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2018年1月

2018年1月30日 (火)

ホンダNSX・NA1、ABSユニット交換編その2完成(^^;

月末もあって、集金などが重なり、作業が順当に進むことが出来ない状態では有りましたが

何とかNSX完成となりました

続きを

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新しいABSユニット取付後

ようやく本体の取付けまで完成いたしました

ここからが実は本題で、配線の取り回し、ブレーキブースターの取付けなど進んでいきます

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配線取付けてアース線を取付けましたが・・・説見書と違う場所にアースです

線が短いので、最初の配線を改良したのかと思いますが、マニュアルの変更はちゃんとして欲しいですよ

応用は利くので問題は無いですが、電気系が詳しくない整備士さんは多分格闘するでしょうね

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こちらは左側に配線したABSコード

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主電源の配線

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一番厄介なブレーキブースター取付後

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助手席のグローブボックスを外すとABSコンピュータが矢印部分にあります

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当初は、ABSコンピュータにカプラーを差し込むのかと思っていましたが、実は新しいABSユニット本体には、すでにコンピューターが内蔵されているため、古いABSのアクチェーター以外の制御配線に追加するための変更配線コードだった用です

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こちらが外したカプラーに差し込む変更カプラー

一つ前の写真に記入してるカプラーに差し込んで元々のABSカプラーに組み込みます

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組付け後

まるきり裸状態なので簡素ですがビニールテープで巻いて固定します

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固定後

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室内にコードを入れる室外側は、ゴムのりで穴埋めしています

ここまで来たら、後は逆の手順で組み付けるのみに集中しますが、ここからマスターシリンダーオーバーホールへと

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その前にバッテリーは新品へと交換です

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今回は、マスターインナーキットで交換です

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分解後

お決まりの画像なので、組付け内容は端折りました

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シリンダー組付けと最後のABSとのパイプを取付けしました

この後は、エアー抜きと各パイプ取付部分のオイル漏れなどのチェックを経て完成となりました

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エアー抜き完了後

最後は、エンジンを掛けてチェックランプの確認と試乗してのABS動作確認です

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イグニッションオン、緊張の瞬間です

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無事に消えたー良かったー

試乗もわずかな距離でしたが、いきなり急ブレーキングして動作チェックして問題ありませんでしたので、最終チェックして完成です

しかし、終わったのが夕方だったので、お客様には休み明けの木曜日以降のお渡しになる予定です

2018年1月29日 (月)

ホンダNSX・NA1、ABSユニット交換編その1(^^;

本日は、少しだけ暖かい1日なりましたが、寒いと体が動かなくなるからキツイですね

熱い時もそうですが

さて、初代NSXですがABSユニットが壊れてしまったらしく、元々のABSユニットに交換するより、後期型ユニットに交換した方がメリットが大きいみたいで、ご依頼をいただきました

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実は、当店で何度か修理をさせていただいてるお車になります

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こちらが壊れたABSユニットです

今のABSには本体にブレーキフルードタンクなどはありませんが、ホンダ初期型のABSには、ユニット下にアキュームレーターがあり、高圧に保つことで、ABSを稼働させるようなシステムになっております

これが古くなるとオイル漏れや、ソレノイドなどが故障します

新しいタイプは、ABSユニット自体に基盤が点いてるんですが、本体より電子部品が壊れるパターンが多いです

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ザックリですが、今回交換するパーツです

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まずは、ユニットを外します

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外す前にマスターシリンダーが邪魔なので外したところ・・・

マスターシリンダーからオイル漏れしてました、こちらはインナーキットもしくはマスターAssyで交換しますが追加部品となってしまいました(しかもメーカー在庫)。

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ユニット本体取外し後

ブレーキパイプなどの配管類は、再利用出来ないので、ここは容赦なく切って外しました

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配管を取付け取外しするため、邪魔なブロアーモーター取外し

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フロント右のブレーキパイプを取付け取外しするにはブレーキブースター(マスターバック)が邪魔なので外しますが、過去に苦い経験があるのでマスターシリンダーを借り付けして取外します

簡単に書きましたが、このブースターの取外しにものすごく時間が掛かってしまいました

一人で作業するにはとてもじゃないけど大変な作業です

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室内側のブースター取付ボルト側

以前にも、マニュアル車のペダルを取外したことがありますが、普通の国産車のレベル以上の大変さで、腰が痛いっす

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ここのブレーキパイプを取外し取付けのためにブースター取外しです

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ABSとブースターです

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ダンボールにおいているのが今回取付けるABSで、右は壊れたABSです

ちなみに、ダンボールの上右下にあるブラケットは再利用する関係で、壊れたユニットがバラバラになっています

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組付け作業中

実は、お客様からパイプの配管図はいただいていたんですが、肝心なユニットとリヤに配管する分配用のPバルブっぽいのがどう言うふうに付くのか解らずしばし格闘してようやくここまできました

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新しいブレーキパイプの配管をするため、邪魔な部品を取り外しています(オートクルーズコントロール取外し中)

3本長いパイプがあるのですが、この3本を組み付けるためには色々と外さないと付きません

曲げて付ける方法もありますが、元の状態にするのは厳しく無理も掛かってしまうので、なるべく最小限の曲げで取付けていきます

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格闘中

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知恵の輪状態で半分イラっときてます

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左側完成です

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配管完成です

まだ、仮付け状態ですが、ここからユニット本体を取付けして行きますが、今宵はここまでになりますが、最後に古いABSユニットのカプラー処理を

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使わないカプラー

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カプラーごと切って絶縁した後、タイラップでまとめても良かったのですが、あえて残しました

次回は、ユニット取付け、ブースター取付け、ABSの配線の取付け、マスターシリンダーオーバーホールへと作業が続きます

2018年1月28日 (日)

アウディ・A4、車検、タイミングベルト他交換編その2完成(^^;

相変わらず寒い日が続きますが、風邪やインフルエンザが流行っております店主も手洗いうがいは忘れずにしています皆様もご自愛くださいませ

さて、1日間が空いてしまいましたが続きを

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カムカバーを外したエンジン(オイルメンテが良いので綺麗です

前回は、カムカバーの取外しまで来ましたがここからはオイルシール、スパークプラグ、タイミングベルト、ウォーターポンプ、ファンベルト交換へと

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まずはカムセンサーが付いてる側のカムシールを交換します

アウディのエンジンは、シングルカムプーリー側はベルトでもう片方のカムシャフトはチェーン駆動と、どうせなら全部チェーンにして欲しいところですがそこはヨーロッパ車(深い意味はありません)。

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センサー側、オイルシール取付後

続いては、タイミングベルトを外してクランクシャフト、カムプーリー側のオイルシールを交換します

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オイルシール取付後

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ウォーターポンプ交換中

取外し取付は写真なしですすみません

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左が外したタイベル類で右が新品

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タイミングベルト、ウォーターポンプ取付後

今回、取付けするタイミングベルトテンショナーは、オートタイプでは無く、通常のタイプ

オートからあえて通常タイプに変わっているのは何か??不思議です

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プラグも交換です

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テンショナーの張り調整中

合わせ位置があるのですが・・・

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取説付きで助かりました

合わせ位置で固定した後、クランクプーリー側を2回転してもう一度合わせ位置に調整します

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次は、ファンベルト、ファンベルトテンショナーを交換します

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エンジン側は、これで完成となり、元に戻していきます

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フロントサポート、ヘッドランプ組付け後

この後は、冷却水(クーラント)、外した際にこぼれたオイル類を給油後、エアコンガスを入れて問題なければ、バンバーを組んで完成となりますが、写真を撮り忘れています(時間が無くてすみません)

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最後は、スピーカーカバー交換です

こちらは、助手席側の内張りに付いてるスピーカーカバーです

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写真右が外したカバーで左が新品

外国車は、こういった細かい部品も出るので嬉しいですが、プラスチックを溶かして組み込むタイプで、気の利いたコテのようなツールが無く、ハンダゴテで処理

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処理後

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完成です

写真が少なくてすみませんが、無事にお客様へとお渡しが完了いたしました

2018年1月26日 (金)

アウディ・A4、車検、タイミングベルト他交換編その1(^^;

今日も寒い1日ですが、店主も寒くて手がかじかみ作業に支障が出ています

さて、本日BMWミニを終わらせる予定で、ブログもミニのアップ予定でしたが、届いた部品が全く違う部品で確認したところ、間違えて部品を出したとの事

結局、部品の関係で来週になってしまいました

という訳では無いのですが、車検整備とタイミングベルトなどの交換でご入庫のアウディをアップ

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エアコンガス抜取り中

実は、車検整備並びに継続車検はすでに終わっており、タイミングベルト、オイルシール、ウォーターポンプ、カムカバーパッキン交換などの部品待ち状態でした

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作業効率の関係で2柱リフトに載せます

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大ざっぱですが届いた部品と持ち込まれた部品達です

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作業前のエンジンルーム

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バンバー取り外し後

作業前のエンジンルームを少し見ていただくと分かりますが、アウディは基本、縦置きレイアウトでしかも4駆以外はFF駆動

しかも、FF車と同じエンジンルーム当然スペースがないため、手が入るのはファンベルト交換くらい

なので、タイミングベルト交換する場合、フロントのコアサポート、ラジエータ、コンデンサーごとそっくり外します

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取り外し後

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外したフロントコアサポート

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タイミングカバー取外し中

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無事にクランクプーリーボルトも外れました

オイルシール交換がない場合は、クランクプーリーのみ外すだけで良いのでクランクプーリーボルトは外す必要はありませんが、シールの交換も依頼されているため、外しましたが・・・硬いの何の

色んな方法を試したんですが、工具は壊れるし最悪で結局ガスバーナーであぶって隠伏とで戻したらあっさりと戻ってしまったガスバーナー最高

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バーナーであぶった分、少し焼けていますが常温で戻してるので強度に問題はありません

しかし、バーナーを使うまで格闘すること2時間以上

初めからバーナーの選択すればと思いますが、周りにバーナーの熱が伝わるとまずいので(オイルポンプなど)、周りを水でビショビショにしたウエスを巻きつけての準備もあるので、あくまで最終手段と考えていましたが、結局最終手段になりました

いくら、常温で冷やすことで問題ないとは言え、冬だししかも昨日今日と昼でも4度も行きませんから、考えますよね

さて、無事に戻ったので、タイミングベルトを後回しにしてカムカバーを外してパッキンと持ち込まれたプラグを交換していきます

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イグニッションコイルを外したらオイルでベトベト

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右が外したカムカバーとパッキンで左が新品パッキン

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右から、古いパッキン、カムカバー、新品パッキン

こちらも、この後組付けて行くのですが、タイミングベルトとカムシール、クランクシール、ウォーターポンプ交換へと続きます

最後に明日は、整備振興会支部の新年会がございまして、夕方4時にはお店を閉めてしまうため、ブログもお休みになる予定でおります

勝手を申して恐縮ですが、明後日から続きをアップ出来ればと・・・

2018年1月25日 (木)

BMWミニ、足回り、その他交換編その6(^^;

雪が溶けてホットしたと思ったら関東では48年ぶりの寒波らしい

当店が在る千葉県四街道市も、日中2、3°程度しか上がらず、作業に支障が起きています

さて、完成まであと僅かになりましたが続きを

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リヤの足回り交換へと

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写真右が新品パーツで、左が外したリヤショックです

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まずは古いショックからコイルスプリングを外します

スプリングは、フロント同様、再利用します

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交換中

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なお、フロント同様、キズを付けないようにゴムでカバーしてバイスに軽く固定しての作業をしています

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取付後

ショック交換は、フロントも含め完成となります

次は、マフラー交換です

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交換するマフラーです

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ボルト&ナット、ステー類

写真下のナットは、当店が追加で出した物ですが、急いで作成して送っていただいたせいか

マフラーを固定するボルトとナットの大きさが違っていて、取付が出来ないため、急遽当店で用意するはめに

急いでいても取付ボルト・ナットを間違えるとは・・・

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取付作業中

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取付完成

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違う角度から

ナットの間違えは有りましたが、マフラーの作りは最高ですね

センター出しですがピッタリ中心から綺麗に出口が出ています

残りは、格納出来ないドアミラーの交換のみとなったのですが、ドアミラーは、ディーラーの意見を参考にしたんですが結局、制御ユニットも交換することになりました

続きは後日、完成予定でアップします

2018年1月23日 (火)

BMWミニ、足回り、その他交換編その5(^^;

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雪がすごい

今朝の様子ですが、千葉の気象台では7センチですが、当店が在る四街道は10センチくらいですかね

雪かきするのに1時間以上も掛かってしまったんですが、これがアップする車に響くことになります

さて、大雪の中・・・

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クラッチキットが到着しました(午前中)

関東の雪事情を考えるとホントご苦労様の何物でもありません、ありがとうございますm(_ _)m

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洗浄後のベルハウジング

雪の関係で、届くと思ってなかったクラッチ部品が届いたので、完成させようと作業を開始

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フライホイールを組付け

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クラッチ取付中

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ミッション合体組付け中

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合体完了

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ミッション上の補機類を取付中です

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エンジンルーム内は、ほぼ完成です

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いよいよ、メンバー組付けに入ります

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組付け完了です

次は、再塗装をしたブレーキキャリパーの取付に入ります

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綺麗に塗装されたブレンボのキャリパーです

取付にそれほど時間は掛からない作業なので、サクサク進めます

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取付後

後は、ブレーキオイルのエアー抜きをして完成です

次は、リヤショック交換とマフラー交換になりますが、雪かきで時間が掛かってしまった為、本日夜の8時過ぎまで作業したんですが間に合わず次回へと続きます

多分、明日の定休日に作業する事になると思います

続きは休み明けにアップ出来ればと思いますが、他の作業がかなり押してますから微妙です

続く

2018年1月22日 (月)

スズキ・エブリィ、エンジンオーバーホール編その9(^^;

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本日午後3時過ぎ

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本日午後6時過ぎ

本日は、関東も大雪注意報が出ておりまして、たかが20センチほどの予想なのに首都圏は弱いですね

数多くの人が居るのに、未だに雪対策もせず、今ブログを書いてる時間帯でも帰宅できない方がたくさんいます

足元も固められない政府、東京都にがっかりですね

余談になりましたが、怪我の無い様ご自愛くださいませ

さて、1台を除き、全て部品待ちになったため、エブリィの続きを

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まずは、ウォーターポンプを組付けます

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組付け後

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エキマニ、エンジンマウント取付け

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次はインテークマニホールドを組んでいきますが・・・

写真のねずみ色部分は、以前にもブログで紹介した水回り部分ですが、虫食いが有ったので、液体パッキンを薄く塗ってパッキンとのダブル効果で水漏れを防ぎます

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インテークマニホールド取付後

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オルタネータ取付け

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配線、補機類取付け

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ほぼ組み付け完了です

次は、いよいよミッション組付けして車台に載せるのですが、部品待ちのお車がリフトアップ中のため、今宵はここまでになります

本日の雪の状況によっては、明日到着予定のパーツも日にちがズレるかもしれないので、またまた、予定が狂いそうです

しかし、自然には勝てませんな

2018年1月21日 (日)

BMWミニ、足回り、その他交換編その4(^^;

明日は、雪だそうですが千葉は、雨予報でも・・・夕方から夜まで降るようなら雪かも知れませんね

4年前の大雪にならないことを祈りますが・・・さて、続きを

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昨日の続きですがメンバーはこれで完成となります

メンバーはしばらく、取付けしないので一度別な場所に置いといてミッションを降ろします

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その前に、フロントのラジエータ回りを少し前に移動して取外ししやすくします

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このミニの良いところは、エアコンガスや冷却水を抜かなくても10センチ以上も前にズラす事が出来るのがすごい(まるでフォルクスワーゲン車みたい)助かります

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下からのミッション下ろす前の写真

ギヤーボックスをワザと外さないで残したのですが、結局ミッションを外す際には邪魔にはなりませんでした

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余裕がなくて外した写真ですみません、クラッチ部分

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オイルでベトベトのベルハウジング(後に綺麗に洗浄済みです)

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さすがBMWゲトラグ製のミッションです

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クラッチカバーとディスクを外した状態のフライホイール

ところが・・・

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交換予定では無かったクラッチディスクが摩耗してます

辛うじてギリギリスリッドが見えてますが多分うまく使えても1万キロも持ちません

お客様と連絡して、急遽追加部品発生となりました

今日は日曜日だから、発注して届いても最短火曜日組めないのは仕方が無いですが、オイル漏れの主原因を交換して、他の作業へと進みます

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やはりクランクエンドシールでビンゴでした

当初、オイルパンのパッキンも疑ったのですが、オイルの流れと伝わり方がどうも不自然だったので、オイルシールで正解でした

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写真右が漏れたオイルシールで左が新品です

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アフター(交換後)漏れたオイルも洗浄済

ちなみにミッションは、クラッチ部品が来た時アフター写真公開予定です

ここで、ミッション組付け作業は部品待ちになったので、他の作業へと

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続いては、ブーツ切れしたドライブシャフトインナーブーツ

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分解・洗浄後

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組付け作業中盤

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完成です

こちらは、まだ組付け出来ませんが、部品があると他の作業が出来るので手が止まることは無いから良いですねって、他に別な車の作業が山積みなんですが

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次は、ショックアブソーバー交換をします

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ハブナックルを外します

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外したハブナックル(左側)

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外したフロントショックと新品パーツ

ショックに関しては、新品のリヤショックも交換するのですが、今回はフロント回りの新品部品を並べてました

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すみません、いきなり新品ショック組付け作業写真です

外した写真を撮り忘れてしまいましたが新品取付けで、意外な工具が役に経ったので、そちらが嬉しく、ついこの写真から失礼します

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スタビレーのL型タイプの工具です(写ってるのは21ミリ)

正式な名称は忘れてしまったのですが、何時か役に経つ日が来るだろうと20年以上前に買った工具です

多分、タペット調整等に使う工具だったような気がしますが22ミリまで持っていました普通、タペットに22ミリまで必要無いから違うかも知れません

余談になりましたが、ミニのアッパーマウントを固定する部分の懐が深く、メガネやスパナ等が全く使えないのと、ショック交換をした方々は、ご理解いただけると思いますが、締付の際供回り防止にショックのロッドを固定しながらナットを締めないとなりません

ただ、アッパーマウントが回らず固定タイプならボックスで締めることは可能ですが、マウントにベアリングが入ってるタイプ(マクファーソンストラットタイプが多いです)だと固定することが出来ないため、インパクトやボックスは使えません

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組付け完了

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ボディ取付後のストラットショック

右側だけの写真ですみませんが左も組み付け完成しています

作業上、邪魔なのでハブナックルは後で組む事にしました

次回は、リヤのショック交換とクラッチ組付けに進んで行きたいと思いますが、部品待ちの関係で、少しお休みになります

2018年1月20日 (土)

BMWミニ、足回り、その他交換編その3(^^;

来週月曜は、関東雪予報なのですが、車検の予約を取った店主です

降らなきゃ良いんですが降ったら、店主自ら行くしか無いかな

さて、年を越してしまったBMWミニ

全ての部品が揃うまでコツコツ作業はしていたんですがようやく、全てのパーツが揃ったので交換作業に入ります

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時間が空いたので全体写真から

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揃った部品達(一部交換済み部品もあります)

おさらいですが、エンジンオイル漏れはクランクエンドシール、足回りブッシュ交換、ショック交換、キャリパーの化粧塗装後の組付け、ドライブシャフトブーツ交換、マフラー交換、ヘッドライト交換、ドアミラー交換、ドアブレーキストッパー交換、フェンダーモールクリップ交換など多数の作業になります

キャリパー取外し、ヘッドライト、ドアストッパー、ドアミラー系の交換不具合作業のブログはアップしてましたが、ここからは、残りの作業をアップして行きます

まずは、オイル漏れ交換作業をしながら、色々と複合的に作業をして行きます

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交換するショックアブソーバー・フロント

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交換するリヤショックアブソーバー

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エンジンメンバーを外す前

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ブーツ交換する右ドライブシャフト側

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内側のブーツが切れています

昔は、国産外車ともに内側より外側のブーツがよく切れて交換していたんですが、最近は外側より内側が切れるようになって来ました

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バンバーを外した後

このミニは、マニュアル車なのですが、クランクエンドシールを交換するには、オートマ車も同じくミッションを外さないと交換が出来ません

ただ、エンジンルームがすごく狭いため、本来なら、エンジンミッションごとそっくり脱着するには、フロント側のラジエーターやコンデンサーなど外さないと作業が出来ない作りのようですが、ここは国産車なみにエンジンを吊るすか支えるような方法で降ろさずしてオイルシール交換をして行きます

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マフラー部分

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外したマフラー

通常なら、マフラーを全て外さないのですが、マフラー交換もあるので外しておきます

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作業中に必要な工具を調達

元々、エンジンメンバー、ギヤーボックス、エンジンミッションごと降ろすのであれば、ここまで 追加の工具は必要無いのですが、イギリスからヨーロッパに変わったミニはトルクス工具がこれでもかと使われているため、持ち合わせの工具以上に色んなスタンスの工具が必要になりました(取り急ぎなんで、耐久性は重視していません)。

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邪魔なパーツは全て外します

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ようやく、メンバー取外しまで来ました

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外したメンバー

メンバーもそのままではなく、ロアアームのブッシュ類を交換します

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リヤコントロールブッシュ

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ロアフロントコントロール・ボールジョイント

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新品部品(家内撮影)

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ロアアームを取外し中(同じく)

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交換後と外した不具合部品

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左右交換終了

本日は、ここまでになりますが、メンバーのブッシュ交換は完了したので、メンバーは一時おいたままにしておいて、次回は、ミッション取外しオイルシール交換へと続きます

2018年1月19日 (金)

ホンダ・NSX、NA1車検整備、オイル漏れ修理編(^^;

またまた冒頭から失礼致します

レガシイのメーター見積でお問い合わせのお客様がいるのですが、返信してもことごとく戻って来ます。このブログを見ていただいていたら、ドメインの解除もしくは、正確なアドレスを記載して問い合わせいただけますと幸いでございます。

何せ、こちらが悪くないのに返信が来ないと言われるのが非常に苦痛ですので、お願い申し上げますm(_ _)m

さて、余談になりましたが、本題へ

車検整備とエンジンからのオイル漏れでご入庫のNSX

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ちなみにリアルタイムではありません

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フロントブレーキ

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リヤブレーキ

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ブレーキフルード交換(写真右はDOT3)

前回の車検から走行距離も少ないため、ブレーキ回り足回りなど問題が無いのでフルードの交換のみちなみにクラッチフルードは通常のDOT3で交換です

さて問題のエンジンオイル漏れですが・・・

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オイルパンパッキンからの漏れ

この時代のホンダ車は、何故か液体パッキンを嫌いゴム製のパッキンを使ってることが多く、NSX以外でもシビックからレジェンドまで皆ゴムパッキン

このパッキンの悪いところは、締めすぎても緩すぎても漏れるのが最大の難点

通常だとどうしても強めに締めすぎてしまいがちゴムも年数経つと劣化するから悪循環ですね

多分、定期交換部品なのでしょうが、何故このパッキン

ホンダってエンジンの作りは良いのに変なところが、ぬけさくなんですよね嫌いじゃないけど

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まずはオイルを抜いて

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邪魔なフロントパイプを取外し

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これで作業が楽になります

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取り外し後

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オイルパンです、少しオイルが残ってるので捨てます

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新品パッキンを付けて組付けて行きます

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取付後

この後、しばらくエンジンを掛けたまま様子を見ていましたが漏れは止まったようです

無事完成となりました

2018年1月18日 (木)

スズキ・エブリィ、エンジンオーバーホール編その8(^^;

今日は暖かい1日となりましたが、明日からまた寒くなり来週は雪になる予定だそうです

やはり、今年は積もるのでしょうかね

さて、今年は車検整備も多いのか整備をしながらの合間に組付けて行きます

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バルブクリアランス用シム

今週の火曜日に届いてはいたんですが、他の予約作業が車検整備だったので、後手に回ってしまいました

軽のエンジンは、ダイハツ、スバルなどしていますが、スズキはどうしてなのか不思議なほどバルブクリアランスが適正だった試しが一度もありません

しかも、同じK6エンジンでも年式でクリアランスが違うのですが、エキゾースト側は必ずと言ってよいほど狭い

もしかして、このクリアランスの狂いにもエキゾーストがダメになる原因があるのかも知れません

参考ですが、インテーク側のバルブクリアランスは0.18~0.23mm(冷間時)で、エキゾースト側は0.30~0.35mm

初期型がインテークエキゾーストともに0.18~0.23mmなんですが、最近のK6はエキゾーストのクリアランスが大きくなっています

でも・・・バルブ交換していない1番、3番も0.30mm以下の低いクリアランス

これでは、エンジンの調子も悪いハズ

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エキゾースト側にシムを組付け

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カム、タイミングチェーン組付け後

バルブクリアランスが順当に適正値になったので、ここからはガンガン組んでいきます

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カバー取付後

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カムカバー取付後

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オイルストレーナーのオーリングキットに入ってないんです

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ストレーナー取付後

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オイルパン取付後

ようやく、エンジン本体組付け完了です

次回は、補機類えお付け、クラッチ、ミッション合体へと進みますが少々後にアップになります

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