ニッサン・スカイラインR31ワゴン、エンジントラブル&車検整備編その1(^^;
暖かい日が続きますが本来、車検整備でご入庫予定(毎回ご入庫いただいてました)だったのですが、入庫前にバッテリーが上がっていたので、充電を兼ねて走行中エンジンが突然ストップ
ご入庫前に急遽、レッカーで運ばれて参りました。
当初は、良くある燃料ポンプの不具合か回転信号が拾えないクランク角センサーかと思っておりました
詳しく調べたいと思い、日産プリンスにサービスマニュアルの提供を求めたのですが、すでに破棄されており、本社から直接取り寄せるとの事で、待ってる間に店主の分かってる範囲で調べたところ、燃料は大丈夫、タイミングベルトのズレも無し(コマ飛び、切れなど)、火花が飛ばないのとインジェクターの作動音(クランキング時)が無いのでクランク角センサーを調べたら、パルス信号が無いのと、エンジンの自己診断機能が使えない事に気づき、まずはクラン角センサーが付いてるデスビを交換することにしました
パワートランジスターは在庫がありましたが、デスビは(デストリュビューター)はすでに生産中止のため、中古又はリビルトで探したら、リビルトありました
写真右はパワートランジスター新品と左はリビルトのデストリュビューター
いざ、エンジン始動を試みましたが、残念ながら始動出来ず
最初は、リビルトの不良と思ったのですが、測定したいのにサービスマニュアルのデータが未だに届きません
ここからは、測定も出来ず、もんもんと時が流れていたのですが、プリンスの技術担当の方が、かなり詳しい方だったので、店主の調べた結果と可能性について話した結果、多分ECU(コンピュータ)ではないかの疑いが濃厚になって来ました
しかし、新品も中古もありません
そこで、昔、店主が同じ車を乗っていたのですが、手放す時にエンジンは載せ替えており、元のエンジン、コンピュータも含め譲った方がおりまして、問い合わせしたところ、まだお持ちだったので、急ぎ送っていただきました
サービスマニュアルが届いたのは17日、コンピュータが届いたのは18日、調べたら、やはりコンピュータがどうしても怪しい、そこで取り替えて確認です
取り替えてすぐに自己診断を作動させたら、すんなり作動これはもしかしてと思い、エンジン始動したところ、すんなり1発始動
通常の不具合が多い原因は、デストリュビューターに内蔵してあるクランク角センサーの不具合が多く、特にRB系シングルカムやVG系シングルカムエンジンは、エンジンルームを洗浄した場合、充分乾かしてからエンジンを掛けるか、洗わないがセオリーでした(ツインカム系は大丈夫)
しかし、今回の用にコンピュータ自体が壊れるのは、まれなケースではありますが絶対では無いので、壊れるのは壊れます
これは、嫌な言い方ですが当たりハズレにも思う内容でもあります。
とにもかくにも、無事にエンジンも掛かり、次は車検整備をして、車検を通して完成となりますが・・・年度末のため、予約が一杯でして、さてどうしましょ
« スバル・レガシィBH5、エンジンオイル漏れ整備編(^^; | トップページ | ダイハツ・ミゼットⅡ、構造変更プロジェクトその7(^^; »
「車、整備」カテゴリの記事
- トヨタ・セリカ〷、A61系、デファレシャルオーバーホール、リヤハブベアリング交換、他整備その8再入庫編^^;(2022.07.01)
- トヨタ・セリカ〷、A61系、デファレシャルオーバーホール、リヤハブベアリング交換、他整備その7再入庫編^^;(2022.06.30)
- トヨタ・セリカ〷、A61系、デファレシャルオーバーホール、リヤハブベアリング交換、他整備その6再入庫編^^;(2022.06.27)
- ニッサン・180SX、車検整備、オイル漏れ修理、水漏れ修理、エアコン修理編その5(^^;(2022.06.26)
- ニッサン・180SX、車検整備、オイル漏れ修理、水漏れ修理、エアコン修理編その4(^^;(2022.06.25)
この記事へのコメントは終了しました。
« スバル・レガシィBH5、エンジンオイル漏れ整備編(^^; | トップページ | ダイハツ・ミゼットⅡ、構造変更プロジェクトその7(^^; »
コメント