トヨタ・アリストS16○系、オイル漏れ、水漏れ、異音修理その2(^^;
午前中、霰(あられ)が降って来て、ちょっとビックリ一瞬だったからすぐに晴れましたが、気温の変化が著しいので、体調管理には皆様、ご自愛くださいませ。
さて、すぐにアップ出来る予定だったのですが、メーカー在庫だったVVTプーリー(可変バルタイ)、偶然にも注文の時間差でメーカー欠品になってしまい、1週間も待たされることになりました
アリストもそろそろ、部品の調達が怪しくなって参りました
少し早めにVVTプーリーが届いたので、作業の続きを
まずは、タイミングベルトを外して行きますが、難関であるクランクプーリーボルトを戻します
なにせ、締付けトルクが330ニュートン(約33キロメートル)もあるので硬い
トヨタの特殊工具を使って戻していきますが、あまりに硬くて、バーナーでボルトを温めて戻しました。
ようやく、クランクプーリーを外し、タイミングカバーを外してここまで来ました
オイル漏れの不具合もありますので、カムプーリー、クランクタイミングギヤーともに外していきます
上の写真に矢印を入れ忘れてしまいましたが、気をつけたいのはこのストッパー
お客様側には、関係ない話ですが、プロ側には気をつけないと行けない部分です。
大概のエンジンには、このストッパーが付いていませんが、トヨタのクランクセンサーが付いてるタイミングベルトエンジンには、必ず付いてる場合が多く、しかも見づらいところにさり気なく付いてるので見落としがち
外れないと思って、ついプーラーで強引に外すとセンサーのギヤーが刃毀れを起こし、せっかく組んだのにエンジンが掛からないトラブルが発生しますので、面倒でも必ず付いてるか確認をしましょう
余談になってしまいましたが先へ
極端に、酷い漏れが確認できた訳ではありませんでしたが、漏れは確認できました。
これは、オイルシールを取付けするための工具で、クランク、カムシールのインサート用になります。
前回のタイミングベルト交換から5万キロ程度しか走っていないのですが、ベルトは新品に交換しました
途中の組付け写真は、元に戻して行くだけなので端折りますが、オイル漏れ点検など含め、完成となりました。
ちなみに、水漏れに関して、お客様からサイド確認のお願いがあって、車室内も含め確認し直したのですが、やはり漏れは確認出来ず、そのまま完成となります。
最後に、まだまだ20万キロぐらいの走行なんですが、そろそろ部品も欠品が増えて来ますので、早めのエンジンのオーバーホールも必要になって来るかもですね
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