ニッサン・GTR32、デフオーバーホール編その3(^^;
今日は、穏やかな晴天となったのですが、相変わらず寒いですね
それと工場の入口から見てたのですが16時近くから佐倉方面より黒い煙がキノコ雲状に・・・関東のニュースにもなりましたが中古タイヤ屋さんから出火したみたいです
この時期は、乾燥してるから他人事では無いなと、火の元には注意しないと思いました
さて、デフオーバーホールの部品が揃って来たので組付けて行きたいと思います
まずは、古いベアリング類、不良のベアリングも含め取外していきます。
まずは、パーツを綺麗に洗浄
さて、まずは、ピニオンシャフトのベアリングカラーをデフケースに組付け、シャフトを組んでいきます
組付け後、当然プリロードの測定になるのですが・・・
何故か既定値を大幅に外れ、軽く回らない状態
解らない方の為に簡単に説明をすると、プリロードとはベアリングの調整のことで、良くハブベアリングに調整が必要なのと全く同じ事をするのですが、テーパーベアリングは負荷を掛けすぎても緩すぎても故障の原因になります。
適切な調整を必要としますが、トヨタ車などはスペーサーが収縮することでプリロード調整が可能ですが、ニッサン車はシムの厚みとスペーサーの厚みで調整をします。
前者(トヨタ車)は、締めすぎてしまうとスペーサーを交換しないとダメですが、後者(ニッサン車)は、シム調整が決まるまで大変ですが一度決まってしまうとピニオンシャフトの交換がない限り設定不要です。
ただ、何故か??
いくら締付をしなおしたり、ベアリングカラーの挿入ミスを確認してもプリロードが決まりません
ベアリングの違いによるミスもありませんから、ニスモのLSDを組んだ際にピニオンシャフトのベアリングも交換してオーバーホールしてる可能性も高く、プリロードの調整ミスなのではと???考えてしまいます。
ただ、部品のミスも捨てきれませんがどう見ても同じ部品ですから、間違いは無いかと
それに、デファレンシャル側のサイドベアリングは何とも無いのにピニオン側のベアリングは2個とも負荷がかかって起きた異音ですから、もしかしてプリロードの不良が原因の可能性もあります
今日中に組付けして、明日には完成と考えていましたがプリロードの調整のし直しという厄介な作業がプラスになった分、今しばらく掛かりそうです
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