ホンダNSX・NA1、エアコン修理編その3(^^;
なんか春が早いですね
遅い時も早い時も有るから自然は面白いのかも知れません
さて、エアコンパイプ、コンデンサー類を外して洗浄作業します
ブロアーモーター取り外し後のエバポレータとエキスパンションバルブ
エバポレータに関しては(写真一つ上)、ガス漏れの不具合を含め、ダッシュを外してからの判断になりますが、通常エキスパンションバルブだけ交換なら、ダッシュ取り外しはしなくて良いようです
ただ、今回はエアコン修理ついでに旧ガスから新ガスへと変更をするため、洗浄しないとならないので外すのですが、こちらは次回へと続きます
実は、1本足りないのですが洗浄後の写真に写っているのでご容赦を
まずは外したパーツをシリコンオフ(塗装などで使う脱脂剤)で洗浄します
右はレシーバータンクで、左は今回導入するレトロフィット(旧ガスから新ガスを入れるためのバルブ)
何故?ここまでして洗浄しないとならないか
ご不明な方に今一度説明させていただくと、旧ガスは鉱物油系で、新ガスはアルコール系に近いガス
もう少し解りやすく言うとブレーキフルードはアルコール系でエンジンオイルは鉱物油系になると思いますが、この2つのオイルを混ぜると分離してしまいます
エアコンガスも新旧で同じ状態になるので互換性が無いのはご理解をいただけると思います
ちなみに、旧ガスから新ガスに変わった時期に代替えフロンなるガスが主流になった事がございますが代替えフロンはまさに新ガスであるR134aで、単純に注入バルブの口を旧ガスに変えただけの無知な代替えフロンでした
後にプロパンガス系の代替えフロンが出回りましたが燃えると言う理由で無くなってしまいました
余談になりましたが・・・
コンプレッサー、パイプ、コンデンサーに関しては洗浄組付けが終了いたしました
実際、交換したコンプレッサー、洗浄したパイプ、コンデンサーは、ガス漏れも発見出来なかったので、組付けをしましたが、この次は車室内のエアコンユニットであるエバポレーターを外して確認を取って行きます
ガス漏れ検査用に入れたガスはそのまま残っていたので、基本ガス漏れと言うより自然にガスが抜ける(ガス注入バルブから)状態だったのではと思いますが(年数経ってますので)、こればかりは原因が不明です
後は、車室内のエアコンユニット(エバポレータ)を外してからになりますが、その作業もECU(エンジンコンピュータ)が来ないと先に進みません
もう少しかかりそうです・・・続く
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