トヨタ・ハイエースKDH200系、オルタネータ交換編(^^;
相変わらず、寒い日が続き、インフルエンザもかなり流行っているそうです。
どうかご自愛くださいませ
さて、新年そうそうよりリアルタイムではなくてすみません
今回は、ハイエースのオルタネータ交換ですが、どこのメーカーでもあるある作業です。
ただ、原因は発電しなくなった理由では無くて、異音です
今日日のオルタネータは、発電時に起きるエンジンへの負荷を軽減させるためにプーリーにクラッチを取り付けることで、燃費向上を得ており、古くからですと日産のセレナなどが導入していましたが、異音トラブルで良く交換することが多かった記憶がございます。
ただし、日産はプーリーだけ部品が出ないのに対し、トヨタはプーリーだけ出ます
だったら、プーリーだけ交換すればと思いますが、一度プーリーだけ交換した履歴があるのと18万キロ近いので、そっくり交換することにしました
リビルト部品で5万諭吉ぐらいから購入可能なので(当店では交換工賃保証も含みます)、距離を考えたら交換がベストと判断しました
ちなみに、日産系はカラカラ音で、ハイエースはカンカン音で、どちらも冷間始動時が大きい異音が発生いたします。
まずは、お決まりですがバッテリーのマイナス端子を外す作業から
矢印のインテークパイプとコンプレッサー側インテークホースを外すと作業が楽です
ちなみに、運転席とカバーは外す必要はありませんが、内容を確認したい人は外してもよろしいかと
200系は、ラジエータが前にあるので、エンジン作業が楽ですが、エアコンパイプとオートマクーラーパイプのステーは外すと楽です。
配線とカプラーを外し、ベルトとオルタネータ側のアイドラベアリングを外し、オルタネータ取り付けボルト3本を緩め取り外しますが、上の写真側からは外せないので・・・先程外したエアコンパイプとオートマクーラーパイプ側のフロント側(クランクプーリー側)から、ホース類をずらしながら取り外します
外したオルタネータのプーリーを回したら、案の定、空回り気味になっていました
これがひどくなると空回りが常時起きてチャージランプが点灯します
ちなみに、走行キロが少なくプーリーだけ交換する場合でも、オルタネータを外したほうが交換しやすいと思いますが、特別な工具がある場合は出来るかもですね
さて、後は元に戻していく作業となります
無事に、異音はなくなりました
最後に、同じハイエースをお乗りの方でも、20万キロ以上走行していてもオルタネータ交換のトラブルが無いよと思う方もたくさんいらっしゃると思います。
では・・・なんで一部だけと思うと、当たり外れと考える方も少なからずおられるでしょう
でも、実は、電気をたくさん使うように容量を超えそうな程の機器を使っていたのが最大の原因
要は、ノーマルのオルタネータにDCーACコンバーターを2個以上取り付けて100V電源をたくさん使うなど、常にオルタネータにフル回転させる事をしていたのが原因
純正も余裕は多少ありますが、今どきの車はたとえ貨物車であっても、電装デバイスが多いため、電気関係を多く使うなどする場合は、やはり容量の大きいオルタネータを使った方が安心かと思います
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