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2018年5月

2018年5月31日 (木)

ホンダ・ステップワゴンRF系、エアコン修理とドアロック修理編その3完成(^^;

雨が降ると言っていたんですが、定休日は夜からだったので、久しぶりにラジコンヘリを飛ばしました

グローエンジンの不具合が心配でしたが、一発始動

錆止め処理をしていて正解でした

さて、続きですが、エアコン修理に入ったステップワゴンですが、何故か運転席のドアロックが解除出来なくなってしまい、何度も動かしてるうちにようやく開きました

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開いた後、工場に入れて撮った写真

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ドアロックの施錠ノブ

実は、ホンダは特殊でして、ドアをオープンした状態で上の写真のノブを動かすことが出来ないのは、ホンダオーナー様なら知ってると思いますが、何故かこの状態でロックできます

最初は不思議な感じだったのですがバラしてみて判りました

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ドアロック内部を撮った状態

分かりづらいのですが、ノブをロックさせ無い様にする、ロックステーがうまく作動出来ない状態で、ドアを開けた状態だと開閉が容易なんですが、ドアを閉めると逆にドアロックが解除出来ない状態

つまり、逆な状態になっていました

まずは、交換する事の許可をお客様から許可をいただき、ドアロックを注文

付いてたドアロックを外して比べてみました

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左が外したドアロックで右は新品です

確認したところ、要は、ロック自体が壊れていたのでは無くて、ロックを制御する制御ステーを支えるスプリングが壊れて脱落した性で起きた不具合でした

スプリングだけ似たものを交換すれば再利用は可能なのかも知れませんが、ガタも大きくなっているので、またすぐに壊れる可能性も考え、部品が出るうちは交換しておいた方が良いとの考えで新品交換しましました

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交換後

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ホンダは、ドアのビニールを支えるブチル系が弱いので、一般の黒いブチルを貼って剥がれにくくしました

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完成です

最後にエアコンを・・・

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ガスの充填量を適正にするため、最後のガス量は量りで

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アイドリングでこの温度は冷え過ぎです(しかも外気温25度以上です)

今回、主原因はマグネットクラッチがダメなだけなんで、すべてを分解して洗浄したり交換することは避けたんですが、鉄粉が出ていたりした場合は、旧ガスタイプ以外はほぼほぼパイプ&ホース以外は、すべて交換になります

それは、旧ガスに比べ、少ないガス量で冷やすことを目的としてるため、熱交換するパーツが細くきめ細かく出来てるのが要因です

ちなみに、今どきのラジエーターなんかもそのたぐいなので、水漏れが出た場合、良く応急処置で、水漏れ剤などを入れることがありますが、これはあくまで応急処置であり、目的地まで帰れるようにするだけの処置ですから、交換部品が多くなるので、エアコンに関係ない話で恐縮ですが、漏れ止剤を入れる際は、ラジエーター交換をする前提で考えていただけたらと思います

場所によってどちらを選択するかは?比べるしか無いんですけどね

2018年5月29日 (火)

ホンダ・ステップワゴンRF系、エアコン修理とドアロック修理編その2(^^;

本日も蒸し暑い日が続きますが、何故か水曜日は天気が悪いみたい

仕事が忙しくてラジコンヘリを飛ばせてはいないんですが、何故か水曜日は天候に恵まれませんし、恵まれても他の用事が入ってしまい、飛ばせない日がかなり続いています

店主の趣味なんで、どうでも良いんですが

さて、続きを・・・

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リビルト取付後

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下からのアングル

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電動ファン取付後

最初のブログには外す前の電動ファンが無かったので、後手に回ってしまいました

後手と書くと今はやばいかな

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組付けて完成です

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真空引き中

当店では、しつこいくらい真空引きをします

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今回、ワコーズの添加剤を入れました

次回のブログにアップしますが、決して潤滑オイルがひどかった訳でな無かったので、他に不具合を起こす内容が無いのでワコーズの添加剤を入れる処置をしましたが、当店では、長い目を見て、ワコーズの添加剤を入れることにしました

ちなみに、当店ですべてのシステムを脱着して洗浄したエアコン修理車が限定になりますが、実際は10万円以上の修理代が掛かったお客様限定で無料で施工いたします

ちなみに通常の施工は税抜き4500円程度になります

それから10万を超えた作業でも、汚れてひどいのに予算の関係で何もせずに予算が超えた場合は、ワコーズの添加剤は入れません

普通にご理解をいただけると思いますが、壊れる可能性が大きい修理には入れた意味が無いのでそうさせて頂きます。

次回は、ドアロック修理をお伝えさせていただきます

ホンダ・ステップワゴンRF系、エアコン修理とドアロック修理編その1(^^;

冒頭から失礼します

当店のブログ自体はアクセス数が決して多い訳ではないので、保存が出来ないトラブルは皆無なんですが、どうやら他のブログをされてる方のアクセスが多くなることで、保存がうまくいかないトラブルが発生しているようです

店主はすでに無料のブログ容量は、すでに一杯になってしまったので、有料で維持しています

金払ってるのに、不具合が出るのは、大変ムカつくのですが、たま~にあるので、ご了承いただけたら幸いです

ここからは、本日のブログになりますがPM10時過ぎに、今一度トライしてアップしています

結局、29日に再編集となりました、大変ご迷惑をお掛けいたしましたm(_ _)m

本題と違う話で恐縮ですが、本日は、トヨタのハイブリッドカーであるプリウスの車検整備をしていた時にふと気づいたのが、ウォーターポンプが電動式だったこと

エアコンのコンプレッサーが電動式なのは知っておりましたが、まさかウォーターポンプまでとは・・・30系のプリウスは以前にもこの車両以外でも車検整備をしてましたが・・・知らんかった

さて、本題へと

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以前にも、車検整備、一般整備でご入庫のホンダ・ステップワゴン様

初代の型式になりますが、エアコンを付けるとエンジンから異音が時折発生するとのことで、マグネットクラッチの不具合が大なんですが、いずれコンプレッサーもダメになる可能性が大なため、リビルトコンプレッサーで交換することになりました

ただ、ガス漏れも無く、冷えには問題がありません、後で判りますが、コンプレッサーから抜いたオイルにも別段、問題は無かったことを後でアップします

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まずはガスを回収します

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こんな感じで回収しています

ちなみに、回収したエアコンガスは再利用しても問題はありません

でも・・・県の指定場所に、持って行くと補助金が出ます・・・店主としては微妙です(県に届けは出しています)

まだ、完全にガスがたまっていないので、再利用はまだもう少し先になりますが、もしエアコン修理で再利用ガスをご希望の方がいましたら、無料でガスを供給いたします

なので、ご希望の方はもうしばらくお待ちくださいませ(年内には再利用可能な予定です)。

ただし、このガスを入れて不具合が起きても、当店では一切保証並びにクレームには対応いたしませんので、ご理解いただきます様、お願い申し上げます

またまた余談失礼して作業を続けます

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交換前のレシーバータンク

保証対象の関係で、レシーバータンクとエキスパンションバルブは交換になります

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室内ユニットを外すため、エンジン側の取付ナットを外します

正式には別な呼び方があるのですが・・・あえてナットと呼ばせていただきます

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コンプレッサーを外すのに電動ファンが邪魔なんで外すのですが、店主が行ってる作業は邪道編ですので、参考にしないでね

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室内ユニット取り外し作業中

この状態では、外せないので、一部を切って取り外しますが、この他にも外す部品はあるのですがダッシュ盤を外すことはありません

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エアオンユニット外した後

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エキスパンションバルブなんですが・・・

写真下が外したエキスパンションバルブで、上が新品なんですが、なんか変では無いですか

実は、ステップワゴンRF系のエキスパンションバルブはすでに生産廃止部品

純正部品なら包装袋には、ホンダのロゴと純正番号があるはずなのに、何故かDENSOのマーク

そうです、ステップワゴンの元のエアコン会社はトヨタで有名なDENSO製

見づらいですが、外した純正にもDENSOのロゴがはっきりとプリントしています

要は、純正が無くて社外純正を購入したんですが、結局のところ、同じメーカーの部品でした

亡き本田宗一郎さんが見たら、悲しむと思いますが・・・

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レシーバータンクはありました

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せっかくバラしたんでスポンジパッキンも交換しました

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途中の写真が無いのですが組付け後

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レシーバータンクも交換後

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コンプレッサー取り外し後

今回は、ここまでになります

次回へ続く

2018年5月27日 (日)

トヨタ・ウィッシュ、車検整備、オイル漏れ修理編(^^;

5月ももう少しで終わり、梅雨の季節である6月になります。

金属系を扱う整備工場にとっては嫌な時期とともに蒸し暑い時期突入でもあります

さて、相変わらず余談の多い店主ですが本題へ

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当店では2回目の車検整備でご入庫です

前回の車検から8万キロも走行した車ですが(トータル18万キロ)エンジンからオイル漏れがあり、良くあるタペットパッキンの劣化によるオイル漏れでした

一通り、ブレーキ関係は作業が終了したので(ここは端折りました)、エンジン作業をアップします

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エンジンカバーを外した状態

まず、交換する部品は、エアーエレメント、スパークプラグ、タペットパッキン(カムカバー)、オートマオイル、エアコンフィルターなどです

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イグニッションコイル取り外し後

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ひどい状態のタペットカバー

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エンジン側

どちらも、ヘドロ化したエンジンオイル

タペットカバーは、灯油などで洗えますが、エンジン側(カムシャフト側)は洗う訳には行かないので、ウエス等で落とせる範囲で拭き取ります

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エンジン側アフター

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タペットカバーアフター

タペットカバー側は、灯油で洗ったのですが、ここまでが限界です

別料金をいただければ、楽剤で綺麗に洗いますが、今回の状態ぐらいでしたら、ここまででも充分な程度かと思いますが(洗浄料金を入れてません)

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次にプラグ交換です

タペットカバーを脱着するので、一緒にプラグも交換するんですが、2年で8万キロ走行だとイリジュームプラグにすれば良かったかなと思いました

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右が新品です

いやー、使い切るってこんな感じでしょうか

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トヨタの不思議なところ

タイミングチェーンカバーとシリンダーヘッド上面に段差があります

普通、100歩譲ってもほぼフラットなのに0.2ミリ程度の段差

液体パッキン塗って処理するから漏れにくいと思うけど、この作りは酷いねぇー

パッキンが劣化したら、一番最初に漏れる部分ですね

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組付け後

タイミングチェーンカバーとヘッド部分にはしっかりと液体パッキン塗って取付けました

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オートマオイル注入中

抜いてる写真を撮り忘れてしまったんですが、オイルパンに溜まっているオイルのみ抜いて補充です

最初に車検でお預かりした時点で10万超えだったから、全てを交換せずに半分交換して、今回も半分交換すつサイクルにしました、もし次回来たらまた半分交換するサイクルで行こうと思ってます(変速ショック対策)

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エンジンカバーを付けて完了です

最後は、エアコンフィルターです

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グローブボックスを外すと、口がぽっかり開いてるところにフィルターが付いています

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右が8万キロのフィルター

新品と比べていただくと一目瞭然だと思いますが、かなり酷い状態です

当店では、フィルターを使ってる車には必ず交換しますが(環境や距離によります)これを忘れて放置するとエアコンの風が弱く冷えが悪いとか、他の制御系の電子パーツが壊れたりのトラブル原因になりかねませんので、必ず定期交換はしましょう

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組付け中

車は、明日陸事に持ち込んで車検を通し、問題なければ完成となります

しかし・・・1年で4万キロ走行ってスゲェー

2018年5月26日 (土)

ホンダ・NSX、スピードメーター基盤修理編その2完成しました(^^;

夕方になって、ようやく過ごしやすい温度になりました

さて、このままNSXのメーター修理を終わらせてしまう予定でしたが、最後までお伝えしようと(ネタが無い訳ではありません)アップさせていただきます

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メーターに元々付いてた同じコンデンサーが届きました

矢印のコンデンサーは、間違えて購入した他メーカーのコンデンサーもう少し詳しくすると

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高さが全然違うのが分かると思います

ちなみに、同じメーカー品ですが、高さは同じなのにコンデンサーの太さがスリムになっています(要は、円柱の円の大きさです)

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組付け後

残るは、このコンデンサーだけなので、サクッと進めて行きます

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ハンダで付けた側写真左と、コンデンサー取付けた本体部分写真右です

以前のブログに載せた写真のビフォー・アフターを

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ビフォー、明らかに浮いています

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アフター、綺麗に収まっていますね

後は、元に戻すだけです

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基盤取付後

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基盤カバー取付後

さすがスポーツカー

これでもかと思うほど、ネジで止まっています差し込み式でも良いのではと思う店主

でも、訳があるのかと思います

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無事、完成です

前回も書きましたが、後は取付けた後、無事に問題なく作動する事を願うだけです

最後に、ご希望の方がいたら2万ぐらい(税抜)で修理受付ますので、ご一報くださいませ

2018年5月25日 (金)

トヨタ・マークⅡブリット、車検整備とタイミングベルト他編その2完成(^^;

何度も言いますが、暑いっすねぇー

さて、続きを

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次はデフのオイルシール交換です

以前に、ドライブシャフト側のサイドオイルシールは交換したんですが、今度はピニオン側(プロペラシャフト側)のオイルシールから漏れています

漏れてから交換するのも決して間違ってはいませんが、どの道漏れることが解っているなら交換しとけばと思いましたが・・・

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距離数が短期間とは言え、増えるとやはりオイルは汚れるんですね当然、オイルシールを交換する際は、オイルも交換するので、ある意味今回の作業も正解ですね

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プーラーでコンパニオンフランジを取外します

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左が外した部品で右が新品

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写真が前後しています

ちなみに、トヨタはスペーサーが潰れる事でプリロードを調整してるのですが、ドライブシャフト、ブレーキローターが付いた状態では、プリロードの範囲が解らないので、あらかじめ測定して起きました

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写真が少なくてすみませんが、デフオイルを入れてる途中です

特に締付に問題も無く、無事に完成となりました

最後に、オートマオイルも交換したんですが、写真を撮り忘れています、すみません

これでまた次回の車検まで壊れずにお乗りいただけると良いのですが・・・

2018年5月24日 (木)

トヨタ・マークⅡブリット、車検整備とタイミングベルト他編その1(^^;

今朝まで雨が残ったせいか 少し蒸し暑かった様な気がしますが半袖のツナギでも暑かったですね

さて、毎回修理、車検でご入庫のブリット

今回も車検整備でご入庫したんですが、走行キロ数がメーター読みで40万キロ近くになりました

ただし、20万キロ超えで一度、エンジンを載せ替えていますので実際は最初のエンジンと同じ20万キロ超えです

ただ、違いがあるとすれば、当店に入庫するようになってからなのか定かではありませんが、エンジン自体の調子は最初のエンジンに比べるとトラブルが少ないような気はしています(店主個人の主観です)。

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40万キロ近いので、普通に考えるとタイミングベルトは4回目の交換になりますが、エンジン載せ替えをしたのが当店だったので、実際は載せ替えから2回目になります

前回は、タイミングベルトとオイルシール関係のみ交換しましたが、今回はスパークプラグ、ウォーターポンプ、オイルシールも含め交換します

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作業するにあたり、保護カバーを

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この手は、何度か作業してるので、サクサクと進めます

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タイミングベルト交換前にスパークプラグ交換から

イグニッションコイルを脱着するんですが、JZ系エンジンも含め直6エンジンは、スロットルボディからサージタンクに向かうインテークパイプを脱着します

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右は外したプラグで左は新品

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少し見づらいですが、少しだけ摩耗しています

ちなみに前回タイミングベルト交換した時には、プラグは交換していないので、外したプラグは、20万キロ近く走ったプラグなんですが、摩耗が少ないので、プラグとエンジン、燃焼効率のマッチングが良いのではと思います

普通なら20万キロでこの程度の磨耗なんてありえませんからね(しかもイリジューム)

交換途中の写真がありませんがって・・・明日には車検を通すために陸事に持ち込む考えだったので、少し焦って仕事してる関係で写真が最初の頃だけになります、すいません

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プラグ交換後です

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次はタイミングベルト交換ですが、専用ツールでクランクシャフトボルト緩め中

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交換前(ビフォー)

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取外した部品、左と新品部品、右です

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必要なパーツを新品に組んだウォーターポンプです

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専用ツールで、オイルシール組付け中

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オイルシール、ウォーターポンプ組付け後、

ここからは、写真が少なくかなり飛んでます

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すみません、ここまで組付けてしまいました

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エアクリーナー組付け中

この後は、冷却水を入れてエンジンを掛けてエアー抜きをしますが、他にもデフのオイル漏れ修理とオートマオイル交換など、明日の午前中までに終わらせて午後の検査へと続きます(陸事の検査に付いては写真はありません)

2018年5月22日 (火)

ホンダ・NSX、スピードメーター基盤修理編その1完成??(^^;

本日は、車が無いメーターのみの修理編になります

修理内容は、スピードメーター基盤のコンデンサー交換修理になります。

ハンダの割れが原因で故障する事例は知っていましたが、コンデンサーの不具合なんて、まるでパソコンやオーディオアンプの故障事例みたいな症状

当初、ネットで全て揃えることが可能なのですが、1店舗で揃えるのは不可なのと単品購入はごく僅かで、ほとんどがロット単位

さらに、送料も1件1件掛かりますから、かなりの金額になってしまうため、素直に秋葉原に行って購入することに

実際、電気街でNSXのコンデンサーを見ていただいたら、かなり古いタイプのコンデンサーが多くて、対応してる物が少なく、ここはパソコンとは違いが出る部分でした

でも・・・電気街で聞いて回ったのですが、やはり日本は素晴らしい

事情を説明しながら聞いて回ると、置いてない場合は他のお店を紹介してくれます おかげで、手に入らないコンデンサーも入手出来たんですが・・・

やはり無い物は無いので、代用しました

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NSXメーターと揃ったコンデンサー

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外したメーター基盤

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今回、ハンダの吸い取り器を購入

ホントなら、もっと良いやつがあるんですが、何度も使うわけでは無いので5千円ほどの道具を入手

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交換するコンデンサーと基盤

えーと、ここで一番大きいコンデンサーに予期せぬトラブルと言いますか 同じメーカーのコンデンサーを入手出来なかった為に違うメーカーを買ったが為のトラブルですが・・・

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付け替えたコンデンサー右と外したコンデンサー左

購入したコンデンサーは高さがあって、メーター内に収まることが出来ませんでした

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浮いてるのが分かると思いますが、もっと具体的に・・・

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完全に当っています

速攻でネット注文しました

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ハンダ吸い取り器で作業中

他のコンデンサーは大きさに多少の違いはありますが、問題なく交換作業して行きます

ちなみに、無極性と極性があるコンデンサーがあるのですが無極性の場合はプラス・マイナスは無いですが、極性があるタイプは必ずコンデンサーにマイナスマークとそこだけ太い線のようなマークが付いてるので間違いが無い様に取付けします

同じコンデンサーが無い場合は、μFやV(ボルト)を高めにすることもOKです 逆に低くすることは不可です

ただし、リスクもあります

限界が高くなる為、容量の大きい電流などが流た場合、他の電子部品に影響を与えるリスク、オーディオ関係だと音の違いが出るリスクなどがあるので、影響が少ないかの判断は使う用途によって違うので、慎重に選択しましょう

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交換作業中

おせっかいかも知れませんが、ハンダ吸い取り器で吸いきれない場合は、一度、新しくハンダを盛ってから再度吸取ると綺麗に取れる場合があるので、知らなかった人はお試しください

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矢印のコンデンサーのみ残して完成です

後は、再注文したコンデンサーが届けば、組付けて完成となりますが、車両が無いので正常に作動するかは、まだ解りません

2018年5月21日 (月)

スカイライン・GTR、インタークーラー類取付け&ドライブシャフトブーツ交換編その2完成(^^;

寒暖差が出やすい季節なので仕方が無いのですが、それにしても嫌な時期です

これなら秋の方がよっぽどいい季節ですね

さて、フロント回りが完成いたしました(グリルがまだですが

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ヘッドライトも無事に取付け完成です

次は、フロントのドライブシャフトブーツ交換です

店主は、外側のブーツ交換は、何度も経験があるのですが、内側のブーツ交換作業に関しては・・・実は初めて(GTRのみ)

要は、他の4WDなどは経験がありますがニッサンのGTRだけ作業が初めてと言う事になります

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右側のドライブシャフト、インナーブーツが切れてグリスが出てひどい状態

スバルも、右のインナーが良く切れますが、GTRも右なんですね

ちなみにニッサン車は通常、外側のブーツが先に切れますのでお間違えのないように

今回は、ここだけ交換するのではなく、左右ともアウターとインナーのブーツを全て新品に交換します

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インナーのスプラインだけ残ってしまいました

最初は、少し強めに引っ張れば取れると思ったのですが、引っ掛けて外せるような溝がほぼ無いため、さてどうすれば?とマニュアルをネットでみたら・・・

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デフカバーを外して、中から外すみたい

シャフトを抜く関係でデフのオイルは抜いている写真ですが、まさかデフの内側からシャフトを抜くなんて・・・ニッサン恐ろし発想の転換です

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こちらはアウター側とシャフトのみ外した状態、右です

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こちらは左側のドライブシャフト

左側は、簡単な方ですが・・・ブーツ交換は面倒な方になっています

って、あちらを立てればこちらが立たずみたいな、ドライブシャフトですが、後に書きます

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矢印部分にスプライン部分が少し飛び出て見えています

マニュアルだと隙間にドライバーもしくはバールを使いテコの原理で抜けと記載してあり

簡単に外れはしたんですが・・・スバルやスズキみたいにリングで抜けないようにしてくれれば、引っ張るだけで外すことが容易なのにと思うのですが・・・

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抜けるとこんな感じです

ちゃんとぐりすは掃除済みです

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無事に左右のドライブシャフトを外すことが出来ました

フロントのデフカバーはパッキンではなく液体パッキンで固定してるので、先に組付けときます 液体パッキンを少しでも乾かす意味も含めての作業になります

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今回は、ワコーズの液体パッキンを使用 脱着時に楽なんで

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今回交換するブーツですが、純正とピットワーク製を使います

シャフトを外してブーツ交換するなら割れてるブーツを使うのはと思うかも知れませんが、ピットワークのブーツは、ウレタン系の素材を使っているので、純正のゴムに比べ耐久性は、他の車種で実証済みなので、迷わず選択をしました

なので・・・

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先に割れてる部分を接着剤とホカロンで温めて普通のブーツにします

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温めてる間にインナー側を組んでいきます(右側)

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こちらは左側になります

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インナーが終わったので、左右の外側を交換して行きます

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完成です

次は、当たり前なんですが・・・ 元に戻していきます

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左側ですが組付け中

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左の内側です

すみません、右側を撮り忘れてしまいました

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デフオイルを入れて完成です

最後にブローオフバルブの作動確認とインタークーラーの取付け不備によるホース抜けの確認するため、テスト走行

当初、初期設定状態だったので、調整が必要かなと思いましたが全く問題なく完成となりました

しかし、右のドライブシャフトを外すのにデフの内側から外すとは・・・何度もすみませんが勉強になりましたよ

2018年5月20日 (日)

スカイライン・GTR、インタークーラー類取付け&ドライブシャフトブーツ交換編その1(^^;

5月って、本来こんなに寒かったでしたっけ

最近は、気温の感覚がおかしくなって来ていますね

さて、以前にリヤデフのオーバーホールでかなり苦労したGTRですが、今回は、フロントのドライブシャフトブーツ交換と、お持込で社外インタークーラーと同じく社外ブローオフバルブの交換編になります

最初は、インタークーラーから

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写真が解りづらいですが、テールランプ部分に布カバーをして外国人対策をしています

R32はホントにすぐに売ってくれと外国人が来るので困っておりますが整備工場何だから、売る車が入庫してるなんてありえないんですけどね

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バンバーフェースを外した状態

この後、ヘッドランプを外してレインホースを外します

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並行してブローオフバルブも外します

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純正のブローオフバルブ(正式名ではありません)

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ヘッドランプを外さないとインタークーラーのツメ部分とダクトを外せません(見づらくてすみません)

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レインホース取り外し後

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今回加工する部分

ちなみに、マーキングしたところだけでは足りませんで、もう少し大きくカットしました

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写真左がブリッツのインタークーラーで中央が純正です

厚みがある分、面積が少ないので空気の流れを良くするために作ったのかな

ただ、どうなんでしょ?空気を冷やす意味ではメリットが少ないような気もしますが、レース界では一流企業のパーツなんで、パワーアップするんでしょう

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先程から写真が前後しますがインタークーラーを外すとこんな感じです

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ボルトオンとまでは行きませんが仮付

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電動ファンとの隙間はミリ単位の隙間

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こちらはグレッディー製のブローオフバルブ

説明書は、簡単な能書きだったのですが、純正側のホースを左右入換たり、純正のステーを全て外さないと付属のステーが取付できないなど、少し難易度ありです

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取付け完成

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レインホースの加工箇所、その1

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その2

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その3

このまま組むとカットしたところがサビてしまうので、錆止め処理をします

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処理後

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取付後

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グリル部分も綺麗に逃げが出来ています

さて、レインホースを加工するということは、必然的にバンバーフェースもカットします

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カットする場所に他にキズが使いないようにマスキングしておきます

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すいません、カット写真を撮り忘れましたがバンバー取付後

ナンバーまで取付けたのですが、後でヘッドランプが取付できないことに気づき、バンバー外しました

本日は、ここまでになりますが、次回は完成編になります

続く

2018年5月19日 (土)

ホンダ・エリシオンRR系、チューニング編その7、足回り交換にて完成(^^;

本日は雨の予報でしたが、朝方でやんだようですね

21世紀にもなり、文明は日進月歩進んでいるのに天気予報だけは、未だに昭和時代の予報のようですね 

さて、ようやく欠品だった部品が揃ったので完成へと作業を進めて行きます

まずは、お忘れになったかも知れないので全体の写真から

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最後の作業となる、足回り(ショックとサス)交換になりますが、作業ついでにエアーエレメントを社外品へと交換もして行きます

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フロント左側(手前はエアークリーナーボックス)

作業してて途中で気が付くんですが、上のカバーだけ(エアークリーナーボックス)だけ、外せなくて結局この状態でショックを外しましたが(狭かった

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右は、ブレーキのリザーバータンクをズラす事で解決

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ショックはビルシュタインサスはタナベです

日本の代理店は、エナペタルさんなんですが、ビルシュタイン側に車種設定が在るとオリジナルカラーである黄色とビルシュタインのステッカーが付けられるのですが、今回のエリシオンに関しては設定が無いので当初、エナペタルさんのオリジナルカラーで作成されることになったのですが、オーダーメード品と前にもエナペタルさんに受注をお願いしてる関係からか ビルシュタインカラーで作成していただきました

ちなみにオーダーメイドですがショック1台分の価格は16万諭吉くらいで可能です

車高調などは20万諭吉近い値段になるので、自分の都合で硬さや組み付けるサスペンションに合わせて作ってくれるので、決して高い買い物では無いと思います

余談になりましたが、ここからはサクサクと・・・

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こいつが欠品で2週間以上も待たされたゴムブッシュ

社外部品(サス、ショックLEDバルブも含め)は、時間がかかったとは言え、2週間以上も掛かる様な事はありませんでしたが、純正部品が欠品で待たされるなんて・・・古い車ならまだしも10年未満の車でこれですから・・・頭痛いっすね

そうは言っても、生産廃止よりは良いので、組付けていきます

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ノーマルのフロント足回り

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ホンダお得意のフォーク部分を外します

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外したフロント足回り

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組付け作業中

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純正パーツを再利用するのはアッパーマウント(シート)のみで他のブッシュ、ラバーマウント類は全て新品を使用します(リヤも同じです)

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フロント足回り組み込み完了

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ボディに取付後

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一緒にエアーエレメントも入替えます(社外のK&Nスポーツクリーナー)

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次はリヤです(右左が違っていますが撮り忘れです

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サスとショックを外した後・リヤ

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リヤの足回り部品

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サス組付け中

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ショック組付け後、完成です

前後とも片側の写真ですが、4輪とも組付けが完了して、若干車高が落ちたので、アライメント(フロントトーイン調整)をして、ライトに関しては、ヘッドランプを脱着してHIDとLEDバルブを組付けてますから、ライト調整もテスト走行も含め完了しています

最後に、ビルシュタインのオーダーメイドに掛かる時間は、約2週間

ただ、仕様変更はオーダーしてから1週間以内ならOKだそうですから、細かく変更をしたい方は、結構余裕が在るかと思います

オーダーメイド

下手な車高調より、良いっすよ

2018年5月18日 (金)

フォルクスワーゲン・ビートル、エンジントラブル編(^^;

今日は、予報に比べて暑く無かったですが少し蒸し暑い1日なりました

さて、今週は待っていた部品たちがたくさん届きまして・・・

一気にブログアップしたいのですが、順番に進めさせていただいます

まずは、大型連休明けにご入庫のワーゲン・ビートルからです

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症状としては、エンジン始動不良で、当初燃料ポンプ系のトラブルと思っていましたが

燃料ポンプは問題無い様ですので・・・プラグ関係を調べようとエンジンカバー

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ワーゲンマークのカバー

外したら・・・

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アイドリング制御用のソレノイド配線

こいつが断線してショートしています

普通、故意にやらない限りこんな状況は有り得ないと思うのですが、切れることって在るんですね

通常ならありえんのですが、外国車はあり何でしょうか

不思議がっても仕方がないので、まず配線を修理して限りなく元に戻します

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修理後

店主も1箇所を見ると周りの状況が確認出来なくなってしまっているのかもう一つ不具合箇所がありました

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ブローバイホースが切れていました

この車両は、エアフロが付いてるので、ここが切れてエアーが侵入すると調子が悪くなります

不具合の相乗原因で、エンジンがストップした可能性もあるので交換します

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写真左が新品

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無事に交換完了

さて、不具合は治したので、エンジン始動へと進みますがエンジンは掛かりません

やはり、他にも不具合が在るのか??と思ったんですが、ソレノイドの配線がショートしてることが気になっていて、もしかしてコンピュータ側が異常な電流を完治してシャットダウンしてる可能性も在るかと思い、バッテリーのマイナス端子を外して10分以上放置後、バッテリーを繋ぎ直してエンジンを再度始動してみたら・・・一発で始動

暖気中、途中で調子が悪くなるとか、アイドル不調も無かったので、テスト走行

ところが・・・

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バキュームのホース(プラスチック製)が割れています

テスト走行中、ブレーキが効かないトラブルが・・・

ただ、スロットルを放して少し経つとブレーキが効くので、ブレーキブースター(マスターバック)のトラブルか?何処からかエアーを吸うトラブルかと思い調べたら・・・案の定、ホースの劣化によるトラブルでした

ただ、店主も過去にプラスチックホースの取付けに苦労をしまして、ホットドライヤーで充分に温めてから、差し込んで繋ぐんですがうまくいかず、何度か失敗してホースを頼み直して赤字になった事がありました

このことから、お客様には出来ない旨を伝えましたが無駄になっても良いので交換して欲しいとの寛大な許可をいただいたので、作業をすることになったのですが・・・時代は変わっていて、値段は高くなりますが全てアッセンブリで交換するようになっておりました

古い人間って嫌ですね

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外した、劣化ホース

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写真左が新品部品

全部付いてくるのですが、こんな部品が3万近くします

ワーゲンって、結構良心的な部品価格なのに、悪魔のような値段

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ブレーキブースター側

ホースの加工が一切無いので、組む、バンドで止めるだけです

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新品取付後

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エンジン側

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真空ポンプ(電磁ポンプ)

何故か?エンジンの負圧だけでは物足りないのか

電動のポンプで真空を維持する用にしてるみたいですが、システムの概要は解りません

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コルゲートチューブが劣化してたので、代わりのチューブで組付けました

これで、一通り完成となり、エンジンのアイドル不調も改善されて、テスト走行も無事にブレーキも効くので完成となりました

しかし、熱にかなり弱いのは昔から変わって無い様ですが、日本が暑い国だから、対策が追いつかないのかも知れませんね

2018年5月17日 (木)

ホンダ・ビート、車検整備編(^^;

5月の半ばって、まだ過ごしやすい陽気だった様な気がしますが、真夏日に近い暑さが続きますね

関東も明日までとも言ってますが、この時期は天気予報も外すことが多いので微妙です

さて、ホンダ・ビートの車検整備になります

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修理や車検などで、他のビートのご入庫はありますので、経験は有るのですが、一番のネックはやっぱ幌ですかね

対外の幌は、年数が経って劣化して固くなってしまい、エンジンルームを確認する際に外せなくて苦労を良くしておりましたが、今回のビートは、嘘の用に幌が柔らかく、整備する側にとってあ大変楽なお車でした

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まずは、フロントフードを開けた状態

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トランクフードを開けると一部エンジンルームが覗けます

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ミッションオイルが少し漏っていました

ここに関しては、ドレンボルトの締付が悪くて漏っていただけなので閉め直してOK

ちなみに、オイルの量を確認したら問題はありませんでした(きちんと給油口を外して確認済です

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ブレーキパッドが残り少ないです

パッドに関しては、早いうちにブレーキローター交換又は研磨も含め検討してるようなので、とりあえず車検は通しました

別に法に触れてはいません

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リヤも少なめですが、フロントよりは問題ないレベルです

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さて、肝心なエンジンルーム

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せっかく幌を外してエンジンルームを開けたので、エンジンオイルもここから給油し、クラッチレリーズもオイル交換をします

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エアーエレメントは大丈夫でした(トランクルームから)

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クラッチフルード抜取り中

ちなみに写真上の下には燃料タンクが付いています(イメージ的には安全タンクみたいな物が付いています)

特に交換部品などは無いので、普通に車検整備して完成となりますが・・・

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スペアータイヤの空気圧は忘れません

無事に車検は合格し、後はお客様にお渡し出来るようにするのみになりました

車検整備ネタが続きましたが、いよいよエリシオンの完成編です

履歴がございますので

2018年5月15日 (火)

スズキ・エブリィ、燃料ポンプ交換、デフオイル漏れ修理、ブレーキシュー交換編(^^;

本日は、2日目の夏・夏・夏です

明日も真夏日予想なんで3日連続夏でしょうか 5月です

さて、余談はさておき、以前にエンジンオーバーホールをしたスズキ・エブリィ

今回は、慣らしも無事に終わった?と思うのですが、燃料ポンプ交換と店主が交換し忘れてしまった、デフからのオイル漏れ修理、ついでに頼まれたリヤのブレーキシュー交換です

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あれ?オイル漏れが止まってる

ヤバイ もしかして交換しないで渡してしまった為、オイルがほぼ無くなってしまい、オイル漏れが止まってしまったのか

やっちまったと思ってましたが・・・

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勢いよくオイルが出てくる・・・???

おかしいな??

普通、オイル漏れしてるとオイルの量も少ないからこんなに勢いよく出てこないはずなのに、普通にオイル交換する状況と同じ量が出てきます???

お客様にお渡しする際に確認をとったら覚えて無いみたいでしたが、18万キロも走ってる車のデフオイルでは無いので、一度交換はしているようです

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コンパニオンフランジを外した後の交換前のオイルシール

どう見てもオイル漏れが止まっています

以前にもブログで書きましたが、多分と言いますかほぼオイルの入れ過ぎによるオイル漏れが原因かと思います

オーバーホールでお預かりした時は、明らかにオイル漏れが酷かったのに、現在漏っていないのは、余分なオイルが出てしまった為に止まったのでは無いかと思います

仮に、普通にオイル漏れが起きていたとしても、全てのオイルが抜けることは少ないので、壊れるまでのトラブルにはならないにしても、店主の交換しなかったミスは反省しているところです

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新品へと交換します

どっちにしても、トラブル原因は防ぎたいので交換します

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前後してすみません、オイルシール取り外し後

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新品のオイルシール取付後

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トルクレンチでコンパニオンフランジを取付けます

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ロックナットをかしめて、プロペラシャフトを取付けて完成となります

次に燃料ポンプ交換へと

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最近は、インタンク式が常識になっていますので燃料タンクを外します

ちなみに、車種によってタンクを外さなくても交換できるタイプもありますが、エブリィは外さないとアクセスできません

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意外にミッションジャッキ使えます

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タンク取り外し後

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中央に有るユニットを外します

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新品との比較と分解後

燃料ポンプの不具合に付いては、車によるので一概に交換時期は不明なのですが18万キロも走っているので、予防の意味で交換します

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新品組付け後

後は、元に戻して行きます

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取付け後

順番的にどっちと思うかも知れませんが、元に戻した状態になります

最後は、リヤのブレーキシュー交換です

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ビフォー

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アフター

当店で車検はしていないので、履歴が全く不明ですが、多分初めての交換だと思いますが結構ギリでした

以上で、完成となりました

2018年5月14日 (月)

ダイハツ・ムーブL175系、エンジン異音修理と車検整備編(^^;

今日は、夏・夏・夏ココナッツって歌いたくなるような暑い1日でしたね

暑い中、2週間前から深くにも左目がモノモライになってしまい、薬局で薬を買うも治らずで、本日眼科に行って来ました

大型連休中だったので、仕方なく薬局を頼りましたが、当初は一次的に回復したので、医者にお世話にならずに済んだと思ったら・・・最悪の状態になりました

市販の薬は、初期状態なら良いのかも知れませんが、悪化したら素直に眼科に行くべきですね(ノ_-。)

さて、車検整備でご入庫のダイハツ・ムーブなんですが、寒い時に特にエンジン始動後にバタバタと音が出るとのことで、異音修理も含め原因を調べて行きます

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早いもので7年目、3回目の車検です

距離は、3万キロ程度なんで、それほど交換する部品はありませんが、細かい部品などの交換は出てしまいます

これは、距離が少ないとか多いと言う問題とは関係なく、お住まいの環境や、ちょい乗りが多いとか、過走行だとかによっても部品は変わりますが、走行キロが少ないからと交換部品が無いと言うのは絶対にありません

例えば、タイヤだってまだ山が有るのに年数が経って来ると劣化でゴムがひび割れて交換なんて事って有リますよね

それと同じことが起きるとの意味です

また、余談話になりましたが・・・続きを

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まずはスパークプラグから

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エアーエレメントは交換です

3万キロちょい超え程度なんで交換はまだと思いますが、環境によって汚れて入れば交換はした方が良いです

エンジンだって人間と同じで、汚れたフィルターから空気を吸うより、綺麗なフィルターから吸ったほうが良いでしょ

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ブレーキパッドはOK

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ブレーキシューもOK

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片側だけの写真ですが、ブーツ類もOK

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エアコンフィルターは、定期交換部品なので、交換します

エアコンフィルターは、1万2千キロ又は1年交換が基本ですが、2年ごとでも大丈夫だと思いますが、走行キロが多い人は、早めに交換した方がオススメですよ

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車によりますが、細長く空いてる部分にフィルターが入ります

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スペアータイヤの空気圧調整前

何度もブログでアップしてますが、当店では必ずスペアーの空気圧もチェックしています

前回の車検に空気圧を調整してる場合、大体半分くらいまで空気圧が落ちますので、ホントなら最低でも1年に一度はチェックしたいですね

パンクに縁が無い人にとっては、気づかないし、チェックしない箇所かと思いますが、パンクして初めて気が付くんですよね 当店では、車検の時や定期点検の車ぐらいしか出来ませんが・・・

さて、一通りの整備が終わり、異音原因の確認へと

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早くも原因判明

寒い時期が目立つように音が出ていたそうですが、ここ最近暖かくなって来たら、音が消えた様な状態ですとのお客様の説明でしたが、エンジン冷やしてから始動したら、バタバタ音が写真矢印のエアーダクトから聞こえて来たので、多分これかなと思いました

何故なら・・・

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外したら・・・音が消えた

なんか、スズキだったか?ワゴンRもダクトのクリップが外れると似たような異音が発生して治した記憶がありますので、まず間違いは無いかなーと思います

では・・・何処がですが

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矢印2箇所が、当たる部分

多分、エアーダクトを固定しているゴムが劣化して遊びが出来、振動で写真の部分に当たることで異音の原因になったのではと思います

当初、スポンジかゴムなどを付けて対策しようと考えましたが・・・

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良いもの発見(ブレーキのブリーダプラグキャップ)

こいつが丁度・・・

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ピッタリ

プラグキャップのおかげで、ダクト取付後も音が出ず、解消されました

同じL175系で、バタバタ音が出る場合は、試す価値は有るかと・・・

2018年5月13日 (日)

ホンダ・エリシオンRR系、チューニング編その6、TVオーディオ配線取付け編(^^;

今週は、決して忙しい訳では無いのですが、細かい整備が多くて、お客様にお待ちいただいての整備もあって、この間から本格的な整備のブログをアップ出来ていませんが、本日も同様、細かい整備編になります

まだ、ショック部品が来てないので部品待ちになっていますが、オーディオ関係の配線取付けをご依頼いただいていたので、アップさせていただきます

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TV用の追加コード(写真の取説はこの車両用ではありません)

純正ナビには、あるあるのパーツですが

走行中にもDVDやテレビが見れるようにするための配線割り込みコードになります

社外ナビだとパーキングコードをアースするだけでTVやDVDを見ることは容易ですが、純正はパーキング以外に車速センサーやシフトポジション位置などと、メーカーにもよりますが、色々とトラップがあって、専用の追加コード(写真のもの)や箱物のキットなんかも出回っております

要は、信号が来ないようにすれば良いのですが、配線を調べるのは大変なので、ここは素直に市販で販売してるものを購入した方が、安く付く場合が多いと思います

さて、続きを

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センターコンソール部分

エリシオンは、モニター部分とナビ本体が別になっていますので、本体側を外します

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写真左側が本体です

最近の車は、クリップで止まってることが多いので引っ張って外す作業が多いのですが、力任せに外すと壊れるので、丁寧に外します(新車簡単ですけど

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解りやすく

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パーキングボタンが有る、ドリンクホルダを外します

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最近はボルト止めが多いですね

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矢印するの忘れてしまいましたが写真下の青いコードに割り込ませます

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割り込ませた直後

そのまま組んでしまえばそれでも良いのですが、この追加コードのコルゲートチューブ

ただ、かぶせてるだけですぐに外れる状態

これでは、しょうがないのでビニールテープで巻いて外れにくくしました

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巻き付け後

この後、組付けて行きます

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少し長くなりますが、奥行きがあるので問題はありません

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本体を取付けて確認中

ホントなら、走行すれば確認が確実に取れるのですがパーキング解除してドライブをDレンジに入れれば対外はTVは映らなくなるので、大丈夫かと思いますが、後で走行テストもして確実にしたいと思います。

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ちなみに後部座席の方も走行中見れるようになります

前回ブログ同様、細かい作業編になりましたが、休み以外毎日のことなんで、色々な作業をアップさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます

しかし・・・普通後部座席は見れるようになってると思うんですが、メーカーって、ここはぬけさく君なんですね 観光バスは見れるのに・・・

2018年5月12日 (土)

ニッサン・ステージア、ウエザーストリップ交換編(^^;

本日は、少し変わりネタになりますが、これから梅雨にも入っていくので、その前に劣化したウエザーストリップ交換をアップさせていただきます

車は、ニッサン・ステージアになります

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今回は、右側だけになります

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ゴムが切れています

このステージアも決して新しい車では無いので、部品が出るうちにと交換になります

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意外に簡単に外れます

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隠れクリップ

このウエザーストリップはT型になっていて、フロントリヤのドアガラス用のゴムモールになっています 

ただ、フロント、センター、リヤ側の部分には固定用のクリップで止まっており、リヤ側に至っては、化粧パネルを浮かせないと外せない構造になっています

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上が外したウエザーストリップで下が新品

新品のウエザーストリップには、シリコン系の液体が塗ってあるので、扱いづらいですが、はめ込む部分のレール部分に簡単に取り付けしやすいので、そのまま取付けた後、最後に拭き取ります

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取り付ける前に綺麗に汚れを除去、リヤ側

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センター側

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フロント側

完璧にとは行きませんが、土汚れなどは綺麗に掃除出来たと思います

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センター側取付後

取付けのコツは、真ん中から取付けたほうが楽かな

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フロント側取付後

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リヤ側取付後、この後パネルを固定します

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完成

さすがに新品だけあって、黒くて綺麗です

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ドアを閉めた状態

修理屋さんが、このネタをアップして良いか悩んだんですが、店主もこういった作業もしますよみたいな意味でアップしました。

最後になりますが、部品代は約2万を欠けるぐらい(税抜き) ただし、年数が過ぎて行くにしたがって値段は上がって行きますから、部品があるうちもしくは高くならないうちに交換できるなら交換した方がオススメですよ

ちなみに、来月は左側のウエザーストリップを交換します

2018年5月11日 (金)

ルノー・カングー、クラッチオーバーホール編その2完成(^^;

天気が良く暑くなるのは嬉しい限りですが、相変わらず風が強いのは何とかなりませんかね

さて、続きを

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新品との比較

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アフター

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クラッチ取付後

ミッション側のレリーズベアリングとクラッチカバー取付けが終了したので、ミッションを載せる前にクラッチワイヤーを入れ替えします

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右ハンドル車のブレーキブースター(マスターバック)そばにワイヤーがあります

事前に室内側から外しているので、そのまま引き抜くと簡単に外れます

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取外し中のワイヤー

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新品ワイヤーとの比較

前回のカングー同様、ワイヤーを切って外しました(その方が楽なんで)

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ミッションをドッキング完了

通常なら、逆の手順で組んでいくだけなんで、ここまでお伝えする必要が在るのか微妙な部分ですが、前回のカングーより少しは詳しくお伝えできたらとの店主の考えです

これを見て、個人で作業する方が居るかどうかは解りませんが参考になれば幸いですかね

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室内側クラッチワイヤー

必ず、ミッション側のワイヤーを取付けてから室内側のワイヤーを取付けてください

って、どっちでも良いんですが

次は、クラッチオーバーホールついでに水漏れが在るとのことで、ダメなら交換になるのですが、もし修理等で対応出来るならと点検です

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現在は、漏れがほぼ無い様ですが・・・

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ホースバンドを追加

実は、ヨーロッパ車全般に言えるのですが、水回りの一部に樹脂製のパイプを使っています

国産メーカーも使うようになっていますが、さすがは国産だけに樹脂の作りがしっかりしてるのか古くなっても耐久性は良いのですが、何故かヨーロッパ車の樹脂は古くなると柔らかくなる材質みたいで、ちょっとした衝撃で割れてしまうため、ホースを外す事自体が交換する前提となります

なので、漏れが現在止まっている状態なので、交換するよりプラスでバンドを足して漏れを無くす方向で修理しました

普通は、こんな事をしませんが、予算もございますし、早めに交換作業をしていただくことで対処させていただきました

結果的に、テスト走行もしましたが漏れが確認できなかったので、気をつけつつ様子を見ていただくことでお客様と承諾を得ております

では、クラッチの続きを

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メンバーを付ける前にドライブシャフトを取付けました

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ミッションオイルを入れてます

メンバーが在るとちょっと邪魔なんで

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メンバー取付けます

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取付中

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メンバー取付とスタビ取付中

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センターのエンジン・ミッションマウントの取付

国産の口型メンバーって、エンジンマウントを必ず2箇所もしくは3箇所に固定する方法を取って居るんですが、ルノーはボディ補強がメインのようで、唯一メンバーに止まってるのはここだけですが、ねじれ側の強度がこれで出るとは・・・さすがルノーです

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チェンジレバーを取付

ルノーはチェンジレバーが下側に付いていますが、構造的にオイル漏れがしやすい構造のようです

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下回り最後のカバー取付です

このカバー ハマってるだけなので、少し下回りをヒットしただけでも外れやすくなってしまいます

新品に交換すれば良いのでしょうが カバーに穴を開けてタイラップで固定すると外れにくくなるので、同じ車でお悩みの方にはオススメです

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グリルとボンネットを付けたら完成

後は、ボンネット類を取付けて、テスト走行後、問題なければ完成となりますって完成しました

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下回り完成後

通常なら、1日で出来る作業ですが・・・店主一人なんで

2018年5月10日 (木)

ルノー・カングー、クラッチオーバーホール編その1(^^;

本日も寒い1日になりました

本題の前に、我が家のツバメ夫婦も巣が無事に完成し5個の卵を生み、現在・・・

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温め中

でも、すごいところに作ってくれたんで、生まれた後のフンの処理をどうしようかと考え中の店主です

さて、4年ほど前に同じ型式のカングーのクラッチオーバーホールをアップしたことがございますが、前回は、年末に近い時期でもあり、詳しくお伝え出来なかった事もありましたので、今回は、少し写真の量も増やしてお届けしたいと思います

では、作業車両から・・・

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昨年、車検でお世話になったカングーですが、車検時にクラッチが重いので、そろそろ交換時期が近いのはお伝えした記憶がございますが、今回ご入庫となりました

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まずは、口型のメンバーを外すのですが・・・

先にミッションオイル抜き取りから

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ミッションドレンプラグ

見た感じ、スズキやホンダの様なドレンプラグですが、全く違うので特殊工具必須です

店主は昔、アルファロメオ用に自作した工具を持っているのですが、この工具がなんとドンピシャ

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ボルトベースで作った専用工具

ただ、焼入れしてないから硬いと、ねじれちゃうのが難点ではありますが、壊れたらまた作ればみたいな感覚なので気にしてません

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少し硬かったですが無事に外れました

ここから、口型のメンバーを外す作業になるのですが、ルノーはクラッチペダルからの操作を油圧を使わずワイヤー式を採用しています

当然ですが、ミッションを降ろすので、ついでに面倒であるクラッチワイヤーも交換するために、最初のうちに処理します

実は、先に室内側のワイヤーを外しておかないと、ミッション降ろした時にリフトを上げたままになるので、室内に入って作業するのが難しいからです(後に分かります)

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室内のペダル(写真左がクラッチペダル)

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クラッチワイアー

店主は、取外しが面倒なんでワイヤーを切断して外しています

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矢印のところに本来のワイヤーの先っぽが引っ掛ります

前後して失礼しますが次は、いよいよメンバーの取外しですが下準備を

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ボンネット、グリルを外した後

メンバーに固定する用になってるラジエータとコンデンサーを梱包用のPPバンドで、脱落しないようにフロントアッパーサポートにくくりつけます

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この状態で上から外せる部分を取外して行きます

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次はドライプシャフトを外します

この作業は、メンバーを外してからの方が楽かなと思いますが、何故か先に作業を始めていました

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右はすでに取外し

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左ドライブシャフト

前回もアップしてますが、珍しいタイプなのでもう一度載せました

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左のドライブシャフトを外したミッション側

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次は、チェンジレバーの操作ロッド

店主は調整するのが面倒なので、根本から外しています

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メンバー取り外し後

こいつが外せると一気に作業が楽になります

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ちなみにメンバーを外した後のラジエータとコンデンサーです

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ミッション取外し中

外す時は、以外に簡単に行くのですが・・・

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無事にミッションが降りました

この写真と一つ前の写真を見ていただけると解っていただけると思いますが、エンジンを宙吊り状態にしてしまうので、サポートスタンドをそのまま固定した状態になります

先にクラッチワイヤーの取外しを書きましたが、この状態でワイヤーを室内から外すのは大変なので(前回、大変な思いをしてます)過去の経験上、外した方がオススメです

ちなみに、リジットラックで作業する場合はこの限りではありません

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外す前のクラッチカバー

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外したクラッチカバーとディスク

もうズルズル

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フライホイール

意外に減りが酷かったせいで、ディスクプレート盤(ブレーキパッドみたいな部分)を止めてるリベットが少し当って削れていました

ただ、浅い方なので、再利用しますが次は交換ですね

本日はここまでになりますが、次回は完成までお伝え出来ると思います

2018年5月 8日 (火)

ホンダ・エリシオンRR系、チューニング編その5、ブレーキパッド交換編(^^;

半袖でもOKだった陽気なのに今日は、軽くジャンパーを着ないと寒い1日でしたね

さて、相変わらずリアルタイムな作業ではないのですが今回は、社外のストリート系強化ブレーキパッド交換編を

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プロジェクトμのブレーキパッド

当初は、エンドレスの強化パッドをチョイスするはずでしたが、電子式パーキングシステム対応のパッド設定がないため、こちらを選択

プロジェクトμは、ブレーキダストが少ないタイプの設定が選べるのとコスト的にもリーズナブルなメーカーなので、店主もオススメなパッドではあるんですが・・・

ただ、後で分かりますがパッドのミスが後で発覚して、パッド交換で4日も掛かるという自体になったのですが、順番で説明しますね

まずは、フロントのブレーキ交換から

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その前に、ブレーキフルードを少し抜きます

ディーラーで車検整備をしたばかりなので、MAXまでフルードが入っているので、キャリパーを縮める分、フルードが溢れてしまうから、抜き取って起きます

ちなみに、店主がホンダのディーラーにいた時、ブレーキフルードはDOT-4が標準で使われていましたので、多分同じだとは思いますので フルードの入替えは今回しません

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フロントブレーキ

ボディーの割にローターが少し小さいような・・・

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純正パッドはまだまだたっぷりありますが・・・

説明する必要はないかなと思いましたが、ブログを見て頂いてる方が全て詳しい方では無いかも知れませんので、何故スポーツパッドに交換する事になった詳細を

要は、ブレーキを踏んでも甘くて効かないので何とかならないかと言うのがそもそもの交換理由でして、ただ、強化パッドがそれほどの効果が在るのかと言うのは、お客様の環境にもよります

つまり、頻繁にブレーキを踏む人(一般道など)や高速でも少し強く効いて欲しい方はフェードしにくいストリートタイプを選択すればいいし、高速道路やサーキット場などで、一気にブレーキングして止まりたい方は、もっと強化タイプがオススメです。

ただし、デメリットもあるので環境に合わせてチョイスしないと有効的に活用が出来ないので、選択ミスをすると、強化にしたのに止まらないなんて本末転倒になりかねません

少し余談になりましたが続きを

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キャリパーピストンを縮めた直後

こちらも、余計なお世話かも知れませんが、ピストンを一気に縮めると、ゴムブーツが空気によって膨れてしまいます

このまま組み付けるとピストンとパッドの間にブーツが噛み込んでしまいブーツ切れの原因になりますので、必ず空気を抜きましょう

ちなみに、膨れると言うことは、中に水の侵入が無い目安にもなりますしね

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アフター(空気を抜いた後)

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パッド取付後

写真は右側ですが左も同じに交換して完成となります

次は、まさかのトラブルになったリヤブレーキです

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キャリパーに太いコードが見えてるのが電子ブレーキ用のカプラーです

最近の車は、電子式駐車ブレーキシステムが多くなっています

一番わかり易いとトヨタのアルファード(現行)なんかが採用しています

アルファードの電子式タイプは、今回のタイプと違い、ほぼ自動で作動するタイプなんで、パッド交換時は面倒なんだろうなと思いますが、エリシオンのは、ただ単にパーキングのオンオフだけなので、エンジンを停止してから1分以上置いた後にカプラーを抜けばOKです(パーキングを掛けない事当たり前か

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リヤキャリパー取り外し後

後は、シビックやインテグラのキャリパーと同じでねじ込んで行くだけでピストンは縮んで行きます

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パッドを交換しようと箱から出したら・・・???

なんかピストン側(奥側)のパッドが4枚入ってる???

これでは、外側のキャリパーの爪の部分がパッドの出っ張りに当って取付けできません

部品商に電話するも、「合ってる」の一点張りで、詳しく説明をすると直接プロジェクトμに問い合わせてくれとの事で、電話して説明したら、間違えてピストン側のパッドを入れてしまったとのこと

こんな事ってあるんだね

急遽、プロジェクトμに着払いで直送掛けて送り直してもらいましたよ

で、届いたのが・・・

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これです

社外強化パーツのあるあるネタですが、仕方ありませんね

気を取り直して交換していきます

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組付中

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カプラーを付けて完成です

最後は、当たり前なことですがブレーキペダルを何度も踏んで、ペダルが上がりパーキングを作動させてロックがちゃんと出来ていれば、とりあえず完成です(テスト走行はします)

次回は、いよいよショック&サス交換編とオーディオの一部配線変更をして完成となりますが、なんせ部品が欠品でまだ届かないので、しばらくエリシオンはお預けとなりました

届き次第、アップさせていただきます

2018年5月 7日 (月)

ホンダ・エリシオンRR系、チューニング編その4、リジットカラー取付け編(^^;

短いようで長い大型連休も明けましたが、皆様はリフレッシュ出来ましたでしょか

店主は、ほぼ何処にも出かけることは無かったのですが唯一、迎賓館赤坂離宮に行って和風別館(要予約)も見てきましたよ

後にも先にも遠出したのは、ここだけですが

さて、休みボケも重なって余談になってしまいましたが本題へと

本来なら、リジットカラーと一緒に、前後のショック&サスも同時交換できればよいのですが、ショックを固定する、純正のゴム部品がまさかのメーカー欠品のため、5月中旬にならないと作ってくれない関係で、今回は、リジットカラー(スプーン製)のみのブログになります

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フロントメンバー

矢印は、カラーを取付ける主軸ボルト(4箇所)部分です

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リアメンバー

隠れているので、何処を指してるのと思いますがリヤも同じく4箇所の主軸に取付けます

まずは、フロントから・・・

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フロントのリジットカラー

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4箇所緩めたうちの1箇所、フロントメンバー

大体、1センチ程度を均等に落とした後、1箇所のみボルトを外すと2センチほど隙間が出来るのでカラーにたっぷりと付属のグリスを塗って組付けてきます

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グリスを塗った後1箇所づつ組付けます

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カラー取付けて締め込んで行きますが、1箇所づつなので、取付けたからって全部閉めては行けません

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グリスで汚れてますが、組付け後です(後で綺麗に拭き取っています

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組付け後

4箇所全部の写真を載せられればよいのですが、端折ってリアメンバーへと

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リヤのリジットカラー

リヤは、2WDと4WDがあるので、余分にカラーが付属しています

フロントメンバーと違い、右リヤマフラーと、スペアータイヤがじゃまになるのでマフラーは外してスペアータイヤは移動できる程度に遊びを作っておきます。

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右マフラーとスペアータイヤ

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マフラー取外してメンバーを少し落としています

後は、フロントと同じ要領で組付けて行きます

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カラーが入ってるのが見えるかと思います

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取付後

Dscn378901
完成です

ちなみに、リヤはフロントと違い、あまり重いものが無いために中々落ちないので、ちょっと苦労しましたが・・・何とか完成いたしました

次回は、ブレーキパッド交換編を

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