?と思ったのですが、意外に普通です💦

かなり心配していたエンジン内部でしたが、ひどくなかっただけに安心はしたんですが、無事に完成できるのか?時間は掛かりそうです!!

 

2019年5月18日 (土)

スバル・レガシィBPH、ドライブシャフトブーツ交換とパワステ不具合点検・交換・調整編(^^;

ようやく、平年並みの気候になりましたが、少し動くと汗ばむのはしょうがないですね💦

さて、スバル車では、あるあるネタなんですが、あくまで年数劣化によるトラブルですので、何かと自動車メーカートラブルが多いからと言う理由原因ではありませんので勘違いしないでくださいませ✋

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同じ関東圏なんですが、弊社のような小さな町工場に修理のご依頼を何度かいただいてるお客様になります。

作業内容としては、フロントドライブシャフト・インナーブーツ交換とパワーステアリングに違和感を感じるとのことで、ご来店いただきました!!

ドライブシャフトブーツに関しては、何度かブログでもアップさせていただいておりますので、写真のみになります事、失礼致します

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フロント右側(スバルは右の内側が良く切れます)ですが、切れていました

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こちらは、反対側の左ですがゴムの劣化でグリスが漏れているので、こちらも同時に交換します

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まずは、ドライブシャフトを抜かずにナックルのみをずらして作業するのですが・・・ボールジョイントサビだらけです!!

と言いますのも、スバル=4WD=雪道=下回りサビとなるのですが、案の定サビだらけです💦

でも、仕方がありません、スバルも?分かっていると思うので、店主も気にしてませんが外すのに少々苦労はいたします✋

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ちなみに、清掃後です(出来る範囲ですが)

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古いブーツを外してインナーベアリングを外します

店主は、デフ側のシャフトを残して作業をしています

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角度を変えてですが、突起部に付いてるベアリングは外しています

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写真上が新品ブーツとグリスです

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店主は、割れたタイプのブーツは、内側(インナー)のみ使いません、設定がない場合もあるせいでもあります

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組み付けてブーツバンドを締め付けます

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完成となります(右側)逆の左も同じ手順で交換します

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いきなりですみませんが、交換後です💦

次は、パワーステアリングお不具合になりますが・・・

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アンダーカバー取り外したんですが、オイル漏れが全くありません

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右側のラックブーツです

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左側ラックブーツですが、左右どちらも漏れた形跡なし!!

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パワステポンプ

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角度を変えての写真ですが、漏れはありません

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タンク側も、オイルの量は適量に見えますが、お預かり後にあまり時間をおかずに確認したので、普通ならホット側のアッパーレベルになって無いとなりませんが、少ないようです

そこで、オイルも汚れているのと量も少ない事から、オイル交換(パワステフルード)をします!!

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オイル抜き取り中

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オイルを新しく入れています

ちなみに、主原因は、なんとベルトの緩みによる不具合で、調整したら治ってしまったんですが、フルードの交換もさせていただきました❗

最後に、下回りの写真を・・・

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全体の下回り写真です

ブーツ交換、パワステフルード交換ならびにベルト調整にて完成となりました!

 

 

 

2019年5月17日 (金)

マツダ・コスモスポーツ、エンジンオーバーホール編その3(^^;

冒頭から、弊社ごとで失礼致します。

キャッシュレス化に伴い、以前からビザマスター、JCBなどのカード決済はしておりましたが、本日より「PayPAY」での決済が出来るようになりました。

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今までは、税金分は現金でいただくか!別途代行手数料などをいただいておりましたが、デビッドカード同様、手数料などは一切不要なので、税金分も含め、PayPayでの決済が出来ますし、ポイントも付くのでお客様には損のない決済システムかと思います。

よろしければ、車検や修理代のお支払いにいかがでしょう!!

さて、弊社ごとですみませんでした💦

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ロータリーエンジン分解の続きですが、ここらへんはまだオーナー様立会での作業ではありません

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マニュアルではここの位置ではないのですがデスビのシャフト位置写真です!!

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オイルパンを取り外しています

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ストレーナに気になる金属片が・・・💦💦

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拡大写真!

アルミの金属片のようですが、とても気になります👀💦

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さて、ここからはオーナー様立会のもと作業になりますが、初代ロータリーは現在の13Bエンジンとは違い、ミッション側から分解するのではなく、フロントハウジング側から分解するタイプのようです。

ちなみに、初代サバンナであるロータリーエンジンは、ローターハウジング以外が鋳鉄(鋳物)製に変わっており、このエンジンから最後のRXー8まで、構造的に同じレイアウトになってるみたいです(排気量は別)

ロータリーにお詳しい方より希少なマニュアルをコピーさせていただいたんですが、構造が若干違うので、初っ端から鼻をへし折られる程の構造に唖然でした⤵

そうは言っても、エンジンの基本構造は変わりませんから、たとえロータリーだろうと難しく考えることは無いんですが・・・それでもね💧

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フロント側のローターです。いきなり、この写真から失礼致します

後に、オーナー様から写真をいただけることになってるので、頂き次第、順次アップいたしますので・・・!!

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角度を変えて

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こちらは、フロント側のサイドハウジングと同じくフロントローターハウジング

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すでにリヤ側のサイドハウジングです

リヤ側のローターであるアペックスシール1箇所がやはり固着していました

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リヤ側のローター、ハウジング、エキセントリックシャフトです

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これから、測定してどこに不具合が起きて調子が悪かったのか調べて行きますが、外見で判断する限りでは致命的な不具合は無さそうなので、時間は掛かりそうですが、原因的には、過去にオーバーホールした際に、リヤ側の部品をかなり交換しているようなので、そこら編を究明出来たら思いますので、続きにご期待って、店主みたいなロータリー初心者に出来るのかなぁー💦💦💦💦💦


2019年5月16日 (木)

スバル・サンバーTV1系、車検整備、アウターハンドル交換編(^^;

沖縄が梅雨入りしたそうですが、今年の春は短かかったようなそんな気がしますね

さて、余談は毎度ですみません💦

普通に車検整備なんですが、サンバーあるあるトラブルがありましたのでアップさせていただきます

まずは・・・

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エアコン修理編でも、おわかりかと思いますが最後のスバルブランドのサンバーです!!

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まずは、普通にエンジンオイル交換から

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プラグは交換です

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フロントは・・・

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ブレーキパッドは交換です

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リヤブレーキは大丈夫でした

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オイルエレメント交換後です

車検整備に関しては、内容を少し端折りますが、オイル漏れがあったので交換作業をします

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ATクーラーのホース部分ですが、ゴムホースの劣化でホースバンドがこれ以上締め付け出来ないためにオートマオイルが漏れて、漏れたオイルがドライブシャフトとミッションの差し込み部分に掛かっており、オイルシールの劣化と勘違いを誘うような状態なので、ホースバンドを交換します

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交換後、ワイヤー式とは違い、強く締め付け出来るので漏れが止まりますが、本当ならホース交換が最善の方法かなと思います

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次は、サンバーのあるあるですが、スライドドアのアウターハンドルから開けることができなくなるトラブル!!

原因は、アウターハンドルのプラスチックに強度が無くて、年数が経つとハンドルのレバー側が折れてしまいます。

部品は1個3千円もしないのですが、左右壊れると工賃がそこそこの金額になるので、いただけないトラブルですね

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内張りを外して中からアウターハンドルを取り外します

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写真右が新品で左が外したハンドル!!

右のスライドドアハンドルは折れてはいませんが、土台部分が割れてしまい開くことが出来ないトラブルでした

ちなみに反対側の左側は・・・

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見事に割れており、ハンドルが常に開いている状態になっていました

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こちらが交換後

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室内側も逆の手順で組み付けて完成となりますが、反対側も同じ作業はしています

明日、車検を通して問題が無ければ完成となります👀✋

 

2019年5月13日 (月)

トヨタ・ライトエースワゴン、エンジン始動不良、車検整備、エアコン修理編その1(^^;

昨年だったか?一昨年だったか?うる覚えですが💦ステアリングリンケージ修理でご入庫のライトエースワゴン!!

今回は、車検整備とエアコン修理編になりますが、まずはエンジンが始動しないので、そこからスタートになります

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無事にエンジンが掛かって、オイルの焼けた煙が出ていますが、なんのことはなく、燃料ポンプである(機械式)ダイヤフラムの動きが悪かったせいで、燃料供給が出来ないだけのトラブルでした、しばらく動かさないと起こるような原因の一つです。

エンジンは素直に始動出来たので次は車検を通せるように整備していきます!!

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まずは、エンジンからですが、いきなりのエアーエレメント真っ黒から👀💦

普通では考えられないほどの真っ黒!!!

ここで思い出したのですが、2年前に中古で購入してしばらくしてからご入庫になったと思うのですが、その時はいい加減な販売してる中古業社だなと思っておりました・・・やはり、的中です!

実際、エアーエレメントはありません(生産中止)が、探せば出るのが古い車の凄いところ💦

全く、同じではありませんが、似てるのはあるんですよね・・・古い車を売ってるんですから、リスクは承知のうえだと思うのですが、値段が高い割に保証なしの現状販売ですからね・・・困ったもんです💦💦

さて、探すこと2日・・・あったよぉーーー👀

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若干小さいのですがスターレットやカローラ系のエアーエレメントです(^^

当社もスターレットや古いカローラ系の整備をしたことがあるので、もしかしてとは思ってましたが、そこは部品商さんの検索のおかげです!!

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エアークリーナーボックスにおいたら・・・あらっピッタリ!

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カバーしても問題はありませんでしたよ~(^^V

次は、冷却水の水漏れとエンジンオイル漏れ、ファンベルト交換などがあるのですが、とりあえず次回へアップしますんで、足回りであるブレーキへ

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フロントブレーキ

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リヤブレーキ

前回、リンクロッド修理と一緒にブレーキマスター、クラッチ系も含め油圧ラインはオーバーホール修理してるので、問題は無いだろうと思っていました!

しかし・・・

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左のキャリパーが固着していて左タイヤが手では回せないほどロック!!

ピストンを縮めるのは無理でしたが、出す側はOK!でした

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ちなみに引きずってるせいでパッドの残量も少ないので、パッド交換とキャリパーオーバーホールです

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左右のキャリパー取り外し後

キャリパーシールが3種類もあって悩んでいますが、パッドも含めオーナー様の美品になります💦

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分解したら、当然ですがサビだらけ💦

店主の出来る範囲で磨くと・・・

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こんな感じです

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いきなりですが組み付け後です

あとは、元に戻していくだけです

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パッド取付後

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キャリパー取付後

このあと、エアー抜きして・・・

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ブレーキフルードの漏れが無ければ完成となります!!

これで、引きずりが無くなったので車検は合格出来るようになります。

次は、冷却水の水漏れ修理とエンジンオイル漏れ、ファンベルトなどの交換修理編になります✋

エアコン修理は、車検が合格してからアップしたいと思います!!

 

 

 

2019年5月12日 (日)

マツダ・コスモスポーツ、エンジンオーバーホール編その2(^^;

暑かったと思ったら平年より寒いみたいな・・・体が対応出来ませんな👀💦

体調には、ご自愛を!!

さて、立会いする前に外せる補機類を外して中身の状態をお見せ出来るように本日は分解していきますが・・・

その前に散々悩んでエンジンスタンドに組み付けた事から✋💦

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結局、端から端に仮固定をして、分解した時にどちらかを外す方向でエンジンスタンドに組み付けました✋

ここからは、補機類を外していきます

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キャブレター、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールドを外しました

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次は、クラッチカバーとディスクです

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表裏ともにディスクはまだ状態が良く、交換の必要は無さそうです

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フライホイールを外しますが意外にも・・・

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FD3Sの13Bエンジンのロックナットと全く一緒でした✋

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いやー、写真撮り忘れたんですが、フライホイール外すのに苦労しました

ロータリーエンジンを知らない人にお伝えすると、ステアリングタイロッドエンドを外す際にテーパーになってるボールジョイントを外す感覚に似てるんですが、小さいのに外すの結構たいへんなのにその大きさが10倍近く大きいので、固くて外すのにすごく大変です

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外したエキセントリックシャフトがわはテーパーになっています

専用ベアリングプーラーがないと大変ですよ💦

ちなみに、最初のブログでもお伝えしましたが、普通ならこちら側からボルトを外して分解していきますが、初代ロータリーは前後から分解するタイプのようです(写真)

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インテークとエキゾースト外すとインテークでは見ることが出来ない、エキゾースト側からのアペックスシールの状態を確認できます

オーナー様に見せる前に大体の不具合がここで認識出来るんですが、これはあくまで確認なので分解しないと正確な不具合原因は解りません

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エキゾースト側から見たアペックスシールリヤ側

写真では見づらいのですが、少し傷があり・・・ローターを回して違うシールを見ると・・・

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こっちは、シールが固着して動きが悪くシールの役目をあまりしていないようです

分解前に見た感じでは、こんな状況ですが、実際にハウジングを外して見ないとホントの不具合は解りませんよね!!

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フロント側分解

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ウォーターポンプ、デスビの1個を外して本日は終了になってしまいましたが、立会の金曜日までにクランクプーリー、フロントカバー、オイルパンまで外してスタンバイしたいと思います💦

ほんと、交換できる部品でオーバーホールが出来ることを願います👀💦

 

 

 

2019年5月11日 (土)

スバル・レガシィBE5、1年点検、ハブベアリング交換編他(^^;

寒かったと思えば突然真夏並みの天気💦

もう少し春の陽気を期待したかった・・・👀💦

さて、1年点検とフロントハブベアリング交換でご入庫のレガシィ・B4!!

エンジンの始動せいも若干悪いようなので、1年点検も含め確認していきます

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スバルの赤は結構好きです👀✋

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フロントブレーキですが、後でハブベアリング交換が待っておりますが・・・

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パッドの残量が少ないです(今回は交換しませんでした)

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リヤブレーキ

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リヤはパッドあります!!

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エンジンの点検に入ります

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エアーエレメントは汚れ気味ですが範囲内です

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まずは、始動性が悪いとのことですので、ファーストエアーを制御するバルブを脱着して洗浄します

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取り外し直後

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洗浄後

アイドリング制御もありますが、冷えてるときのファーストアイドルの制御もしてるので、外したら汚れが酷いのでキャブクリーンで洗浄しました!

これで始動性が改善してくれると良いのですが、ついでにエアフロも清掃

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基本的にファーストアイドルには関係は無いんですが・・・一応💦

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続いては、ハブベアリングがうまく外れたらデフオイル交換の指示は頂いておりまして、無事にドライブシャフトがナックルから簡単に外れたんで、交換し給油中です

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適量をいれました

さて、最後は肝心なハブベアリング交換作業です

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フォライブシャフトのスプラインが左右ともスムーズに外れた嬉しさから・・・💦途中の写真を撮り忘れてしまいましたが、ここまで外しています

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こちらが左右外れたハブナックルです

ココ最近、まともに外れなくてドライブシャフト、ナックル、コンパニオンフランジなどの交換が続いたんですが、今回は綺麗に外れ丹田良かった!!

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まずは、ハブボルトが付いてるコンパニオンフランジを抜き取ります

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フランジにどうしてもアウターベアリングが残るのでプーラーで取り外します

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ナックル側のベアリングカラーが固くて、ガスバーナー(アセチレンガス)で温めて外しました

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こちらが、外した部品と新品です

ここからは、逆の手順で組み付けて行くので写真だけですみません!!

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新品ベアリング組み付け中

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組み付け後です、中のオレンジ色のカラーは最後に外します

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インナーとアウターのオイルシールを組んだ後、コンパニオンフランジ組み付けです

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車側に組み込んだナックルを組み付けて行きます

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レガシィは、ショックアブソーバー側にもアライメント調整ボルトが付いてるので、元の位置に合わせます

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忘れずにバックプレートも組み付けます

他社メーカーなどは、フランジを外さないと抜けないタイプもあるので、スバルは良心的です!!

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片側完成です!

もう片方も同じように組み付けて完成したんですが・・・

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ドライブシャフトの内側ブーツからグリスが漏れていました

ゴムが馴染んで痩せてしまったのが原因なので、ブーツバンドを新しく交換して締め付けし直します

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バンド組み付け中

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しっかり組み付けて完成です!

ドライブシャフトが抜けて良かったぁーーーーー👀💦

 

2019年5月10日 (金)

スバル・サンバーTT2、エアコン修理編その2完成?(^^;

今日は、暑い1日なりました💦

寒暖差は、今しばらく続きそうですね✋

さて、部品が届いたので交換作業を進めていきます

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写真下が漏れの主原因を交換する新品パイプ・ホースで、上が同時に交換するレシーバータンク(リキッドタンク)

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写真上が取り外した漏れたパイプ・ホースです!!

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ホースとパイプをカシメてる箇所

今回は、ホース部分とコンプレッサーに入るフランジ部分のガスケット(ゴムパッキン)の熱による劣化で漏れたのが原因!

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交換後です

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コンプレッサー側交換後

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リキッドタンクも交換します

本来なら、このパイプ・ホースだけ交換して他に不具合が無ければOK!でもありますが、走行キロが15万キロ超えもございますし、フィルターと言う役目もしてるリキッドタンクもついでに交換いたします(なお、追加工賃が発生いたします)

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交換後

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真空引き中

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部品交換と真空引きした時間が夕方に近かったので、このまま明日まで放置して漏れが無ければガスを入れ、冷えを確認して完成となります

部品が早く届いていれば、夕方にはガスを入れても良かったのですが、当社では長めに漏れ確認をしてるので、いずれにしても明日の結果待ちとなります

こんなバカ真面目な事してるから採算が合わないのだけど、すぐに壊れたと言われるよりしばらくして「快適です」と言われた方が良いのでこれからもこの方針は変えないです!

追加になりますが、翌日漏れを確認して・・・

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真空状態は一晩過ぎても大丈夫のようなのでガスを入れて・・・

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本日は(11日)暑かったせいもあり高圧がかなり上がっていますが

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外気温27度で8度はこのクラスでは快適な温度かと思います

最終チェックして他にガス漏れが無さそうなんで完成!!といたします!!

とは言え、交換してないところから漏れる事もありますから気が抜けないですね👀✋💦


 

2019年5月 9日 (木)

マツダ・コスモスポーツ、エンジンオーバーホール編その1(^^;

昨年、エンジン不調トラブルで、ブログに長期間登場したマツダの初代ロータリーであるコスモスポーツ!!

最終的に、圧縮差が関係してることが分かり、途中お客様に一度お返し後、部品の調達にある程度のめどが経ったので、改めてご入庫していただきました👀✋

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今回、エンジンを降ろす作業としては、当時には無かった二柱リフトで試みます💦

と言うのは、今の車って二柱リフトに載せてのエンジン脱着が普通な時代なんで簡単に作業は出来るのですが、当時は先程も書いた通り、二柱リフトが無く普通にリジットラック(ウマ)で作業する前提でのレイアウト設計になっています!

当然、エンジンを降ろす際はミッションとエンジンを一緒に降ろしていました

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エンジンルーム

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まずは油脂類の抜き取りから

多分、クラッチ交換の際にはミッションだけ降ろせるようになってると思うので、ミッションから降ろす作業を進めます

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基本的にマツダローターリー車はマフラーなどの下回りレイアウトは変わっていません(あくまで基本です)

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センターマフラー、遮熱カバー取り外し後

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オイル漏れが気になりますが、ここがミッションを降ろす際のネックになる部分かと・・・

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忘れてましたがミッションオイルも抜き取ります

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ハコスカ、フィアレディZなども含め、ボンネットがフロント側にオープンするタイプの基本はボンネットを外すことからエンジン降ろしがスタートになります

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ラジエータクーリングファンなど、邪魔な部品を外していきます

ここからは、写真だけになって行きます!!

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セルモータ、レリーズシリンダなど取り外し

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シフトレバーを取り外します

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取り外し後

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ステアリングポスト取り外し

ローターリー車は、サバンナ系RX7も含めステアリングシャフトが邪魔になるので外しますが、大概はジョイント部分だけになるかと思います(初代はポストごと取り外します)

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分かりづらいですがギヤーボックス根本からポストを外した後になります

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ミッションを降ろしてる途中です

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逆の方向から外してます

普通ならベルハウジング側から外すことって無いと思いますが・・・

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センターのメンバーステーが邪魔でミッションエンド側から降ろせません

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角度を変えるとよく分かるかと💦

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無事にミッション取り外しに成功です

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ミッションフロントカバーからもオイル漏れがしてますがミッション修理まで予算が出れば対応したいです!!

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クラッチカバー、ディスクは問題ないようです

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いよいよエンジンを降ろします

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順当に外すことが出来ました

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ロータリーってコンパクトですね!!

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さて、車を移動するため、ステアリングポストを再度取付けました(仮づけ)

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さて、通常ならフロント側の2本のボルト穴にエンジンスタンドステーを固定しますが(写真左側)・・・

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初代ロータリーは長いボルト類がリヤ側から外せない構造になっています???

さて?どうしたものか?

専用の治具があればなんの問題も無いんですが、今回はここまで!

次回は、エンジンスタンドにどうやって固定取付することから進めて行きます。

エンジンの分解に関しては、オーナー様が分解内容を見たいとのご希望なので、日付が未定なんですが、後日アップ出来ればと思います👀✋

 

2019年5月 8日 (水)

スバル・サンバーTT2、エアコン修理編その1(^^;

本日は、定休日になるのですが、大型連休だったので今週のみ営業させていただきました👀✋

さて、休み明け2日目もあって作業途中になるのですが、部品待ちも含め、順番にお伝えしたいと思います!!

まずは、休み明けにご予約だったスバル・サンバー!!

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最後のスバル制作車であるリヤエンジンタイプのサンバーです(現在は、ダイハツ・ハイゼットのOEMです)

エアコンが冷えなくなったとのトラブルでご入庫となり、もしかしてスバル車特有のあるある部品の不具合かと思ったのですが、明らかにその不具合と断定が出来ない状態だったので、ガス漏れ検知液を入れガスも入れてエンジンを掛けてしばらく循環させます✋

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循環中

すでにガスは無くなっていたので、補充しての確認になります

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循環後、エンジンを止め一晩放置してから、漏れのチェックをするのですが、最終に近いころのサンバーは、アンダーカバーが前後に付いておりまずは取り外すためにリフトに載せ外した後、簡単に確認をしていきます!!

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コンプレッサー部分

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レシーバータンク

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角パイプの取付けナット部分

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コンデンサー部分

見た目では、確認が出来ないので、ガス漏れ検知液に反応するブラックライトを当てながら漏れチェックしていたら・・・

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やっぱり、あるあるの高圧パイプ・ホースのカシメてるところから漏れていたのと・・・

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全体的に薬液の緑色が広範囲に見えてしまい、分かりづらいのですが、矢印の高圧パイプフランジ部分からかなり漏れています

結局のところ、前回のブログでアップしたレガシィや日産ローレルも含め、高圧パイプ側の不具合でガス漏れが発生していました!

スバルさんは、この手の不具合が多いのですが、店主の考える原因としては、冷却効率の悪さとガス量が少ない分高圧を高めに設定して低圧を低めにすることで冷えを良くしてる分、温度上昇が激しく熱ダレしやすいのかな?と考えます!

とは言え、ガス量が少なくて環境にも配慮してるのなら、この問題については仕方が無いのかな?とも思いますが、まずはお客様に状況説明と最終的な修理代金の見積もりをお話して作業依頼になりました!

部品がメーカー在庫になってしまったのと電装部品はスバルだけではなく、どこのメーカーも対応が遅いので1日、2日では届かないので時間がかかります!!!

なので、間を開けてしまいますが、後日続きをアップしたいと思います👀✋

 

2019年5月 7日 (火)

スバル・レガシィBE5、ブラックメーター修理編(^^;

平成から令和に変わるに辺り、大型連休になってしまいましたが、お休み期間中は有意義な時間を過ごせましたでしょうか??

店主は、まさか役所も休みになるとも考えず、法人化の書類関係を終わらせようと考えていたんですが撃沈し、その代りもなんですが、工場をプチリニューアルしました!!

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整理中

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完成です✋

まだ、完全ではありませんが、今後は作業場も下回りのペイントを施工して行きたいと思っています!!

さて、連休前の作業なのでリアルタイムではありませんが、休み明け早々アップ出来る内容もなかったので💦失礼致します!!

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完成後の写真ですが、修理前の写真が無いのですみません💦

ちなみに、今回の作業は、車両が無く、メーター本体持ち込みによる修理作業になります(完成後は、お客様立会のもとメーター交換しています)

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まずは、バラバラに分解します

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分解していきなりのアクシデントですが、お客様ご自身で修理を試みたようで、組付けした時に差し込みがうまく行かなかったようです

こちらは、メーター中央上にある車体の画面(赤く表示してる)の液晶パネル!

ドアを開けるとドアが開いたモニターになると思うので、レガシィオーナー様にはご理解いただけるかと👀💦

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ハンダが割れて接触不良になる部分の一部になります(タコメーター側)

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こちらもハンダ割れが起きるスピードメーター側(燃料計側)

大方、メーターと車台側をつなぐカプラー部分に亀裂が生じてハンダが割れてしまい、燃料計が勝手に満タンになったり途中でフリーズしたり、スピードメーターが動かなくなったりします(他にもトラブルあります)

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ハンダ修理に関しては、以前のブログにもアップしてますので、省略します!

今回は、メーター内のバルブ交換も承ったので交換していきます

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奥に見えるのは、規制バルブですが、基本的に明るさが変わらないし、値段も安いのでこちらで交換します!!

ちなみに警告灯も含め全部で18個も使われており、純正よりはわずかですが安く出来ます

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こちらが、バルブの種類表

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さすがにオートマのシフトインジケーターはバルブのみ交換は不可なので、純正をオーダー!!

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交換作業中

ちなみにオレンジ系は、R、D、3、2、1のポジションでブラック系は、P、Nになります(説明は省略)

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交換後です

あとは、元に戻して最初のメーター写真に戻して完成となり、後日、お車に付いてるメーターと交換して動作確認とって、問題がなかったので、最終的な完成となりました👀✋

一応、何台か修理をしていますが、トラブル報告を受けていないので、しばらくは大丈夫かな?と思いますが、こればかりは解りません??

最後に、電装系の修理は、確実に治る保証はありませんので、御理解の上で修理のご依頼をいただけますと幸いです!!

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