スバル・ディアス(OEM車)、エンジン内部水漏れ不具合編その1(^^;
風邪には気を付けているのですが、今日はクシャミが多い1日
風邪の感覚が無いので、もしかして花粉症デビュー
と、思ったら鼻毛が悪さしてるだけでした
仕事柄、環境は良くないので鼻毛がよく伸びるんでよ
さて、中々完成まで到達出来ない車両が多くて、頭痛い店主です
本日は、冷却水が減るトラブルですが、当初はヘッドガスケットが抜けてるのではとのお客様からのお見積以来からの作業となりました。
しかし、実際お預かりして確認すると、エンジン自体は調子が良く、しかもヘッドガスケットが抜けた時のような、ラジエーター側からの冷却水の吹き替えしも無い
古いエンジンしか見てないので、新しいエンジンの特徴なのか?とも思いましたが、エンジンがどんなに進化しても基本構造は変わりません。
オイルレベルゲージでオイルの色を確認したら、やはり冷却水が混入したキャラメル色になっています
スバルブランドですが、実際はダイハツ・アトレーワゴンのOEM車です
話がそれますが、スバルが軽自動車を撤退して最初のOEM車両になります
当然ですが、トヨタが株主なので、ダイハツの軽自動車がスバルの軽自動車としてラインアップ
OEMは、スバル以外でも国内メーカーでは昔から当たり前のように有りますので、詳しくは書きません
話を戻して、まずは、油脂類を抜いていきますが、エンジンは降ろしません
でも、降ろした方が楽なんですが、この車は降ろさなくて正解でしたけど
オイル交換したばかりだそうですが、気持ち良いほどキャラメル色
スズキとの違いは、エンジンハーネスがエンジンルーム内で分離出来ないこと
当初は、面倒だから、エンジン・ミッションごと降ろそうと思ったのですが、コンピューターハーネスが途中で分離出来ず、エンジン側からのハーネス取外しをしないとならないため断念
ヘッドカバー取外し後、冷却水の侵入がすごいけど、スラッジが無く綺麗
エンジンを降ろさないのですが、エンジンメンバーが邪魔なので外します
この後、オイルパンを外し、タイミングチェーンカバーを取外した後、ヘッドを外すのですが、一度オイルパンを仮組み、そしてエンジンメンバーを仮組をしてヘッドを降ろします
すごい二度手間なんですが浮いたエンジンを吊るすことが出来ないため、やむ終えない処置です
キャラメル色が強いですが綺麗な方です
明らかに、水漏れによる後があり、店主的には確信が有ったのですが、ここまで分解しているのにヘッドを外さないで終わらせることは出来ないので(これが原因で終わる可能性が少ないため)ヘッド取外しへと
ストレート・エッジを使い、ヘッドとブロックともに測定しましたが、店主の思惑通りと言いますか歪みや抜けなどありませんでした
要は、ウォーターポンプの取付け箇所の液体パッキンが運悪く剥離したせいなのか?そこから水漏れが進行してのトラブルの様です
しかし、このエンジン、作り悪いです
ヘッドガスケットなら仕方がないのですが、タイミングチェーンの脇をウォーター回りが紙一重で通るのですから
色んなエンジン分解してますが、こんな酷い作りは無いのではと思いますから、多分、同じトラブルが続出するのではないかと、心配ですね
この後は、組付けなんですが、部品の調達もあるので、こちらも次回へと続くです
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