今日は、暑かったですねぇー、工場の温度計は午前中にもかかわらず35℃を超えてましたよ

梅雨明けの真夏日みたいです
まさか、沖縄と一緒に梅雨明けしたんじゃないですよね
さて、別件ですが昨日のブログで書いたムーブですが、無事に初期不良の判定が出まして、ダイハツ部品から了解を得ることができました、今後アップしていきますが、うまく示談出来ることを期待したいと思いますので、初期不良で泣き寝入りしてる方の手助けと言いますか、今後の参考にしていただけると幸いです(リビルト部品も同様です)
では本題ですが、納得の行かない店主は、基本に戻ってキャブを取り外して分解するのですが、確認してる時にふと店主はちゃんとオーバーホールしていたんだろうかと疑問に感じ、お預かりしてから、細かく洗浄していないことに気づき、6年前にオーバーホールしたように原点に戻ることにしました
ちなみに通常なら、一度オーバーホールすると、そんなにする必要は無いのですが、それはあくまでレシプロエンジンの用にガソリンのみ供給してるキャブレターであって、ロータリーはエンジンオイルがキャブに混合される仕組みで、2サイクルエンジンのように綺麗なオイルなら良いけど、潤滑油にも使われてるエンジンオイルをそのまま供給することを思い出し、スラッジの含まれたオイルが供給されるんだから、キャブも絶対、定期的に掃除しないと調子も悪くなるだろうとの結論になりました(言葉に繋がりが無かったらゴメンナサイ)
それとともに、燃料の配管をやり直しました
まずは、キャブの不具合原因を探しますが、実はビフォーの写真がありませんのでアフターから失礼します

写真中央付近が2番ロータープライマリーのベンチュリーです
最初は、2次空気や、ガソリンが多くなり気味だったので加速ポンプからの漏れで多くなってると思っていましたが、エンジンを空ぶかしした際にスモールベンチュリーから出るガソリンの出方が1番側のプライマリー(写真下側)と違うことには気づいてはいました
ただ、古い車なので、多少の違いが有るのかと思っていましたが、試しにパーツクリーナーの勢いを利用して、実際に似たガソリンの出方を再現してみました
ホントなら、ここで動画をアップ出来たら最高ですが無いでーーーす

面白いことに、1番側プライマリーベンチュリーは綺麗にパーツクリーナーの液体が均等に出ているのに対して、吹き返しが有る2番側ベンチュリーからは、まばらな状態で出てくるではありませんか
もしかして・・・主原因ってこれ?と思いましたが、以前、オーバーホールした時に除去しきれなかったスラッジが蓄積してなったのかなとも思いましたが、あの時は綺麗に掃除したしなぁーとも考えつつ、作業は進みます

スモールベンチュリー本体をキャブクリーナーに一晩浸けます

一晩付けたら・・・結構汚れが
これだけでは、綺麗にならないので、部品単体を柔らかいブラシで一つ一つ洗い・・・

贅沢にも、シリコンオフで洗浄

こちらがアフターです
せっかくなんで、セコンダリーのベンチュリーも掃除します
こっちは、あまり汚れてはいませんが、気持ちよく上まで回して欲しいなぁーとの思いでのことです

セコンダリー側、ビフォー
結構綺麗なんで、ビフォーにならないかもですが・・・

スプレー式の泡タイプですが、落ち着くと液体に変わります
ホントは、バイク用なんかの強力なキャブ洗浄用の液体が有るそうなんですが・・・
これをそのまま、一晩浸けて掃除すると、先程のアフターになります

こちらはすべてのスモールベンチュリー取り外し後のキャブ本体

スモールベンチュリーにエマルジョンチューブを組んだら、思わぬことが・・・
写真で見づらくてすみませんが、写真左が1番側(正常)のスモールベンチュリーとエマルジョンチューブで、右側が不具合だったスモールベンチュリーとエマルジョンチューブです
写真だけクリックして見ていただきたいですが、左に比べ右は中央になっていなくて片方によっています(写真一番右の部分です)
この傾きが、スラッジが入ることで綺麗にガソリンが出なくて加速不良の原因だったのでしょうか
これは、組付けてテストしないと解りませんが、この状態では、またトラブルになるかもですから、中央に均等になるように修正はしました
次回は、燃料ホースの取り回し作業とエンジン始動して、直ったかどうか書いていきたいと思います
直ってくれれば良いんだけどなぁーって何度言ってるだろう

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