スバル・サンバーTT系、オイル漏れ修理編その1(^^;
本題とは別件なんですが、実は、雨天走行禁止車両がだいぶ前にご入庫いただいておりますが、作業の内容的に難しい作業ではありません
ただ、一つ一つ作業をするにも時間と手間がかかり、その上、他の車両も終わっているはずの車も、他の作業が追加追加で、作業が進まない状況
年度末も重なり、アップアップ状態ですが、お預かりしてる車が車なんで、予期せぬトラブルは、仕方がありませね
腰を据えて作業します
さて、今回お預かりのサンバーも、まさかの追加作業で予定がズレてしまった車両です
エンジンオイル漏れか?ミッションからのオイル漏れか?微妙な車両だったのですが、数ヶ月前に、中古エンジンを載せ替えたばかりみたいで、オイル漏れが尋常では無いため、交換した業者様には対策をお願いしたようですが、進展が無く、当店にご入庫となりました
スバル・サンバーは(OEM前)、リヤエンジンなので、この角度からの写真も
当初は、交換した中古エンジンからの漏れとは思わず、もしかしてオートマミッションからのオイル漏れなのではと思い(走行キロが40万キロ超え)、よくあるこちらを交換したらあちらが駄目になったパターンかな?と思っておりました
拭き取ってしまったので、判りづらいですが、エンジンとミッションの結合部からオイル漏れがひどい状態です
まずは、ミッションを外すので、オイルを抜いています(後からですが、抜かなくてもOKタイプでしたが・・・汚れがひどいので交換して正解だったんですが)。
マフラーのクッションゴムが剥離して、針金で固定してごまかしています
エンジン交換する時は、剥離してなかったのでしょうか??
もし交換時に駄目になっていたら、一緒に交換するとおもいますが・・・
ドライブシャフトを外して、トルコンバーターとドライブプレートをつなぐボルトを外します
ミッションマウント取付けボルトですが、1個(矢印部分)締めすぎにより、ネジが壊れていました
すべてにおいて、取り外す際、硬かった部分とゆるい部分が有ったので、1人での作業では無くて、複数で一気に作業したんだと思いますが、アルミ部分は締めすぎ注意ですね
ここは、4本で止まっており、1本ぐらいならと思われるかも知れませんが、メーカーがなぜ、4本で固定してるかを考えると強度も含め、リコイルを使って修正します(ここはその2で)
単純に中古エンジンを何もしないで、そのまま組んだんですかね
結果を申し上げると、お客様の当時のご予算がどうなのか?が解りませんが、ただ入手した中古エンジンを、そのまま組み付け、しかも交換しないと後からクレームになりかねない部品も全く交換せずの作業状況でした
工場様には、色々なご事情が終わりかと思いますが・・・
数ヶ月程度で、ここまで酷くは無いでしょうから、お客様に説明して交換しましょうよ
そんなに高い部品でも無いし、レベルをちょっと疑いますが、こればかりは交換した業者からお話を聞いていないので、悪くはお話できませんが
今回は、ここまでで続くです・・・
最近のコメント