相変わらず、蒸し暑い日が続きますが、それに比例してエアコン修理も増えてきました
土日のガスチャージは厳しいのですが、平日は比較的に時間が取れますので、修理まで行かないけど、ガスチャージすれば、1シーズンとか2、3ヶ月程度は保つと言う方は、対応させていただきます。
さて、以前にも同じ型式のエアコン修理をした事がございますが、当時の修理も、やはり、コンプレッサーからの鉄粉など酷く、結局パイプ類以外は全て交換になりました


コンプレッサー以外も確認するため、室内のユニットを確認します

かなり、ゴミなどが多いですが、バラして確認をします。


エキパンとエバポレーターですが、やはり、真っ黒になっていて鉄粉プラス、コンプレッサー内部の擦れた細かい鉄粉が黒く粉状に回っています。
この状態ですと、さすがにコンプレッサー本体のみの交換は厳しくて、保証等を考えると・・・

ほぼ全て交換になります(写真参照)
ただ、パイプ関係は、掃除が容易ですから交換はせずに掃除のみで組付けて行きます。
エアコンのコンプレッサーをリビルトで提供している会社は、レシーバータンクとエキパンを交換して、コンデンサー、エバポレーターを掃除して対応してくださいと能書きが書いていますが、店主は掃除はせずに交換しています
何故なら、最近のコンデンサー、エバポレーターは、冷却効率を上げるため、とても細かく通路を作っているため、ところどころ鉄粉が詰まって、部分的に詰まって冷却が出来ず、冷えが悪いなどのトラブルが起きます
現に店主は、経験をしていて、お客様が2重にお金を払う事になってしまいました(事前に話はしています)
予算を少しでも抑えたい気持ちは、店主も同じ考えですが、10万で抑えたけど1年、2年以内で再修理になり、次は20万掛かってしまったとしたら、最初に20万掛けて治したことで、5年または10年近く保つほうが良い場合もあります。
ただ、乗ってるお車を何年乗ったら買い換えるかにもよりますが
さて、ここで予期せぬ整備が追加になってしまいました

コンデンサー交換の為、バンパー外します。

コンプレッサーを外す作業中
ここで、先ほどの予期せぬトラブル

スタビの下をラジエーターホースが???

しかも、ホースバンドがうまく止まっていなく、水漏れしています。
コンプレッサーを取外すのに、スタビライザーが邪魔になるので、かまぼこ型のゴムを固定するステーを外して、スタビを下に降ろして外すのですが、途中で止まって下まで降りない???えっ
ラジエーターのアッパーとロアーホースを何処かで交換をしたようですが、元のオーナーが自分で交換したのか?ディーラーで作業したのか?民間の工場で作業したのか?
分からないのですが、何故かトヨタ純正スーパーロングライフクーラントが入っていたので、町の修理工場では無いみたいですし、後は前オーナーかディーラー?かと思います。
普通、スタビの上を通すことで、インタークーラーまでのパイプも素直に付くのですが、強引にスタビの下を通しているから、ホースが潰れてしまい、さらにバンドも綺麗に固定が出来ていないので、水漏れもしていて最悪の状態です

水漏れが続いたせいで、カスが溜まって掃除が必要です。
エアコン修理が趣旨なのに、まさかの余計な作業がプラスになってしまい、呆れてやる気モードが半分以下に・・・

修正後
ホースの取り付け口は、綺麗に掃除をして取付けをし直しました。
途中の作業写真が無くてすみません

ちなみにコンプレッサーを付けた後の写真です。

取付後、前後してすみません
本日は、ここまでになりますが、冷却水のエアー抜きとエアコンのガスチャージは並行して出来ないのですが、当店では真空引き後、一晩放置するから、面倒だと思ってるのは意外に店主だけかな
もう少し、心を大きく保たないといけませんね
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