ニッサン・スカイラインR31系ワゴン、オートマからマニュアルへ改造編その2(^^;
2ヶ月間、部品が全く無い状態(ほぼ生産中止)なので、どのパーツが使えるかなど、探すに探して、どの部品が合うか色々と時間が掛かってしまいましたが、データを集めて行くうちに、オークションなどで販売してる部品を落札したりで、ようやく先が見えて来たので、途中経過ですがアップします
まず、一番の問題は、クラッチカバーやディスクを取り付けるフライホイールです
すでにメーカー側は生産中止
S13シルビア系のツインカムエンジン用は有るのですが、何故かスカイラインワゴンのフライホイール穴は6穴でシルビアの8穴と違っていて、大きさ的には合うのですが取り付けできません
加工も考えたんですが、強度問題が有るため、ワンオフ制作も考えましたが現実的な金額では無いため、暗礁に乗り上げてしまいました
ところが、光は見えてくるもので、お客様がエンジン本体とフライホイールごとオークションで売ってるのを見つけて、即落札したんですが・・・
S12シルビア用、NAエンジンシングルキャブ用フライホイール
とりあえず、見つかったと安心したものの、ワゴン用のクラッチディスクとサイズが違うことに・・・またまた唖然
ところが、シルビアS12は、シングルカム、ツインカム、ツインカムターボと同じCAエンジンでも種類があり、シングルカムのキャブ仕様に付いては、一番小さい200ミリのクラッチディスクが使われていて、合いません
急遽、日産部品に聞くと200ミリ用のカバーは有るがディスクは廃盤とのこと
またしても作業が頓挫するのかと思ったのですが、社外部品でありました
しかも、たった2個だけ在庫ありで、速攻でオーダー
ちなみに1万未満(税抜き)
安いなと思ったのは、ヤフオクで1.5倍以上で売ってる方がいたので
オートマのドリブンが使えると思ったら、マニュアルと違うんですね
同じにしてよニッサン様
偶然ですが、お客様が違うニッサンのミッションを持っていたため、事なきを得ましたが
綺麗にマウントもドンピシャで取り付けできました
直列6気筒エンジンが載る設定のニッサン車両にあるあるですが、4気筒車は作業性が良いですね
4気筒は、シフトレバーが前に行くので、オフセットさせないとシフトチェンジが出来なさそうです
プロペラシャフトがどうしても見つからなかったので、二個一化しました
不思議だったのは、普通、オートマからマニュアルに変更する場合、プロペラシャフトの長さが極端に変わるのですが、スカイラインワゴンの場合、オートマよりマニュアル車の方が20ミリ短いのです
つまり、オートマのプロペラシャフトを短くして、マニュアルのプロペラシャフトフランジを入れ替えることで取り付けが可能となりました(上の写真)
どこかの専門ショップから中古を買うと加工の3倍の値段で購入しないと行けないので、安く付いて良かったです
やっと、光が見えて来始めたので、クラッチ部品が届けば、正式に組み付けを完了するのとチェンジレバー(シフトレバー)の加工が出来次第、陸運局に書類を提出して正規の合法車両に一歩近づきます
こっちも長かったのですが、今預かってるコスモスポーツも早く治って欲しい
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