スバル・インプレッサSTi、クラッチオーバーホール編その2完成(^^;
昨日とはうって変わって寒い日が逆戻りですね
まだ2月初旬だから仕方が無いですか
さて・・・
クラッチレリーズシリンダーに付属のワンウェイバルブを外します
GRB型のクラッチレリーズには、急激にクラッチミートしても衝撃を緩和させるようにワンウェイバルブを設けることで、いきなりつながらないようになっています
多分、メーカーが気を使いミッションブローやドライブシャフトの折れを防止するために組み込んだシステムかと思いますが、これは素人にはありがたい装備ですが、マニュアル車ばかりを乗り続けてるオーナー様にとっては、無駄の何者でもありません
つまり、加速時は使いませんが、減速時にシフトダウンをしますが、普通、減速の場合クラッチ操作を早くして早く速度を落としたいのが常識かと思いますが、すぐにつながらないので、減速も満足に出来ず、イライラするばかりか、クラッチディスクの摩耗を早める結果となってしまいます
スバルって、好きな自動車メーカーですが時々、不必要なシステムを作るんですよね
オートマやCVT時代に逆行して設定があるのは、マニュアルに慣れてる方用かと思っていたんだけど・・・
無いから、操作がおかしくなるとかはございません
要は、ブレーキシステムでABSが邪魔だから外すと方がいますが、理屈は一緒です
元々は、ここにミッションオイル用のゲージがありました
でも、ここを外さなくても、別にオイルを入れる給油口が別途あります
以前は、ゲージが付いてる場所からオイルを入れていたので、ここに給油口があるのは、この型式になってからです
ただ、一般の方がオイルを入れる際に脇からだと不便かなと思いましたので、今回は、専用ツールがありますが、以前と同じゲージが付いていたところからオイルを入れ、入れすぎても今の場所からオイルがあふれるので安心です
次は、エンジン側
パイロットベアリングは新品です
当初は、メインドライブシャフト(メンドラ)があれば簡単な作業なんですがありません
当たり前ですが、ツインデスクのスプラインが合っていないと組み付けは出来ません
そこで、センター出しツールを使い、スプラインの位置を合わせてからミッションを組み付けてみて、ずれていたらまた調整して組み直す方法を取りました
運が良かったと言えば良かったのですが、順当に組み付けて行きます
取り外す際に、写真をアップしていませんが、組付けしたシフトリンケージです
ちなみに、別件ですが、インタークーラーに風を供給するための導入板?が壊れていたので修理
アルミ製の薄い素材なので、2液性の接着剤で固定(取付の写真がありません)
インタークーラー取付後(ここの上に先程の修理した導入板が付きます)
最後に、上から入れたミッションオイルが、現在の給油口から溢れて来たので、余分なオイルが溢れなくなったら、フタをして完成です
スバル車でツインプレートは、初めての経験でしたが、今後の事を考えるとメンドラの準備は必要かなと思った作業でした
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