フォルクスワーゲン・ビートル、エンジントラブル編(^^;
今日は、予報に比べて暑く無かったですが少し蒸し暑い1日なりました
さて、今週は待っていた部品たちがたくさん届きまして・・・
一気にブログアップしたいのですが、順番に進めさせていただいます
まずは、大型連休明けにご入庫のワーゲン・ビートルからです
症状としては、エンジン始動不良で、当初燃料ポンプ系のトラブルと思っていましたが
燃料ポンプは問題無い様ですので・・・プラグ関係を調べようとエンジンカバー
外したら・・・
こいつが断線してショートしています
普通、故意にやらない限りこんな状況は有り得ないと思うのですが、切れることって在るんですね
通常ならありえんのですが、外国車はあり何でしょうか
不思議がっても仕方がないので、まず配線を修理して限りなく元に戻します
店主も1箇所を見ると周りの状況が確認出来なくなってしまっているのかもう一つ不具合箇所がありました
この車両は、エアフロが付いてるので、ここが切れてエアーが侵入すると調子が悪くなります
不具合の相乗原因で、エンジンがストップした可能性もあるので交換します
さて、不具合は治したので、エンジン始動へと進みますがエンジンは掛かりません
やはり、他にも不具合が在るのか??と思ったんですが、ソレノイドの配線がショートしてることが気になっていて、もしかしてコンピュータ側が異常な電流を完治してシャットダウンしてる可能性も在るかと思い、バッテリーのマイナス端子を外して10分以上放置後、バッテリーを繋ぎ直してエンジンを再度始動してみたら・・・一発で始動
暖気中、途中で調子が悪くなるとか、アイドル不調も無かったので、テスト走行
ところが・・・
テスト走行中、ブレーキが効かないトラブルが・・・
ただ、スロットルを放して少し経つとブレーキが効くので、ブレーキブースター(マスターバック)のトラブルか?何処からかエアーを吸うトラブルかと思い調べたら・・・案の定、ホースの劣化によるトラブルでした
ただ、店主も過去にプラスチックホースの取付けに苦労をしまして、ホットドライヤーで充分に温めてから、差し込んで繋ぐんですがうまくいかず、何度か失敗してホースを頼み直して赤字になった事がありました
このことから、お客様には出来ない旨を伝えましたが無駄になっても良いので交換して欲しいとの寛大な許可をいただいたので、作業をすることになったのですが・・・時代は変わっていて、値段は高くなりますが全てアッセンブリで交換するようになっておりました
古い人間って嫌ですね
全部付いてくるのですが、こんな部品が3万近くします
ワーゲンって、結構良心的な部品価格なのに、悪魔のような値段
ホースの加工が一切無いので、組む、バンドで止めるだけです
何故か?エンジンの負圧だけでは物足りないのか
電動のポンプで真空を維持する用にしてるみたいですが、システムの概要は解りません
コルゲートチューブが劣化してたので、代わりのチューブで組付けました
これで、一通り完成となり、エンジンのアイドル不調も改善されて、テスト走行も無事にブレーキも効くので完成となりました
しかし、熱にかなり弱いのは昔から変わって無い様ですが、日本が暑い国だから、対策が追いつかないのかも知れませんね
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