ルノー・カングー、クラッチオーバーホール編その2完成(^^;
天気が良く暑くなるのは嬉しい限りですが、相変わらず風が強いのは何とかなりませんかね
さて、続きを
ミッション側のレリーズベアリングとクラッチカバー取付けが終了したので、ミッションを載せる前にクラッチワイヤーを入れ替えします
右ハンドル車のブレーキブースター(マスターバック)そばにワイヤーがあります
事前に室内側から外しているので、そのまま引き抜くと簡単に外れます
前回のカングー同様、ワイヤーを切って外しました(その方が楽なんで)
通常なら、逆の手順で組んでいくだけなんで、ここまでお伝えする必要が在るのか微妙な部分ですが、前回のカングーより少しは詳しくお伝えできたらとの店主の考えです
これを見て、個人で作業する方が居るかどうかは解りませんが参考になれば幸いですかね
必ず、ミッション側のワイヤーを取付けてから室内側のワイヤーを取付けてください
って、どっちでも良いんですが
次は、クラッチオーバーホールついでに水漏れが在るとのことで、ダメなら交換になるのですが、もし修理等で対応出来るならと点検です
実は、ヨーロッパ車全般に言えるのですが、水回りの一部に樹脂製のパイプを使っています
国産メーカーも使うようになっていますが、さすがは国産だけに樹脂の作りがしっかりしてるのか古くなっても耐久性は良いのですが、何故かヨーロッパ車の樹脂は古くなると柔らかくなる材質みたいで、ちょっとした衝撃で割れてしまうため、ホースを外す事自体が交換する前提となります
なので、漏れが現在止まっている状態なので、交換するよりプラスでバンドを足して漏れを無くす方向で修理しました
普通は、こんな事をしませんが、予算もございますし、早めに交換作業をしていただくことで対処させていただきました
結果的に、テスト走行もしましたが漏れが確認できなかったので、気をつけつつ様子を見ていただくことでお客様と承諾を得ております
では、クラッチの続きを
メンバーが在るとちょっと邪魔なんで
国産の口型メンバーって、エンジンマウントを必ず2箇所もしくは3箇所に固定する方法を取って居るんですが、ルノーはボディ補強がメインのようで、唯一メンバーに止まってるのはここだけですが、ねじれ側の強度がこれで出るとは・・・さすがルノーです
ルノーはチェンジレバーが下側に付いていますが、構造的にオイル漏れがしやすい構造のようです
このカバー ハマってるだけなので、少し下回りをヒットしただけでも外れやすくなってしまいます
新品に交換すれば良いのでしょうが カバーに穴を開けてタイラップで固定すると外れにくくなるので、同じ車でお悩みの方にはオススメです
後は、ボンネット類を取付けて、テスト走行後、問題なければ完成となりますって完成しました
通常なら、1日で出来る作業ですが・・・店主一人なんで
« ルノー・カングー、クラッチオーバーホール編その1(^^; | トップページ | ニッサン・ステージア、ウエザーストリップ交換編(^^; »
「車、整備」カテゴリの記事
- ホンダ・インテグラDB8、足回りブッシュ交換他その4(^^;(2022.05.23)
- ホンダ・インテグラDB8、足回りブッシュ交換他その3(^^;(2022.05.22)
- ホンダ・インテグラDB8、足回りブッシュ交換他その2(^^;(2022.05.20)
- トヨタ、カローラバンTE74改、ドアロック解除不具合編(^^;(2022.05.19)
- ホンダ・シビックユーロ(FN2)タイプR、エンジンオーバーホール編その9(^^;(2022.05.17)
この記事へのコメントは終了しました。
« ルノー・カングー、クラッチオーバーホール編その1(^^; | トップページ | ニッサン・ステージア、ウエザーストリップ交換編(^^; »
コメント