ダイハツ・ミラL250系、水漏れ修理編その1(^^;
年賀はがきのデザインで悩んでる店主です
さて、リアル作業では無いのが続きますが、今回の作業は、この時代のあるある水漏れトラブルです
多分、このエンジンルーム写真を見た整備士さんは、ほぼご理解をいただけると思いますが、水漏れトラブルでは常識と言って良いでしょう、インテークマニホールドの冷却水メクラ部分のガスケット損傷トラブルです
ただ、オイル漏れがヒドイため、ウォーターポンプ側も水漏れの疑いが有るので、タイミングベルト交換、ウォーターポンプ交換、一番オイル漏れがヒドイ、カムカバー交換、また可変バルタイ仕様のダイハツ車にあるあるのオイルフィルターアダプターのオイル漏れ修理と、いっぺんに交換修理作業をして行きます
可変バルタイにオイルを供給するために追加したアダプターですが、こいつが良くオイル漏れするんです
この部分のオイル漏れが最大の原因で、ゴムパッキンがオイルで侵蝕し、水漏れの原因になった元凶ではと考えられます(写真は反対側ですが)。
まずは、タイミングベルトなどを外します(ベルトがオイルでベトベトでした)
本来なら、カムカバーパッキンのみの交換だけで済みますが、あまりにオイル漏れがヒドイため、プラグホール部分のゴムパッキンも劣化してる事が考えられたので、カムカバーごと交換いたします
ちなみに、ダイハツのカムカバーは他メーカーと違い、プラグホールパッキンだけの供給は無いので、カムカバーごとそっくり交換になります(3気筒エンジンのみ出ません)
インテークマニホールドを樹脂製にしてるメーカーはたくさん有るのですが、ダイハツだけ水漏れが多いトラブルが出ます
ゴムパッキンの材質が原因?かと思いますが、対策部品になっていません
色あせや侵蝕もありますが、これと言って対策も無いような同じ部品
車も古いから、いまさら対策の意味も無いのでしょう
さすがダイハツ
リコール対策で、オルタネータにオイルが付着することで発火の原因となるのは、エンジンオイルを入れる際に、注入口がオルタネータのそばだからこぼれないように注意してくださいと言ってますが、実はパッキンからのオイル漏れも原因の一つなんだと思いますよ
オイルこぼすなんてよほどの素人ではない限りありえませんよね
メーカーの言い訳だと思ってますが・・・
新品も進化してました
本日は、ここまでになりますが、インテークマニホールドを樹脂製にしてるのはダイハツさんだけではなくて、他の(外国車メーカー)色んなメーカーが軽量化や、コスト削減などで使う場合が多く、決して特別では無いのですが、カムカバーからオイルが漏れた時にインテークマニホールド側にオイルが垂れて来ないように対策してるメーカーがほとんどなのに対し、ダイハツさん、何もしてません
当たり前の原因ですね
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